
「デジタル競馬最強の法則 Vol.21」が発売になりました。
今号も寄稿させて頂き、「有馬記念攻略 核心2ポイント」として有馬記念の分析を担当させて頂きました。
ブログ記事以外の重要なポイントも記載させて頂きましたし、その他記事も読み応え十分。
物価上昇の最中にあって価格299円を良心的過ぎると思いますので、是非ご購読下さい。
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皆様、こんばんは。
本日は「チャンピオンズC」の追い切り分析です。
本年の追い切り分析上位2頭の成績【10-5-7-32】勝率18.5%(単回値128円)・複勝率40.7%(複回値101円)と単複ベタ買いプラス。金曜に公開した「鳴尾記念」の追い切りも圧倒的最上位評価だったデビットバローズが快勝し、またまたまたまた結果を残しました。
追い切り分析の精度は日本一。今回もご期待下さい。
今回も評価は7段階(上から5→4→3+→3→3-→2→1)としました。
【2025 チャンピオンズC】
5点:該当馬なし
4点:ナルカミ
美浦W併せ。みっちりと乗り込まれる厩舎らしく、今回もコースと坂路併用で9本の速い時計を出していて乗り込みは順調。最終追い切りの全体時計が前走より2秒以上速くなったのは、レース間隔の違いでしょう。1週前時点で楽に動けていて良かったですが、今週も6F82.0秒の全体時計を出しながらラスト1Fを11.2秒でフィニッシュ出来ているのですから上々ですし、手応え的にはまだ余裕もありました。併せ馬で並び掛けてから予想以上に食い下がられましたが、併せた相手はアッシュルバニパルですから当然と言えば当然で気にする必要はありません。尚、1週前の左回りでの追い切りでは手前変換がスムーズで癖なく走れています。有力馬の中では唯一と言って良いほど調教過程にも動きにも文句がありません
3+点:ラムジェット
栗東坂路単走。正直なところ最終追い切りの坂路追いは地味で3+点に値するものではありません。それでも3+点にしたのは、1週前追いが非常に良かったから。そもそも飛びが大きい馬で坂路を上手く走れるタイプではないだろう点で今週の動きの地味さには目を瞑れますしね。25コリアCからウィークポイントである右腰の甘さを解消するために障害練習を取り入れ、小牧加矢太Jが調教を付けていますが、その効果の片鱗が見えたのが前走。そして今回の1週前追いでは前走以上にバランスが良くなっており、更には四肢の力感が明らかに増したことで推進力の高さに繋がっており、正に「四肢で馬体を運ぶ」動きが出来ていました。あれを見ると低く評価することなど無理で、今回は前走以上が期待出来ます
3+点:メイショウハリオ
栗東CW併せ。中4週の臨戦になりますが、コースと坂路併用で6本の速い時計を出していて乗り込みは非常に熱心です。テンカジョウに煽られた1週前こそいまいちでしたが、あの一追いで上昇。今週は格下相手ではありましたが、追われてからしっかり反応して2馬身以上併走馬を突き放しましたので上々で、2歳1勝Cに煽られた前走よりも随分と良いです。欲を言えば体のキレがもう少し欲しいですが、それでも前走からの上昇が大きい点で高く評価出来ます
3点:シックスペンス
美浦坂路併せ。中7週間隔が開きましたが、コースと坂路併用で速い時計は5本だけですから量的には不足感がありますし、24日本ダ―ビー以来となる坂路での最終追い切りである点も引っ掛かるポイント。映像確認前にこれらの調教過程を見た時には嫌な予感しかなかったです。ただ、1週前時点でかなり素軽く動けていて併せ馬で楽々先着出来ましたし、今週の坂路も古馬2勝Cルージュスエルテを圧倒する内容で上々。実際の動きを見ると、前述したようなことは心配不要なのかな?と思うようになりました。トータル的に流石に3+点は付けられませんが、それでも3点の中でも上位に位置する評価には出来ます
3点:ハギノアレグリアス
栗東坂路単走。この中間は目立つような速い時計こそ出していませんが、ここまで9本の速い時計を出していて乗り込みは熱心。量でカバー出来ていますので十分な内容です。1週前に併せ馬で一杯に追われて負荷を掛けられてしますので、今週は4F56.0秒とかなり軽めで終いだけを伸ばす形。全体時計が遅く余力があったことが大きいのでしょうが、それにしても回転の速さは目を惹きましたし力感も十分。手前変換時にフラついたあたりに休み明けを感じなくもないですが、それでも十分に走れる状態に仕上がっていると思います
3点:ペリエール
美浦W単走。前走は間隔を考えるとやや本数が不足気味で、時計の出し方的にも急仕上げ気味。その前走を一度使われたことで今回は良い意味で余裕のある仕上げが出来ており、目立つ速い時計こそ出していませんが、その必要はないでしょう。最終追い切りも単走としては上々の伸びで悪くなく、唸るほどの動きではないですが確実に上昇しています。前走のようなだらしない競馬にはならないでしょう
3点:アウトレンジ
栗東CW単走。中3週と詰まった間隔ながら、1週前には6F79.5秒の速い時計を出して一杯に追われ、最終追い切りの6F時計も前走と同じ。変に緩めることはなく攻めの姿勢を貫いている点には好感が持てますし、単走でこれだけ動ければまあ良いでしょう。ただ、研ぎ澄まされた感じがあった25帝王賞前に比べると物足りなさがあるのは事実。決して悪いとは思いませんが、もっと良い状態を知っているだけに評価的にはこれぐらいになります
3点:サンライズジパング
栗東坂路併せ。前川厩舎への転厩初戦。まずは馬体を増やし(元に戻し)、そこからどれだけ筋肉を付けて中身を伴わせることが出来るか、これがテーマの中間だった模様。1週前にコースで6Fから一杯に追われ、今週の坂路では自己ベストタイムを計時した内容はポジティブに受け取ることも出来ますが、私的には余裕のなさを感じてしまうもの。坂路の動きも4F自己ベストの時計を出したので仕方ない面はありますが、良い頃に比べると終いの脚色に余裕がなく、何とか間に合ったかなと言う感じです。ただ、新谷厩舎に転厩して馬体を絞った(減らした)レースではらしさが見られなかったわけで、それを一度リセットして再度体を増やそうとする取り組み自体はかなりポジティブに捉えてはいます
3点:ルクソールカフェ
美浦W併せ。中4週→中2週の詰まった間隔ですし、中京までの長距離輸送も控えていますから、中間は軽めの内容。最終追い切りでの併せ馬では遅れてしまいましたが、やり過ぎないようにがっちり抑え込まれたものですから遅れ自体に問題はなく、しっかり時計を出せているだけで十分。馬体の張りも失っていません。ただ、連戦の影響か前走よりもかなりテンションが高く力みが目立つことは気になる材料。臨戦過程からも良くて現状維持、テンションの高さを考えると前走ほど走れるか怪しい面もありますから、評価もほどほどのものになります
3点:セラフィックコール
栗東CW併せ。乗り込み本数こそ十分なものですが、全体的に時計負荷が軽めであることは気になりますが、今週はラスト1F11.7秒の時計以上にしっかり反応出来ており、その点には好感が持てます。ただ、全体的な活気やシャープさは昨年の方が上の印象で、3-点に近い3点評価
3-点:テンカジョウ
栗東CW単走。前走は坂路オンリーで仕上げられましたが、前走より間隔が1週長くなったことで今回は本来のコース重点の調教が行われていますので、この点では好感が持てます。全体に良い意味でリラックスして走れている点も良いのですが、恐らく他厩舎の2歳馬と思われる馬と併せ馬のような形になっても十分抵抗出来ていなかった点は気になりますね。全体に軽めの内容でしたので、いきなりトップギアに上げろと言われても無理なのは承知ですが、そこそこしっかり追われてからも反応する感じがなかったので・・・
3-点:ウィルソンテソーロ
美浦W併せ。激走後の中2週だった前走は状態を維持するための軽めの内容。そこから中4週が開いた今回はしっかり時計を出した攻めの調教が行われており、その点は良いでしょう。ただ、1週前とは言え格下の2歳未勝利馬に楽々先着を許した内容は「ん?」でしたし、今週も何とか同入したものの相手は格下の古馬1勝Cトゥルーサクセサーですから物足りず、良い頃には全く及びません。2走前の疲労が未だ残っている可能性もありますね
3-点:ダブルハートボンド
栗東坂路単走。中3週の臨戦ですから先週までは軽めの内容でしたが、今週は4F52.0秒とかなり時計を出して来ましたので、字面からは激走後の疲れは心配ないように思えます。ただ、その今週の内容が良くなくて、ラスト2Fは12.3-12.7秒とラスト1Fでかなり減速。鞍上も進みの悪さは当然分かったようで、残り1F地点で二発、残り50mでもう一発肩鞭を入れて気合を付けられており、かなり進みは悪かったです。坂路の最終追い切りで減速ラップを踏むのはデビュー2戦目以来、その時は4F51.7秒と全体時計が速くラスト2F12.3-12.4秒とわずかに減速しただけですから、今回はデビュー以降で最低の内容と言って良いです。流石に疲労が心配になります
3-点:ウィリアムバローズ
栗東CW単走。間隔が開いたなりに本数は乗られていて良いのですが、通常2週前→1週前にコースで負荷を掛けられて当週は坂路でやや軽めがパターンの本馬が、今回は今週日曜も水曜もコースで追われている点が不可解ですし、水曜については7Fから時計になるところを乗られて6F80.2秒のかなり速い時計を出していますので、やや急仕上げ気味なのではないかと推察されます。体の使い方にキレが無い動きもイマイチなもので、これではちょっと厳しいですね
2点:ヘリオス
水沢ダート単走。1週前ほどではないですが5F65.9秒とかなり全体時計を出す内容。ただ、飛ばした分でラスト1Fは12.9秒のラップ通りに一杯一杯になっており、時計的には1週前に比べても失速幅が大きかったです。また、四肢の捌きも良い頃に比べると緩慢になっており、このあたりは加齢と共に筋肉量が落ちて来た影響でしょう。良い頃を知っているだけにどうしても辛口評価になってしまいます
2点:ペプチドナイル
栗東CW併せ。前走が案外な内容だったことから今回はパターンを変えてコースでの最終追い切りとなりましたが、馬なりの2歳未勝利馬相手に一杯一杯に追われるも全く進んで行かず半馬身遅れてのフィニッシュ。ラップもラスト1F12.1秒ですから全く走っておらず、これはなかなか深刻です。1週前の坂路追いも全体時計を考えると終いの一伸びが足りておらず、メンタルの問題か加齢の影響かは分かりませんが、とにかく良い頃の状態には程遠いです