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皆様、こんばんは。
本日は「チャンピオンズC」の上位人気馬の評価を公開したいと思います。
ナルカミ・ダブルハートボンド・ルクソールカフェ、この3頭が1~3人気になりそうな感じですが、3頭いずれも盤石とは言えませんし、致命的欠陥を抱えている馬も。枠順や追い切りを確認する前ではありますが、この3頭を本命にすることはまず無いと思いますし、大したことも書いていませんので、この3頭の解説文は公開して良いかなと思います。
尚、馬名の前に付けている点数は追い切り分析と同じです。
3~3+:ダブルハートボンド
デビューから4連勝でOPまで辿り着き、そのすべてが0.5秒以上差の圧勝でしたからポテンシャルの高さには疑いは無かったですが、揉まれる競馬もハイペースも未経験、時計レベルはOPでも即通用と言うほどではなし、と実は突っ込みどころも多かったのが3走前を迎える前まで。それがOP昇級初戦だった3走前(25三宮S)では前後半47.0-50.5秒のハイペースを2番手追走から踏ん張ったのですから「ハイペースに耐えられるのか」の疑念は払しょくしましたし、馬場状態を加味しても時計は重賞でも通用するものでしたから「OPでも通用するか」の疑念も払しょくすることに。2前走(25ブリーダーズGC)では初めての敗戦とはなりましたが、このレースは最内枠スタートで外からオーサムリザルトに被されることを嫌って出して行った結果、前後半60.7-65.9秒の超ハイペースになってしまったものですから失速は止むなく、勝ったライオットガールは展開に恵まれただけ。2番手追走のオーサムリザルト(24&25JBCLクラシック3着)には3馬身差を付けていることから負けはしましたが評価は落ちることのない結果でした。
これらから牡馬相手の重賞でも能力は通用すると考えていた前走(25みやこS)でしたが、前半5F59.3秒と重馬場であることを差し引いても楽ではないペースを先行して押し切った内容は着差以上に価値があるもので、1分47秒5の時計もレコードタイムですから当然ですが上々のもの。前年のサンライズジパングにはやや及ばないものの、京都ダ1800m重賞ではかなり上位にランクされる時計でもありました。また、自身は後半4Fを12.0-12.0-12.0-12.2秒とほぼ減速しないままに走破したことも驚異的且つまだ余裕を感じるものですから、G1に入っても五分に戦える素地はあると判定します。
ただ、未だ揉まれる競馬を経験していない点は嫌で、今回はウィリアムバローズとナルカミの2頭がハナを主張しそうなメンバー構成も嫌なもの。これらより内に入れば25ブリーダーズGC同様に最序盤にかなり出力を上げなければいけませんし、外に入れば中京ダートG1では楽では無い3頭分外を回らされる競馬になる可能性は。これらから立ち回りはかなり難しくなると思われますし、もしかすると雨で渋るスピード馬場の方が良い可能性も(これはあまり根拠のない推測)。これらから能力の高さは認めるもものの、枠の並び次第ではかなり評価を下げる可能性もあります。
3~3+:ナルカミ
デビュー戦の時計が翌日の3勝Cと同タイムと言う規格外の能力を持った本馬。ただ、転厩した田中博康厩舎の山崎助手は「人との意思疎通を理解できておらず、こちらが指示を出すと体の使い方が硬くなったり、パニックになる面がある」と転厩直後に話しており、それは2戦目で大敗を喫した後に「初戦とは別馬でした。返し馬からパニックになり、走りの質も良くなかったです」とのコメントを残した坂井瑠星Jとのコメントと符合します。つまり気性の若さが災いしたのが2戦目の敗因ですが、その直後に転厩した田中博康厩舎で再教育されてからは能力を発揮出来るようになり4連勝。そしてこの4連勝の内容が素晴らしくて、4走前は前日3勝Cに0.3秒及ばないだけの時計でしたが、自身は上がり3Fを12.8-12.4-12.3秒の加速ラップで上がったように余力十分だったことを考えると3勝C級の価値があった好内容で、時期を考えれば極めて高い評価が出来るもの。3走前(25いわき特別)は翌週の古馬OP特別2着相当の好時計でしたが、このレースも自身は12.7-12.3-11.8秒の加速ラップで上がっていて時計を詰める余地があったと考えれば、あの時点で古馬OP特別は勝てる能力があったと判定。そして2走前(25不来方賞)は同舞台の古馬重賞マーキュリーCよりもレベルが高く、近年で最高レベルだった2023年(勝ち馬ウィルソンテソーロ)よりも上の判定。つまり4走前が3勝C級→3走前が古馬OP特別級→2走前が古馬重賞級と確実にパフォーマンスを上げ続けているわけで、この成長力と充実ぶり、そして能力の高さは特筆すべきものです。
それだけに前走(25ジャパンDC)で春の二冠馬ナチュラルライズに完勝したことも納得で、前後半60.2-63.5秒の厳しいペースで逃げつつ上がり3Fは最速だった内容も文句なしのもの。2走前には古馬重賞級で走れているわけですから、古馬相手のG1でもと考えるのは当然です。ただ、前走の時計・ラップ自体は前年の勝ち馬フォーエバーヤング、2着ミッキーファイトには及ばないもので、25帝王賞に当てはめても5着程度のものですから、流石に古馬G1級に入って優位性を持てるものではありません。また、今回は同型ウィリアムバローズの存在が厄介ですし、揉まれた経験が無いダブルハートボンドが本馬より内に入ると被されないよう確実に抵抗して来ますから、枠の並び次第では思うような競馬が出来ないでしょう。また、ハナを切れたとしても楽なペースは望めませんし、最悪の場合は未知な揉まれる競馬になる可能性も十分あり得ます。これらから有力候補であることは間違いないものの、絶対的な存在とまでは言えず。ハナを切れるならまだしも、番手競馬になるならば尚のこと評価は慎重になりたいところで。個人的には2000mの方が良いのでは?とも考えています。
2~3-:ルクソールカフェ
2走前(25ジャパンDC)は3着と言っても勝ったナルカミから2.4秒、2着ナチュラルライズからも1.8秒も離されたものですから威張れませんが、これはコーナーから強く内にモタれ、直線では手前を換えなかったことが大きな原因(右回りでは全戦で手前を換えず)。つまり力を発揮出来なかった上での結果ですから、あの大敗で能力に疑問符を付けることはないでしょう。そこで見直したいのが4走前以前で、初勝利を挙げた7走前が古馬2勝C級、2勝目を挙げた6走前(25黒竹賞)が古馬3勝C級の時計で走破していますから時期を考えれば優秀ですが、更に素晴らしかったのが4走前(25伏竜S)。このレースでは自身ラスト3Fを36.3秒で上がって勝利しましたが、良・稍重の中山ダ1800mにおいて上がり3F36.3秒以下で上がって勝利した馬は過去10年で9頭しか存在せず、走破時計が1分52秒1以下だった馬(つまり超スローペースで出した上がりでは無いと言うこと)に限ればたった3頭だけ。本馬以外の2頭は22韓国馬事会杯のウィリアムバローズ(後に重賞2勝)と24マーチSのヴァルツァーシャルで共に古馬3勝CとG3の記録ですが、それを3歳3月の段階で達成してしまうのですから規格外で、あの時点で古馬OPでも戦えるだけの根拠は示せていました。
それだけに、得意の左回りに替われば古馬相手の重賞でも通用するだろうとは思っていましたが、前走(25武蔵野S)では2着コスタヴァに0.6秒差を付ける完勝でしたから予想以上でした。ただ、時計自体は標準レベルですから特別驚くものではなく、着差から受ける印象ほどインパクトの大きいものでは無かったです。従って古馬G1で互角に戦えるかはまだまだ証明出来ていませんし懐疑的。そして能力面以外で大問題なのが砂被りや揉まれる競馬が苦手であることで、新馬戦では砂を被ってパニックになり、2戦目も新馬戦ほど酷くは無かったですが反応は良くないもの。以降はモロに揉まれる・砂を被る競馬だったのは25ケンタッキーダービーだけですが、そのレースでは12着大敗(それだけが原因とは思いませんが)。また、外目追走で軽く砂を被った程度の未勝利戦や25ヒヤシンスSでも反応は良くなかったですから、全兄カフェファラオ同様に揉まれたり砂を被る競馬はダメでしょう。そういうタイプですから基本的に外回し一辺倒の競馬になる可能性大ですが、これは中京ダ1800mのG1を戦う上で致命傷になりかねないもの。また、腕があるのは知っていますがジェルーJがすぐに日本競馬にアジャスト出来るのか?も疑問で、今回は「消し」も視野に入れるべき存在かと思います。
あくまで枠次第ですが、現時点で本命馬は当日5~7人気になると思われる馬を予定しています。適条件では底を見せていませんので、理想枠が取れれば確実に走って来るでしょう。
次回は土曜重賞どちらかの追い切り分析を行う予定です。