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皆様、こんばんは。

ジャパンCの予想は残念でしたが、そもそもの展開想定が全く想定外ですから止むを得ない結果。もうあれは仕方ないです。それよりも、やはり2023年をモデルにしてスタンスを変えてからかなりフィーリングが良いことが明るい材料です。それ以外にも今週掴んだことが色々ありますから、きっと元に戻れると思います。今週も頑張ります。

 【2025 ジャパンC】 
14ダノンデサイル...3着
1ジャスティンパレス
15マスカレードボール...2着
5サンライズアース
18タスティエーラ
2クロワデュノール
11アドマイヤテラ
13ブレイディヴェーグ


パドック推奨馬→18タスティエーラ、1ジャスティンパレス、2クロワデュノール

予想方法:アナログベース
予想結果:不的中(3連複12点、3連単9点)

投資10,700円→回収 0円
JC
レースラップ

12.3-10.8-11.4-11.5-11.6-11.6-12.0-12.2-12.3-11.8-11.5-11.3(57.6-59.1)

予想は外れましたが、本当に久々に良い競馬を見たなと思いました。ベストレースオブザイヤーはJCで決まりです。スローペースのレースが悪いとは言いませんが、やはり全頭が気力と体力を出し切ってのガチンコ勝負は美しいです。能力と意欲で勝った馬達が一頭また一頭とライバルを置き去りにし、最後に残ったのはカランダガンとマスカレードボール。直線入口からの500mにも亘る二頭の激しい追い比べ。一旦は置かれかけたマスカレードボールが盛り返し、逆に前に出たように見えた刹那、カランダガンが差し返す。最後は頭差でカランダガン。2分20秒3の驚愕レコードは全て出し切った結果。二頭の騎手が即座に握手。美しかったです。これぞ競馬。

それにしても日本競馬として見た場合、考え得る最高の結果になったのではないでしょうか。予想家としてはカランダガンが消えることを願いましたが、一方で一競馬ファンとしては「カランダガン級の馬が勝てない、馬券にも絡めないってなると今後いよいよヨーロッパの超一流は来なくなるよな」と考えていました。そうなった場合、ジャパンCの存在意義が再度議論されることになったでしょうし、実際問題としてヨーロッパの超一線級の参戦はしばらく途絶えることになったと思います。それだけに一安心と言うと変ですが、この結果は日本競馬として良い結果だったと思います。「ホームの超高速決着でもヨーロッパの超一流馬相手には負ける」と言う現実を叩きつけた点でも意味は大きかったでしょう。

展開ですが、大方の予想を裏切ってセイウンハーデスがハナへ。押さえが利かなかったのか序盤からペースを上げての大逃げになりましたので、前後半57.6-59.1秒は名目上のバランス。2番手追走のホウオウビスケッツ基準では前半5F58.7-中盤2F24.0-後半5F57.6秒、ラスト5-3F目が23.4秒なのでスロー5Fロンスパ戦が実質的なレースラップです。ただ、バランスこそスローバランスなのですが、前半5F58.7秒は馬場を考えても速く、G1馬が体力を振り絞ったことで後半ラップが異次元に上がった結果、後傾バランスになっただけの話。クロワデュノール以外の先行馬が軒並み掲示板外に敗れたことからも、かなり厳しいラップであったことは間違いありません。

1着消カランダガンの強さについては週中記事でも触れた通りで、ここ20年で間違いなく最強。オーギュストロダンなどと同列に語ってはいけないレベルだと言うことは最終見解でも書きました。日本適性についても同様に週初に適性はあると書いていましたし、追い切りを5秒見れば馬場への適性の高さも分かるわけで、普通に考えて重い印を打つべき馬だったと思います。それを無印にしたのはスロー5Fロンスパ戦を想定していたからで、レースのラスト5Fが56秒後半になった場合、スタートが遅く後ろ攻めが確実な本馬は55秒後半で上がることを必要とされるわけです。これは物理的に不可能な領域で、スタートの遅さが致命傷になるとなると考えたわけです。それが蓋を開けてみると想定とは真逆の流れになったのですから、もう道中の時点で嫌な予感はしていました。ただ、それでも2分22秒や23秒の時計に対応出来るのか懐疑的に見ていたのも事実で、2分20秒3で走破してしまったのは正直なところ想定外でした。オンブズマンを相手にしなかった前走では凄みすら感じましたが、底力を振り絞るような競馬になった時の欧州超一線級馬の強さを改めて知ることになりました。日本馬が凱旋門賞に勝てないのは適性の差だけ、そもそもの競技が違うなど「逃げの言い訳」は良く聞かれますが、今日の結果を見るとそもそもの体力・地力・底力の差も大きく影響しているのだと思わざるを得ません。追走義務違反のようなスローペースからの直線勝負、例えば25天皇賞秋がそうでしたが、あんな競馬が日常化しているようではこの先も凱旋門賞は勝てないでしょう。日本競馬におけるそもそもの姿を考える良い契機になったのではないでしょうか。

2着▲マスカレードボールはいつものようにダッシュが速くなく、外枠でもあって後方から。ただ、序盤の内にある程度位置を回復していたのは流石ルメールJで、最序盤の重要さを良く理解しています。道中はダノンデサイルのやや前、カランダガンの1馬身半前の位置を追走。全体にペースが速かったことは位置的に良かったと思います。ただ、いつものようにコーナーでモタれてモタついたことが痛かったですね、4角の手応えがカランダガンとは違い過ぎましたから。それでも勝負所の加速でカランダガンに見劣り、一旦はやや前に出られながらも盛り返して一瞬は前に出たことは褒めるべきで、3着ダノンデサイルに2馬身半差を付けた結果からも日本馬の中では能力が一枚抜けていた感があります。25日本ダ―ビーは展開の差だけで負けたもので3歳最強馬は本馬の可能性が高いとは書きましたが、それでも25日本ダ―ビーのレベルに疑問を持っていただけに予想以上に強かった、と言うのが偽らざる感想です。
有馬記念はどうするのでしょうかね。体力のある3歳馬ですから、天皇賞秋→ジャパンCと連続好走しても耐えられる可能性はありますが、今年のジャパンCは例年とは異質の体力を削るレースでしたからね・・・パフォーマンスを落とすこと必至だと思います。馬券プレイヤーとしては是非出て来て欲しいですが、馬のことを考えれば回避すべきだと思います。

3着◎ダノンデサイルは毛艶が冴えませんでしたし、馬体も「究極に仕上げた」と言うよりは「馬体重通りに細く見えた」が正解だったとも思います。状態は良くなかったのではないか、外から見るとそう感じました。レースは外枠が一つの鍵でしたが、とりあえず馬群内には入れることが出来ましたので、かなり上手に乗ってくれたと思います。ただ、あのペースでも向正面までかなり力んで走っており、トップオブトップのレースでああなると流石に厳しいです。残り300mまでは上位2頭と遜色ない脚を使えていましたが、そこから差が出たのは道中の力みとデキの差も少なからず影響したでしょう。有馬記念では巻き返せそうですが、右回りでは内にモタれるところがありますから内枠は必須条件でしょう。

4着△クロワデュノールは追い切りであまり良く見せませんでしたし、少なくとも仕上げは1週遅れていたと思います。それでもパドックで見た馬体はかなり印象が良かったですし、最終追い切りで一段階上がって来たと言うことでしょう。レースはこれまで通りにスタートセンスとポジション性能を活かして好位からの競馬。事前想定通りに前半スローからのロンスパ戦であればベストポジションで、今日の結果を見ると本馬が勝ち負けに加わっていた可能性は高いです。ただ、実際はペースが厳しかったですね。それでも残り300mでは一旦先頭、先行馬として唯一掲示板に載ったのですから立派で、改めて力を示した結果でした。有馬記念は回避の模様。

5着○ジャスティンパレスは課題のゲートこそ出ましたが、ダッシュは速くなくて位置が取れず。また1角でゴチャついた際に外にいたディープモンスターに前に入られて更に一列落とすことになったことも痛かったです。それでも外から差したいタイプの本馬を向正面では外に誘導していた鞍上は流石で、カランダガンの後ろを付いて行く形は悪いものでは無かったと思います。ただ、直線のほぼ全地点で前2頭から離されただけに力負けは明らか。あと一列前で競馬が出来ていれば4着はあったかも知れませんが、ダノンデサイルには先着出来なかったように思えます。有馬記念は鬼門の内回り戦ですから(しかも中山)、着順を上げるのは簡単ではないです。

6着▽ブレイディヴェーグは半馬身ほど出遅れたことで後方から。淀みないペースで道中も位置を上げることは出来ず、終始ジャスティンパレスの後ろを付いて行く形でしたので、流石に位置が悪すぎました。直線ではジャスティンパレスを上回る脚を使って残り200mを切るまではずっと前に居ましたが、残り100mで完全に息切れしましたから、距離も若干長かったです。もし五分のスタートから位置が取れていても5着に上がれていたか程度でしょう。それでも25天皇賞秋→が不完全燃焼で力を出せなかったものだと証明してくれたのは良かったです。

7着△タスティエーラは追い切りが素晴らしく、パドック気配も目立ちましたのでデキはかなり良かったと思います。大外枠で最序盤の入りがポイントでしたが、少々強引にでも中に入り込んだレーンJの対応が秀逸で最大のポイントはクリア。道中は速いペースでしたので無理に付いて行かず、勝負所でも焦らず溜め込み、前走のことがあるので直線もギリギリまで我慢。残り400m標でようやく全開スパートを開始した乗り方は完璧だったと思います。ただ、その後にカラ馬に進路を邪魔されて勢いを削がれたことは痛恨で、あれがなければもう少し上には来れたかなと思います。それでも最後の失速具合はカラ馬の影響だけではなく、スタミナ切れも大きかった感。まともでも掲示板に載れたかどうか程度だったでしょう。淀みないペースを追走しては良さが出ないことがこれで確定した感じで、使える脚が短いのでやはりスローペースからの終いに脚を使うレースがベストでしょう。有馬記念は案外面白いのですが、今年はペースが流れそうなのがネック。スローペース想定ならば狙って面白いです。

15着☆サンライズアースはまず展開が厳しかったことが一つ。そして後半に要求されたスピード値が本馬には高すぎたことが一つ。3~4角でカラ馬に前に入られて気持ちが切れたことが一つ。これが重なった敗戦でした。今日の展開では負けるべくして負けた感が強いので、あまり気にする必要はないでしょう。持続系スタミナ馬でスピードを要求され過ぎると厳しいですから、有馬記念では巻き返せると思います。

最後に触れておきたいのが落馬競走中止となったアドマイヤテラ。騎手が落馬して58㎏の錘が無くなったのですから先頭でゴールしたことは当たり前と思うかも知れませんが、そもそも騎手無しで最後まで付いて回る真面目さは特筆すべきものですし、いくら斤量が0㎏とは言え、単純に2400mを2分20秒で走ることは非常に苦しいはず。それを自らの意思で走ったことは凄いですし、少なくとも能力が無ければあそこまで走れません。一部では笑い者にされていますが、いやいや、あれを甘く見てはいけませんよ。