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皆様、こんばんは。

回顧はもう行わないことに決めましたが、真摯に向き合って下さる読者様から回顧が読みたいと言われてしまうと、そういう方に応えたいと思うのもまた本音で。予想の結果があまりにも酷い状況で、せめて追い切り分析や回顧記事を書くことでお役に立てれば、との思いもありますので、とりあえずG1に限定した回顧を年末までは続けようと思います。
ただ、時に過激なことは書きますし、競馬を愛していますので、良いものは良い悪いものは悪いとはっきりと書きます。騎手や調教師が全員一流なわけがないので苦言も呈します。そもそも彼らもプロですからね。物事の善し悪しが分からない、騎手を偶像化する、批評と罵詈雑言の区別が出来ない、そういう方々には気に入らない内容になることも多々あります。ここでは「みんな頑張ったから全員100点です!」「騎手は大変な仕事だからミスしても問題なし!」みたいなことは死んでも書きません(騎手批判するなと言うのは競馬のことを1ミリも理解していない連中の言う言葉で、そんなことで業界が前に進むと考えているならば大間違いです)。競馬を正しく深く知りたい方だけが読んで下されば良いです。出し惜しみはしません。気に入らなければ読まなければ良いだけの話ですから。よろしくお願い致します。

 【2025 エリザベス女王杯】 
評価点
女王杯_評価点
パドック推奨馬→7レガレイラ、8ヴェルミセル、4シンリョクカ

予想方法:システムベース
予想結果:不的中(3連複34点)

投資11,200円→回収 0円
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レースラップ

12.8-10.7-11.9-12.3-12.2-12.1-12.3-11.8-11.6-11.6-11.7(59.9-59.0)

展開ですが、内のシンリョクカが序盤にやや抵抗しましたが、スピードの違いで外からエリカエクスプレスが来ていましたし、競ったところで共倒れになると判断したのでしょう、木幡初Jは引いて2番手に。そして予想通りにエリカエクスプレスがハナを奪い切ることとなりました。1~2角中間えエリカが出切ってからは淡々と進み、前半5F59.9秒ですから概ね想定通りのペース(5F60.5秒と予想)。つまりエリカのマイペースで、25秋華賞のように捲って来る馬もおらずスパート位置も丘の下りからと適切でしたので、展開的には先行馬が残っても良い展開でした。この展開で先行馬が残せなかったのは、道中の最遅ラップは12.3秒なので極端に緩くはなく距離なりのスタミナは問われたこと、単純に先行した面々の力が劣ったあるいは距離が長く自滅したからで、決して差し馬向きの展開だったわけではありません(まあ馬場は差し馬向きでしたが)。故にレガレイラ、パラディレーヌ、ココナッツブラウンら自力で差して来た面々は高く評価すべきです。

1着レガレイラはパドック分析で「抜けてます」と書いたように、一頭だけデキが飛び抜けて良く、あの時点で騎手がヘグらなければ確実に勝ち負けになるだろうと思えたほどでした。レースは一つのポイントだったスタートをクリアして中団追走。終始内には入れず外にスペースを作る立ち回りでしたが、これは意識的なものでしょう。つまり外を回してでも被されずマイペースで仕掛けられれば差し切れるとの思いがあったはずで、それだけ素晴らしいデキだったのだと思います。まあそれにしても仕掛けを我慢しましたね。昨年のこともあるので焦っても不思議なかったですが、全開スパートを開始したのは4角出口あたりですからね。高速馬場ではなく相応に上がりが掛かったことも幸いしましたが、今日は力が違ったとしか言えません。次は有馬記念になると思いましたが、デキは素晴らしくとも8㎏増の馬体で極限までは仕上げていませんので、まだお釣りはあるはず。昨年も同じローテーションで有馬記念を制しただけに、今年も連続好走の期待は出来ます。

2着パラディレーヌは立ち上がるようなスタートになってしまいましたが、二の脚で序盤の内に位置を回復したことで事なきを得ず。その後は終始インベタで回って来ましたので距離得こそありましたが、向正面も含めて馬場の内側は荒れており、コーナーはともかく向正面では各馬が内を嫌っていましたので、あれた内を通ることになった不利があったことを見逃してはいけません。
女王杯1
個人的には血統面と馬体から2200mの距離に不安を感じていましたが、結果的に問題は無かったですね。非常に良い競馬をしましたが、今日は相手が強すぎました。今後も牝馬限定重賞ではトップランナーで居続けるとは思いますが、瞬間的な速さには欠けていてロンスパ戦が希望のタイプだけに、大箱コースで3F戦になるとパフォーマンスを落とすことになるでしょう。

3着ライラックは後方2番手から良く差し込みましたが、高速馬場でスローラスト3F戦になって高速上がりになった前走で4着に差していますから、前走よりも時計が掛かる馬場で4Fロンスパ戦だった今回の方が差しやすかったのは事実で、その上で追い切り分析でも書いたようにデキも素晴らしかったのですから想定外と言うほどではなく、アナログ予想でも3+点と高い評価にしていました。ただ、それでも過度に位置を落としますし、もう少し緩めのペース想定でもありましたから確信も持てませんでしたけどね。6歳でもまだ衰え知らずなので次シーズンも期待出来そうですが、冬場が良いタイプだけに通年でコンスタントに走れるわけではないですし、近2走はかなりデキの良さも目立ちましたから、次以降の堅実に走って来るとは言い難いです。

4着リンクスティップは1~2角中間と3角手前でCデムーロJが手綱を動かして進ませる場面があったように全体的に行きっぷりは良くなかったです。ただ、これはオークスでも見られた現象だけに特別に問題があったとは思いません。4角の手応えを思えばジリジリとでも良く脚を使ったなとは思いますが、直線では右にモタれそうになるのを矯正し続けたことでビシッとは伸びず、ライラックにゴール前で差された一因ともなりました。戦前は実は距離不安があるのではないかと考えていましたが、正直なところこの日のレースだけでは何とも判断し難いところがありますね。馬の能力自体も測りかねるところがあって、今後の扱いがかなり難しくなる予感があります。とりあえずは大箱コースで摩擦の小さい競馬がベター、それだけははっきりしています。個人的には2000mまでの馬だと考えていますが・・・

5着ココナッツブラウンは馬体が減らなかったのは良かったですが、パドックを見るとせめてあと6~8㎏は増えるべきなのだろうなとは感じました。レースは煽ってのスタートになったことで立ち遅れ。位置回復するために出して行きましたが、そのせいで序盤から力んでの追走になったことが痛かったです。それでも良く伸びましたが、残り1Fでは間違いなく交わせると思えたリンクスティップすら交わせず、最後は逆にジリジリ離されてのフィニッシュになったのは道中の力みの影響があったのでしょうし、そもそも2200mが長かった可能性もありますね。前走と今回に限って直線で手前を換えなかった(換えられなかった)ことも距離への限界を示す一つの材料です。今後は1800m以下で期待したく、その距離帯であればかなり活躍出来そうです。

6着セキトバイーストは他馬を気にする面がありますので、インの番手に収めた時点でノーチャンスだと見ていました。それだけにレースを投げずに6着に粘ったことは収穫で、このレースが出来れば今後はもっと安定して走れるでしょう。今日は距離が長く、馬場の悪いインを走らされた分だけ6着に終わっただけです。ただし、瞬発力勝負は苦手ですから、上がりの競馬にならない展開想定で狙いましょう。

7着サフィラは戦前の陣営コメント通りに差す競馬を選択してしまいましたね。そもそもスローペースのG1で中団から差せるだけの瞬発力は持っていませんし、血統的に摩擦が大きい競馬がプラスになるタイプでもないだけに、今日は戦略ミスだったと思っています。その割にはかなり頑張った方で、やはり当日輸送で臨めると一段階パフォーマンスを上げますね(馬場が良くないインを通しての結果ですし)。

8着ヴェルミセルは追い切りが素晴らしく、パドックの様子も非常に良いものでしたので間違いなくデキは良かったと思います。それだけに一発あると考えていましたが、道中でレガレイラの後ろに入ったことが結果的にマイナスでした。と言うのもレガレイラがかなり仕掛けを遅らせてラスト3F戦のような競馬をしたからで、レガレイラが蓋になって動くに動けなかった本馬はレガレイラの競馬に付き合うことに。ああなると脚力差が如実に出てしまうわけで、案の定この馬なりには伸びていますが、ラスト3Fで付けられた差=0.5秒がほぼそのまま着差になってしまいました。もっと早めにエンジンを吹かせる位置に居ればと思いましたが、それは結果論。強い馬の後ろに入ることは進路確保の上で定石ですし、決してゴリゴリにキレるタイプではないレガレイラがあそこまで仕掛けを遅らせるとは予測しにくいわけで。この結果について鮫島駿Jは責められないと思います。

9着フェアエールングは好位を追走していたものの、3角で内に居たパラディレーヌとの進路取り争いで後手を踏んだために位置を落とし、その後もジリジリと位置を落とし続ける始末。気が付けば後ろから数えた方が早い位置にまで下がってしまいましたので、ああなるとキレる脚を持っていないだけに厳しいです。ただ、あの3角で突っ張ってパラディレーヌを入れないようにするとパラディレーヌが内ラチに激突することになりましたから丹内Jが引いた(進路を譲った)ことは責められず、展開の綾としか言いようがありません。まともならもう少し上の着順でフィニッシュ出来ていたと思うだけに不運でした。ラフィアンの馬で元々が人気しにくいタイプですから、この負けで舐められるなら次走以降美味しくなりますが、そうは甘くないでしょうね。

10着ステレンボッシュは3~4角中間で2度ほど隣と馬体を接触する不利がありましたし、4角ではケリフレッドアスクがやや外に進路を採ったことで同馬のトモに触れて大きくブレーキを掛ける不利も。勝負所であれだけスムーズさを欠くと直線で脚を使うことは簡単ではないですし、そもそもが前向きさに欠けるようなレースをしていた近況ですから尚更でした。それでも、直線でもう少し脚が使えなかったか?とも思うわけで、もう復活は望めないのかも知れませんね。

11着ボンドガールは元々折り合いに難しい面がありますが、今回は中距離戦のペースであったこととスタンド前発走だったことで余計にエキサイトしてしまい、2角まではかなり行きたがってしまいました。その後も終始力んだ走りで、ああなっては終いに脚が使えませんし、距離も長いと思われていましたから尚更。言ってしまえば今日は参考外でOKですから、適距離に戻っての奮起に期待です。

12着エリカエクスプレスは今回からパシュファイアを着用。これは事前情報にはなかった話で、レース前の入れ込みを軽減させるための策だったとは思いますが、前走よりも発汗量が多かった様子からあまり効果はなかったのかも知れません(中3週の影響の方が大きかったかもですが)。それでもレースでは掛かることはなく、シンリョクカが抵抗したことで2F目に10.7秒のラップを踏んでしまったことは誤算でしたが、それでも全体的には絡まれることなく、仕掛けも3角丘の下りからになりましたので、ベストとは言わずともベター、85点ぐらい良い形で直線に向けたと思います。あれで踏ん張れないのですから距離の問題で、もっと言えばまだ気性的な面で距離が持たないのだと思います。従ってこの日の負けは私的に受け入れられるもので、仕方ないものでした。気性的な成長がないならば、今後は2000m以下でスピードを生かす競馬をするべきだと思います。

15着カナテープは右回りではモタれますし、遠征競馬では体を減らしますので(前回減った馬体が戻っていなかった)参考外でOK。関東圏の左回り戦で一変します。

ちょっとしたお知らせがありますので、次回は水曜か木曜あたりに更新します。