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皆様、こんばんは

本日は「エリザベス女王杯」の追い切り分析です。
今回も評価は7段階(上から3+3-)としました。

 【2025 エリザベス女王杯】 
5点:該当馬なし

4点:ヴェルミセル
栗東坂路単走。中5週で速い時計は3本ですから十分とは言えませんが、元々がたっぷり本数を乗られるタイプではないですし、1週前にはコースでの6F自己ベストタイムを出してしっかり負荷を掛けられていますから、この内容で全く問題ありません。特に素晴らしいと感じたのは今週の追い切りで、攻めは走らない本馬にとって4F53.7秒は速い時計でしたが、この速い時計を出したにも関わらずラスト1Fでは自己ベストラップとなる12.3秒を計時。しかも手応えは楽で、いつも終いは一杯一杯になる馬ですから、余程状態が良いのだろうと思います。また、手前を換えたのも残り100m地点での一度だけですが、時に何度も手前を換えるような馬ですから、その点でかなり集中して走れていたとも言えます。脚捌きも非常にシャープで、これを見て高評価出来ないのは見る目がないか本馬のいつもの姿を知らない人間だけでしょう。それぐらい良かったです

4点:ライラック
美浦W併せ。昨年よりも間隔は1週詰まりますが、1週前も今週も昨年よりも全体時計を速めていて熱心さが伝わる調教内容になっています。また、時計を速めた分で終いの反応や動きが鈍ることもなく、1週前追いの時点でかなり良い状態。今週は古馬3勝Cコスモジンバックとの併せ馬でしたが、一杯に追われる相手に対して引っ張り切りの手応えで楽々先着したのですから素晴らしく、手綱を開放していれば一気に突き放していたはず。前肢の動きが非常に良くなっているのも印象的で、柔らかく大きく使えていますね。前走段階で追い切りがかなり良くなっていたことは予想文の中でも書いていましたが、今回はその前走以上ですし昨年以上でもあります。文句なし

3+点:パラディレーヌ
栗東坂路単走。前走に引き続き今回も坂路オンリー調教で目立つ時計は出していませんが、この秋3走目、前走から中3週と間隔が詰まってもいますので、これで十分です。間隔は詰まってはいますが疲れは皆無で、1週前時点でもキビキビとして良い動きでしたが、今週は更に脚捌きがシャープに。馬体にも張りが出て来ましたし、前走時に見られた多めの発汗もなくとても状態は良さそう。秋3走目にしてピークを迎えたと言って良いかも知れません

3+点:ボンドガール
美浦坂路単走。間隔が開いた場合の最終追い切りはコース、詰まっている場合は坂路がパターンで、同じ中4週の臨戦としては24秋華賞や25ヴィクトリアマイルと同じ調整パターン。1週前のコース追いではかなり力みが目立ちましたが、これもいつもと同じですから気にする必要はないです。今週は25ヴィクトリアマイル時と同様に単走で追われましたが、馬体をふっくらとパワフルに見せるのが良いですし、重心が落ちてどっしりと走れている点にも好感、前後のバランスも良いですね。時にかなり酷い追い切りになってしまうこともある同馬としてはかなり良い部類でしょう

3点:リンクスティップ
栗東坂路単走。ここまでコースと坂路合わせて6本の時計を出しており、本数的には及第点。1週前にコースで6Fからビシッと追われましたので、今週はこれまで通りに坂路で4F55~56秒程度に留めるかと思っていましたが、4F53.2秒としっかり時計を出して来ましたから意外で、これが重さを感じたからと言った後ろ向きな理由なのか、極限まで攻めると言った前向きな理由なのかは判別が付きません。ただ手前変換をミスってヨレてしまった前走の最終追い切りに対し、今回は手前を換える素振りも見せず真っすぐ登坂出来た点は良かったですし、グリップ力もかなり強く体調が良さそうであることは間違いなく、全体にポジティブな評価をして良いと思います

3点:セキトバイースト
栗東CW単走。ここまでコースを中心に合計6本の速い時計を出しており乗り込みは順調。1週前にビシッと追われ、当週は4Fからと言うのは本馬のパターンです。輸送での馬体減りを考慮しなくて良い分で栗東段階で適正馬体重で走れるだけに馬体は前走よりもシャープで、手前変換を含めて脚捌きにキレが感じられるのは良い点ですね。劇的に良くなかった感こそないものの、確実に上昇はしています

3点:フェアエールング
美浦坂路単走。コースと坂路併せて6本の時計を出していて乗り込みは順調。1週前のコース追いで6F82.4秒の時計を出して負荷を掛けましたが、その動きがシャープで上々で、あの時点で8割方仕上がっていたと思います。今週は残り2割を埋める作業で、時計こそ目立たなかったものの動きは上々。多少太目に見えますが、これを輸送減りを考慮したものと思われますので心配要りません

3点:レガレイラ
美浦W併せ。前走レースこそ違いますが、レース間隔自体は昨年と同じ。そして日曜坂路→水曜コースで合計3セット=6本の時計を出す調教過程、時計の出し方も昨年と似たような感じで、概ね順調に調教を消化しています。違いは最終追い切りが昨年は2頭併せだったのに対し、今年は3頭併せになっていることで、これだけ負荷を掛けているのは多少重めが残っているからでしょう。調教後馬体重が昨年より10㎏重いことを確認して「やはり」と思いましたが、この点で昨年より下と言えるでしょうね。反応自体も悪くはないですが、昨年の方が良かったです

3点:エリカエクスプレス
栗東坂路単走。この秋3走目、前走から中3週でもあって今回は坂路オンリーになりましたが、これは全く問題ないです。最終追い切りは前走より馬体の張りが目立つほどで、前走より捌きに硬さも目立たず非常に良い状態だと思います。ただ、一点だけ引っ掛かったことが。前走は全体時計遅めで、最後まで舌を出していて良い意味で気が入り過ぎていなかったのに対し、今回は「思ったよりも時計が出た」と言う話で、それだけ気が入っているとも。気が入ること自体は悪くないのですが、本馬の場合はテンションが問題になるタイプだけに決して良い材料とは言えず、調教段階でこれでは当日のテンションやレースでの折り合いが心配になります。

3点:サフィラ
栗東坂路単走。前走はコースでの最終追い切りでしたが、あれはパターンを崩したもの。1週前にコースで追われて当週は坂路追いが本来のパターンで、今回はそのパターンで調整されていますから順調です。脚元の強さはあるものの、いまひとつ推進して行かない感じはいつものことで、基本的に坂を上るのが得意ではないと思いますから気にする必要はないです。時計的には本馬としては十分なものが出ていますし、何より馬体を細く見せない点が良いですね。前走よりも良いです

3点:ココナッツブラウン
栗東坂路併せ。馬体重が問題になるタイプだけに、この中間に1本でもコース追いを入れられているのは良いですし、併せ馬を2本入れている点にも好感。G1に向けて可能な限りでしっかり負荷を掛けようとしていることが伝わります。ただ、やはり馬体はギリギリに映りますし、今週の坂路では馬なりのままで追われていないとは言え、併せ馬で遅れてしまったこともプラスにはならず。良い馬が少なくない今回にあっては、どうしてもこの程度の評価になってしまいますね

3点:オーロラエックス
栗東CW単走。中2週の詰まった間隔ながら、日曜には坂路で4F54.8秒、今週はコース追いで6F81.4秒の速い時計を出しており、しっかり負荷を掛けられている点には好感が持てます。馬体細化もなく動きもまずまずで及第点でしたが、あえて言えば後肢の動きがやや緩慢でシャープさを感じなかった点には物足りなさが。マイナス評価にするほどではないですが、動きが良い馬が少なくない今回のメンバーに入ると相対評価ではどうしても下の扱いにせざるを得ません

3点:カナテープ
美浦W併せ。この中間は坂路とコース合わせて6本の速い時計を出していて量的には十分ですし、長距離輸送を控える状況ですが、3週続けて併せ馬で追われてしっかり負荷も掛けられていますので、G1へ向けて態勢は万全です。その割に今週の追い切りでは若干手応えが冴えずに物足りない面があったことは残念ですが、併せた相手がサトノカルナバルですから楽ではなく、そう考えると悪くなかったでしょう。後は輸送でどうなるかですが、調教前馬体重を含めて、ここまでは順調に来たと考えて良いでしょう

3-点:シンリョクカ
美浦W併せ。昨年と同じローテーションですが、乗り出しが1週早く2本多く乗られている点には好感が持てます。ただ、その割に1週前追いでは反応の鈍さが目立ちましたし、今週も昨年ほどの躍動感が無かったのは気になって、併せた2歳未勝利馬相手に若干遅れてしまったこともマイナスです。馬なりで強く追われてはいないのでナーバスになることは無さそうですが、それでも格下相手に追走する形だっただけに、格の違いを見せて欲しかったのは事実で。少々物足りないです

3-点:ケリフレッドアスク
栗東坂路単走。中3週と間隔が詰まっていますし、8月から1ヶ月に1走していますので仕方ないですが、秋華賞組の中ではやや調教量が少ない点は気になります。それでも1週前コース→当週坂路のルーティンは踏めているので良いのですが、今週は全体的に手応えにあまり余裕がなく、前走から下降気味か?と思えてしまった点は気になりました。戦績的に前走から大きく上昇しないと厳しい立場だけに、これでは高い評価は下せないですね

3-点:ステレンボッシュ
栗東CW併せ。帰厩後から栗東入りしての調整。中12週の臨戦ですが、ここまでコースオンリーで6本の時計を出しており、乗り込み自体は入念です。ただ、1週前は併せ馬で先着はしたものの終いの反応に物足りなさがありましたし、ラスト1F12.0秒の時計も平凡。今週は併走馬を大きく追走しまし、全体時計も速かったですから遅れたこと自体は問題視しませんが、それでも粘りが足りなさすぎる感じがあり、良い頃の状態には及ばない印象です