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皆様、こんばんは。
一言で「土曜より馬場が緩くなるとか読めません」な安田記念でした。「昨日より馬場が緩い」とルメールJが6R終了後にコメントしていましたが、土曜終了後に結構な量を散水したようで、含水率が土曜より上がってしまったことで全く馬場が違うものになっていました。土曜終了後に散水するパターンは圧倒的に少ないわけで、ましてや日曜は終日曇り予報ですから、ちょっと読めないです。日曜朝になって「散水しました」って言われてもね・・・まあほとんどの方は当日に馬券を買うので良いのでしょうが、前日発売(前々日発売)をしているならば、そのあたりの情報は24時間体制でもっとタイムリーに行うべきでしょう。JRAさんに言いたいのは、客はそんなにアホばかりじゃないですからね、あなた方が考えている以上に色々なことにアンテナを張って敏感に反応しているので、必要ないと思える情報も可能な限り全部出して下さい、と言うことですね。
【2025 安田記念】
◎17ジュンブロッサム
○13ソウルラッシュ...3着
▲10ジャンタルマンタル...1着
☆18ブレイディヴェーグ
△14ウォーターリヒト
△1シックスペンス
△16トロヴァトーレ
△8エコロヴァルツ
▽12ロングラン
▽11サクラトゥジュール
パドック推奨馬→18ブレイディヴェーグ、10ジャンタルマンタル、17ジュンブロッサム
期待値レベル:7
予想結果:不的中(3連複21点)
投資10,900円→回収 0円

レースラップ
12.5-11.3-11.2-11.7-11.7-11.2-11.3-11.8(46.7-46.0)
逃げ馬不在のメンバー構成。やや出負けしたもののマッドクールが押してハナ、2番手にウインマーベル、その外にジャンタルマンタル、内にシックスペンスなのである程度は想定された並び。前半3F35.0秒-中盤2F23.4秒-後半3F34.3秒なので、前半は明確にスロー、中盤2Fはやや遅めなので位置的には前有利でしたが、残り600m地点で先頭と最後方の差が1.2秒=7~8馬身とスローペースらしく距離差は小さく、瞬発力の有無も着順に影響を与えることになりました。
尚、馬場差を精査していない現時点で断定は出来ませんが、同日古馬1勝Cのマイル戦と比較しても時計・ラップは極めて平凡。レベルは高くなかったと思います。
1着▲ジャンタルマンタルはパドック推奨したように気配が目立った一頭。好発から外3を取ったところまでは良かったですが、直後に外からロングランに擦られたことでエキサイトしてしまい、実はそれほどスムーズではなかった前半。ただ、800mあたりからはある程度落ち着きを取り戻したことが幸い。展開利を得られたこともありますし、基本的にはペースの緩急も馬場も問わない馬でもありますから、まあ勝つべくして勝った結果だったでしょう。ただ、時計・ラップはかなり平凡で、メンバーレベルや他馬の自滅に助けられた感があるのも事実。これでマイル路線の頂点に立ったと考えるのは早計かと思います。
2着消ガイアフォースは着地検疫がありましたので10日競馬で調教も目立つものではなし。パドックでは馬体が萎んでいるように見えて、正直なところ「これは無理ね」とパドックを見て感じたほどでした。更には高速馬場の方が合っているはずでもあって、この2着好走は全く想定外でした。好走理由を探るとすれば、まずは今回から着用したブリンカーが効いたこと、過去2年に比べてメンバーレベルが落ちていたこと、となるのでしょうか。ただ、かなり取ってつけたような分析ですから、これからじっくり考えてみたいです。ちょっと厄介な馬ですね。
3着○ソウルラッシュは次点でもパドック推奨しなかったように、私にはパドックの様子がどうにもしっくり来ませんでした。レースは好発から中団を追走しましたが、向正面では促しつつで行きっぷりイマイチ。それでも3角以降は楽に追走し、直線ではしっかりギアチェンジも出来ましたが、追われてからかなり内にモタれており伸びはいまいち。そもそもギアチェンジ戦は得意ではないですが、道中の感じや直線のモタれ方から本調子にはなかったと言うか、イメージしている「強い時のソウルラッシュ」ではなかったのは間違いないですね。3着に走れたのは地力の高さと、かなりレースレベルが低かったことに助けられた感が強いです。京都マイルの方が走りやすいのでマイルCSでの巻き返しが期待されますが、一応7歳ですからね。今回が加齢による能力減退かも、と言うことは少し考えておきたいです(調教を見ると更に強くなっている感じはあるので、それは無いとは思うのですが)。
4着☆ブレイディヴェーグは追い切り内容からここ数走で一番の状態であると思っていましたが、パドックを見てそれは確信に変わりました。そういう状態面に加えて、典型的なマイルのスピードが問われない追走ペースでしたから正直なところもっと走って欲しかったです。直線でソウルラッシュに押圧された影響はあったでしょうが、それでもガイアフォースやソウルラッシュには伸び負けしており、直線スピードが足りなかった印象。過去2度のマイル戦はそれなりの敗因がありましたが、特に大きな敗因は無い今回でも走れませんでしたから、やはりマイルではスピード不足だとはっきりしましたね。距離延長で。
5着消ウインマーベルは皮膚病を発症するなど中間の調整は順調ではなく、24マイルCS時より動きも物足りなく映りました。決してデキは良くなかっただけに、展開利があったといえども5着に粘ったことは高く評価すべきでしょうね。24マイルCSは展開が厳しい中で粘った内容だけに、もう1400mベストとは考えない方が良いかも知れません。
6着消シャンパンカラーは近2走に明確な敗因があり、復調気配を感じることは予想本文でも書いた通り。ただ、あくまでG3レベルの話と考えていただけに、致命的な出遅れをしつつ、追い込みにくいこの日の馬場で大外からここまで追い込んで来たのですから驚きで、これは今後がかなり楽しみになります。ただ、直線が長いコース向きで東京ベストだけに、今後の狙い時は難しいですね。直近で言えば関屋記念あたりで狙う感じでしょうか。
7着△エコロヴァルツはワンペース型だけに、ギアチェンジを伴う流れが合わなかったですし、3角で挟まれる不利も痛かったです。が、そんなことよりもあれだけのスタートを決めてウインマーベルの外、つまりジャンタルマンタルの位置が取れたのに、最序盤であっさり引いてしまって一列下げたことの方が痛いと言うか大問題で、最序盤の立ち回り次第ではもっと上の着順があったでしょう。もしエコロヴァルツを軸にしていたならばデムーロJの対応に発狂していたでしょう。それにしてもデムーロJの勝負勘の劣化はエグいですね。
9着△ウォーターリヒトはまず展開が向かなかったことが最も大きかったです。また、追い切り内容から25東京新聞杯のデキにはなく、当時を100とすれば85程度のデキでしかなかったことも当然敗因になったでしょう。転厩初戦で手探りな面はあったはずで、これは見直しが利きます。こんなものではないですよ、この馬の力は。
10着消マッドクールはパドックで横の比較をすると尚のこと「マイルは無理」と感じました。今回は距離不向きだっただけでノーカウントで良いです。ただ、未だ展開不利や馬場バイアス不利を跳ね除けて好走したことが無いだけに、1400m以下に戻っても過大評価は禁物です。
11着◎ジュンブロッサムは馬場がすべてです。繋も馬体も柔らかく地面の反発を利用して初めてパフォーマンスを上げられるタイプですから、1分31秒台が出るようなパンパンの良馬場でしか走れません。水を撒かれて32秒台後半決着になる馬場ではG1は走れませんし、直線い入ってなかなか手前が換わらなかったのも馬場の影響でしょう。今日はノーカウントで良いです。
12着△シックスペンスは世間が思っているようなキレる脚が使える馬ではないですからギアチェンジ戦になったことはマイナスでしたし、追い切りを3-点にしたようにデキもイマイチ。もしかすると下が緩い馬場も合わなかったかも知れません。距離に関わらずワンペース適性が問われやすい中山向きなのでしょうね。
17着△トロヴァトーレは4角手前までがっつり掛かり続けてしまいましたし、4角では逆に急激に手応えが渋くなる有様。直線は苦しくなったか内にモタれてしまい、今日は競馬になりませんでした。そもそもが折り合い不安のある馬ですが、近走は外国人騎手が乗り続けたことで表面化しなかっただけで、結局本質は変わっていなかったのかも知れません。また、馬場が決定的に合わなかった可能性もあります。今日の結果を見ると、ルメールJなど折り合い名人が騎乗しないと厳しそうですね。
さて、安田記念は残念でしたが、今週は私が最も得意とする「阪神の宝塚記念」。
2019年
1着▲リスグラシュー
2着◎キセキ
3着△スワーヴリチャード
馬連9.7倍&3連複27.2倍的中 投資20,000円→回収48,140円
2020年
1着◎クロノジェネシス
2着▲キセキ
3着△モズベッロ(12人気)
馬連34.1倍的中 投資20,000円→回収95,480円
2021年
不的中
2022年
1着☆タイトルホルダー
2着◎ヒシイグアス(5人気)
3着△デアリングタクト
3連複51.5倍的中 投資10,000円→回収41,200円
2023年
1着◎イクイノックス
2着○スルーセブンシーズ(10人気)
3着▲ジャスティンパレス
3連複40.3倍的中 投資20,000円→回収108,810円
阪神開催の宝塚記念は過去5年中4年で的中している最も得意と言っても良いG1。今年ももうほぼ買い目は決定(馬場は渋る想定で)。あくまでオッズ次第ですが、恐らく勝負レースにしますので、どうぞご期待ください。
また、今年は「桜花賞」「皐月賞」「日本ダ―ビー」「羽田盃」など、3歳重賞が絶好調。水曜の「東京ダ―ビー」も当然自信満々でご提供しますので、こちらもご期待ください。