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皆様、こんばんは。
5月1週の振り返りです。
あれだけ今日は休むと書いたのに「どないやねん」と言う話ですが、朝早く目が覚めてしまいましたので、もう思い切って書き上げました。午後は休みます。
尚、予想内容・本文は「競馬最強の法則WEB」にて無料でご覧頂けます(レース後は無料公開。地方交流重賞は見られません)。
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【2025 天皇賞春】
◎13ジャスティンパレス
○15ハヤテノフクノスケ
▲14ビザンチンドリーム...2着
☆3ブローザホーン
△6ヘデントール...1着
△8ショウナンラプンタ...3着
△5サンライズアース
パドック推奨馬→6ヘデントール、13ジャスティンパレス、8ショウナンラプンタ
期待値レベル:9
予想結果:的中(3連複13点)
投資20,000円→回収 0円

レースラップ
13.0-11.4-12.0-12.2-12.1-12.0-12.3-12.9-12.5-11.8-12.2-12.1-11.8-12.2-11.8-11.7(60.7-73.7-59.6)
勝負レースにも関わらず、印上位4頭中3頭が6着以下に終わると言う酷い結果に。申し訳ございませんでした。
そういう自身が情けない仕事ぶりをしておいて言うのもなんですが、やはりいつでも騎手の存在は大切だなと。特に長距離戦での重要度は増すなと改めて感じた天皇賞春で、そういうファクターを重視しなかった自身の予想について改めて反省する次第。それぐらいに騎手の差が勝負を分けたと言っても過言では無かったです。
展開ですが、ジャンカズマは出負けしたものの押してハナへ。マイネルエンペラーが2番手に付け、折り合いに専念のサンライズアースは3,4番手と言う並び。そして前半5F60.7秒、7F85.0秒のペースは想定内で、8F目から緩み始めるペースも想定内でした。ただ、大誤算だったのは10F目にサンライズアース=池添Jが早々に手綱を押して進出を開始したことで、その内に居たマイネルエンペラー→逃げたジャンカズマも呼応してペースアップ。この地点で11.8秒のラップを刻みましたので、もうこの時点で先行馬は厳しいですが、更には緩むどころか早々にペースが上がっているにも関わらず、ジャスティンパレスが捲ってペースアップに拍車を掛けたのですから余計に厳しく、先行馬+早期に出力を上げまくったジャスティンパレスはこの時点でもう圏外が確定しました。結果、二流騎手の早漏騎乗を後ろからほくそ笑みながら追走した面々に展開が向くことになりました。
1着△ヘデントールは正直なところ菊花賞を100とすれば90程度しかデキが無いだろうと追い切りを見て判断しました。ただ、パドック分析では一番手に評価したように、当日の気配は際立っていました。レースはまさかの好発から、ジワっと下げて中団のラチ沿いを確保。レースが動いた2000m地点でも、ジャスティンパレスが捲った地点でも「早過ぎだろ」ぐらいな感じでレーンJは泰然自若。セオリー通りに坂の下りから前との差を詰める完璧な立ち回りで、後は勝手に前がバテてくれたこともあっての完勝でした。懸念した坂の下りでの加速も、直線での手前変換も全く問題が無かったです。正直右回りでこれだけ上手く立ち回れたことは想定外で、これについては本馬の対応力を軽視してしまった私の見る目の無さと言うしかないですが、それよりも完璧に立ち回ったレーンJの好騎乗が極めて大きかったと言う印象でした。申し訳ないですが、競馬IQについては鮫島駿Jや池添Jとは二枚も三枚も上と言う印象で、経験値が少ないにも関わらず、トリッキーな京都でこれだけ「格」の違いを見せられたことに対し、前述2名の騎手は恥ずかしいと思わなければダメですよ。
2着▲ビザンチンドリームは発汗が目立ったパドック。やや張りを欠いているようにも見えて、正直なところ「単穴を打ったのは失敗したな」と思っていました。レースは出負けしましたが、シュタルケJもこれは想定内。終いの脚を生かすタイプですから、前半は最後方で折り合いに専念。向正面でジャスティンパレスが捲ったところで本馬も少し動きましたが、流石に早過ぎだろうと言うことで自重。ここで脚を溜めたことが勝負を分け、後は得意な下りを利してジワっと進出。後は前が勝手にバテてくれましたので労せず馬券圏内に走ったと言うレースでした。4角の手応え的には本馬が勝つと思えたほどですが、ヘデントールに並び掛けてから差が詰まらなかったのは底力の差。それでも長距離戦における安定感は特筆もので、来年も期待出来るでしょう。ただ京都外回りの長距離戦が絶妙に合っている印象がありますから、他場のG1でこれ以上を望むのはどうでしょうか。
3着△ショウナンラプンタは追い切りで力みが目立ちましたので折り合いを心配しましたが、長距離戦且つ外に浮く形だったことを考えると、多少行きたがった程度で折り合い面は及第点だったと思います。武豊JもレーンJやシュタルケJと同じくペースが上がって以降でも動かずに仕掛けを遅らせる流石の対応でしたが、坂下から一気に進出して早めに先頭列に並び掛けたのは、前走で初めて騎乗して後ろから差すには脚が足りないと判断したからでしょう。事実、レース後には「直線に向いてリードを獲取りたかった」とのコメントを残しています。それでも直線入口時点でヘデントールに2馬身差を付けていましたのでスタミナがあれば我慢出来たのでしょうが、最終的に頭+3馬身差を付けられたのはスタミナの差。逆に言えば不適距離で3着に走っているのですから立派で、十分高い評価に値する結果だったと思います。
4着△サンライズアースは追い切りの内容が前走以下、パドックでも多少緩みを感じる馬体で良く見せませんでした。レースでは折り合いに専念して前半は上手く乗り切ったと思いましたが「正面スタンドに入ったらハミが抜け過ぎてしまって……。ちょうどいい感じのハミ掛かりならいいのですが、そこからはずっと肩ムチを入れ、気合をつけながらでした」とのコメントが残っているように2角あたりからは促しつつの追走に。そういう背景があるので仕方ない面はありますが、2角を回り切ったところでより一層強く手綱を押してペースアップを促したのは流石に早過ぎ。かと言って坂下からの仕掛けでは本馬の良さが生きないわけですが、それでも残り1500m付近からの仕掛けは早過ぎで、せめてあと1F我慢すべきだったと思います。鮫島駿Jほどに酷くはないですが、それでも褒められた対応では無かったです。
5着消マイネルエンペラーはパトロールビデオを見ると良く分かりますが、2角を回り切ってすぐの地点でサンライズアースが外から被せて来たことを丹内Jが察知。これを突っ張る形でペースアップしたことが明暗を分けた印象で、あれだけ早く動いてしまっては終いにバテたのも仕方ないです。むしろその展開を考えれば良く掲示板に残したと言うべきで、かなり強くなっている印象です。あの向正面での攻防で、サンライズアースをやり過ごしていればどうだったのか・・・そんな簡単な話ではないですが、もし仕掛けを遅らせていれば、と思わずにはいられません。
6着◎ジャスティンパレスにとって、ややスタートで出負けをして位置が取れなかったのは誤算だったと思います。ただそこでプランBに切り替えられなかったのがダメで、とにかく位置を挽回せねばと言う意識がずっと頭にあったのでしょう。「4角では勝負圏内に、と思っていた」と言う鮫島駿Jのレース後コメントからもそれは間違いないと思いますが、ただただ「4角では勝負圏内に」が目標になった騎乗内容だったとしか言えず、勝つための騎乗内容ではありませんでした。と言うのも、本馬が捲った地点は残り1200mあたり。つまり前が11.8秒と位置を考えればありえないペースアップをした直後であり、そんな緩んでいないところで捲ろうと考えるのは論外中の論外。結果、本馬は残り1200-1000m地点で11.5秒の無茶苦茶なラップを踏むことになっていますが、そこは丘の上りですから11.5秒以上の負荷が掛かっているのは言うまでもなし。そんな早い地点で過度な負荷を掛けて残せるはずもなく、あの判断が全ての敗因になったと断言出来ます。つまり騎手で負けたレースです。
レース後には「向正面でそこまで無理をせず、押し上げていったのですが」と言う目を疑くようなコメントを残していますが、そう思っているのは君だけだよ、と。馬自身は「めちゃくちゃしんどかったわ、ボケ」と言いたいはずで、これを保身ではなく本気で語っているのであれば、ちょっと先は見えますね。「結果論だ」と言う向きもあるかも知れませんが、繰り返しますが残り1400m地点で明確にペースアップしているわけで、正常な体内時計があればあそこで捲ると言う判断は絶対にないわけで、結果論でもなんでもありません。予想に関しては、そういうこともあり得るだろう騎手を本命にした私の判断が悪かったわけで、糞騎乗ですがそれは予想結果とは切り離して考えないとダメ。糞騎乗されたから予想が外れた、ではなくて、そういう騎手が乗ることを分かっていて本命にした私が悪い、これが正解でしょう。申し訳ございませんでした。
8着☆ブローザホーンは終始中団のインで位置的には良かったですが、坂下では早々に鞭が入って行きっぷりが悪く、その後も伸びずバテずと言う感じで流れ込んだだけの8着敗退。菅原明Jが語っていたようにクッション値10.6の馬場が硬すぎた感がありますし(24天皇賞春はクッション値9.4)、追い切りでももう一歩昨年の状態には及ばない感じが見られたように、デキも100%では無かったかも知れません。とにかくもう少し柔らかい馬場でなければ、今後のG1戦線でも厳しそうですね。
11着○ハヤテノフクノスケはペースアップしたところで釣られて一緒にペースアップしたことが痛かったですが、それに加えて3~4角中間では早々に鞭が入っていたように、もしかすると馬群内の競馬もダメかも知れませんね。強かった2連勝は共に外から捲るような形だっただけに、これは今後に大きな課題を残した感があります。ただ能力の高さは確かなだけに、経験を積んで馬群内追走を克服出来れば、重賞では十分に通用します。
【2025 羽田盃】
◎12ナチュラルライズ...1着
○6ナイトオブファイア...2着
▲5アメージング
☆9ジャナドリア...3着
△7スマイルマンボ
パドック推奨馬→12ナチュラルライズ
期待値レベル:7
予想結果:的中(3連単10点)
投資10,000円→回収32,340円

レースラップ
12.7-12.1-12.9-12.3-12.4-12.5-13.0-11.8-12.4(50.0-49.7)
このレースの肝は雲取賞が低レベル戦でジャナドリアは過大評価であること、ナイトオブファイアは上積み大であること、この2点でした。これが完璧に嵌まった好予想だったと思いますが、「3連単売れすぎだろ」で払い戻しが伴わず。なんとも消化不良の結果でした。
ナチュラルライズは二冠の可能性が高いですが、ユニコーンSの1,2着馬はなかなか骨っぽいですから、当面の相手はこれらでしょう。ただクレーキングは賞金的に出れないかな。ナイトオブファイアは距離延長歓迎ですが、この5馬身差を詰めることは簡単ではないです。
【2025 かしわ記念】
◎3ウィリアムバローズ...2着
○7コスタノヴァ...3着
▲5シャマル...1着
☆4キタノヴィジョン
△2タガノビューティー
▽10ロードフォンス
パドック推奨馬→7コスタノヴァ、3ウィリアムバローズ
期待値レベル:9
予想結果:的中(3連複4点+3連単2点)
投資20,000円→回収76,950円

レースラップ
12.8-12.5-12.4-12.6-12.0-11.7-12.4-12.8(50.3-48.9)
コスタノヴァとウィリアムバローズをパドック推奨出来たことも含め、まあこれも予想は完璧だったと思います。ただ、これも馬券は売れに売れて最終結論時の11.8倍→最終オッズが8.1倍まで落ちて全く回収出来ず・・・コスタノヴァは勝負所以降でキックバックを嫌がったと言う話で、直線でなかなか手前が換わらなかったこともそれが原因になっているかも知れません。そういった面と展開を考えると船橋の馬場が致命傷になった感じはなく、地方交流戦でもやって行けそうではあります。
【2025 ユニコーンS】
◎8クレーキング...2着
○11テスティモーネ
▲12ヴィリアリート
☆4カナルビーグル...1着
△1ベルベルコンパス
△5メイショウズイウン...3着
△10ベリタバグス
△6ゴッドエスパーダ
パドック推奨馬→5メイショウズイウン
期待値レベル:7
予想結果:不的中(3連単21点)
投資11,000円→回収 0円

レースラップ
7.0-11.1-11.7-12.9-12.9-12.3-12.3-12.2-12.2-12.2(49.1-48.9)
前半のペースが遅く、後半5Fで12.3-12.3-12.2-12.2-12.2秒と一貫して速いラップを踏み続けただけに、後方馬には厳しい展開に。従ってクレーキングは出遅れた時点で厳しかったですし、メイショウズイウンと違ってペースアップした後に最後方から捲って行ったことで高負荷の立ち回りにもなっていますので、そう考えると強い2着でした。馬体に余裕もありましたしね。
メイショウズイウンは2角を回り切る前段階のラップが緩いところで捲る好判断で流石は武豊Jでした。同じ前半後方からでもクレーキングとは負荷の大きさが違いますから、クビ差でも完敗の印象。
カナルビーグルは展開的には楽でしたが、課題の馬群内で砂を被る形でも走れたことは収穫。4角でクレーキングに外から被される苦しい形でも内に切り替えて伸びたことも評価に値します。1,2着馬は東京ダ―ビーでも有力と思えますが、クレーキングは賞金的に出走出来ないのでしょうね。非常にもったいないです。
【2025 京王杯SC】
◎5アサカラキング
○4ロジリオン...3着
▲3ママコチャ...2着
☆10レッドモンレーヴ
△9トウシンマカオ...1着
△11トゥラヴェスーラ
△1シャドウフューリー
▽12カンチェンジュンガ
▽6バルサムノート
パドック推奨馬→5アサカラキング、3ママコチャ
期待値レベル:8
予想結果:不的中(3連複18点)
投資10,600円→回収 0円

レースラップ
12.2-10.7-11.0-11.2-11.0-11.1-11.1(33.9-33.2)
もう少しは流れると思いましたが、結果として東京芝1400mらしいスローペースに。結果、速い脚を持っている4頭が上位を占めることに。これはちょっと捻り過ぎて個人的に色々と反省すべきレースでした。ママコチャとロジリオンの2頭軸も考えていただけに、ちょっと考え過ぎました。もったいなかったです、すみません。
と言うことで、本日は以上です。
天皇賞春以外は簡単に終わらせてしまいましたが、お許し下さい。
次回はNHKマイルCを分析します。