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皆様、こんばんは。

4月2週の振り返りです。

先週は色々あり過ぎて疲れましたが、諸事情により週中更新が出来ず、桜花賞の分析記事をアップ出来なかったことはお詫びしたいです。申し訳ございません。Xでは書きましたが、ちょっと色々とありましてですね。面倒なことですがやるべきことでしたので、そちらを優先させて頂きました。それから、日曜の予想を行っている最中にPCがクラッシュしまして・・・以前から挙動がおかしかったので買い替え時かなとは思っていたのですが、大事なタイミングでダウンされて参りました。予想の下書きや予想に絶対不可欠なデータの一部が欠損するなど、まともに予想も出来ない状態になってしまって日曜の「注目馬」記事はお休みさせて頂きましたし、桜花賞予想も半分以上を書き直す羽目になってアップ時間が大幅に遅れるなど散々でした。皆様にはご迷惑をお掛けしてしまいました。申し訳ございません。

予想の方は、今週も週中の交流G1を含めて4戦2勝で終われたことは良かったですが、共に払い戻しが・・・堅めの決着の時には起こりがちですが、ニュージーランドTについては記事ご提供時よりもあり得ないぐらいにオッズが低下、しかも提示した買い目の中で的中買い目だけが異常なほどに売れまくってしまったのは残念でした。こればかりは前日に買い目と金額を提示する現状の方法では避けられないのですが、今後はちょっと工夫して、的中時には相応の払い戻しを受けられるようにしたいです。

尚、予想内容・本文は「競馬最強の法則WEB」にて無料でご覧頂けます(レース後は無料公開。地方交流重賞は見られません)。
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 【2025 桜花賞】 
9アルマヴェローチェ...2着
7エンブロイダリー...1着
3マピュース
4ショウナンザナドゥ
6ビップデイジー
8ウォーターガーベラ
1ヴーレヴ―
△12リンクスティップ
...3着
2エリカエクスプレス
16ナムラクララ


パドック推奨馬→配信出来ず。申し訳ございません

期待値レベル:7
予想結果:的中(3連複21点)
投資11,000円→回収39,600円
桜花賞
レースラップ
12.3-10.7-11.5-12.1-12.0-11.7-11.4-11.4(46.6-46.5)

馬場が悪化する場合、ほぼ全てのファンとマスコミは個々の道悪適性ばかりを考えがちですが、そんなことよりももっと大切なことがあって、それは短い距離であるほどに重要性が増します。どういうことかは予想本文で書いた通りなので詳細は割愛しますが、だからこそ今年は差し優勢、もっと言えば10年前以前の追込み馬が有利になる桜花賞になるのだと予想の前段にて書きました。レースの3分割ラップは34.5-24.1-34.5秒でしたが、強すぎた前2頭が上がりラップを引き上げただけに、ほぼ全頭にとっての実質的な3分割ラップは34.5-24.1-34.9秒。急→緩→急。勝ち時計1分33秒1を含めて、レースラップは予想したものとほぼ一致しており、やはり思った通りに追い込み馬優勢の桜花賞となりました。
レースラップはやや後傾、前2頭を除いても速めの平均ペースにも関わらず、追込み馬が大挙して台頭した理由をロジカルに説明出来る人は多くないでしょう。なぜならスローペース=前有利、ハイペース=差し有利と言う根拠のない理論を未だに信じているファンが95%以上なのですから(完全に間違いだとは言いませんが、半分以上間違っている理論)。外差し馬場だったとか、道悪で先行馬が疲れた云々など訳の分からない無理筋な結論を導いているといつまで経っても競馬は理解出来ませんから、このブログをご覧頂いている皆様はどうか正しい知識を持ち、おかしな嘘ばかりを言うマスコミは信じず、95%以上のファンやマスコミに差を付けて下さい。

1着○エンブロイダリーは25クイーンCが近5年でも抜けて高い時計レベルで、もうこの時点で桜花賞で勝ち負けになることは明らかでした。ただ、未勝利戦がレコード勝ち、25クイーンCが1分32秒2の高速決着で勝っただけに、時計が出る良馬場がベストだろうと判断。雨はかなり邪魔だったはずで、陣営もその点だけを心配しているように見受けられました。ただ、結果的にあの程度の悪化は何の問題もなく、心配は杞憂に。アルマヴェローチェと2頭で3着を2馬身半離した結果は、この世代では能力が抜けて高いことを示すものでした。
この次は二冠を目指してオークスになるのでしょうか。今日の結果からは大人気になりそうですが、基礎スピードが問われて強いマイラーですから、オークスのペースは本馬には合わないものでしょう。それでも短区間の速さが問われるペースパターンでなければ対応可能ではありますが、桜花賞に比べると条件は合わないと言うことは書いておきたいです。

2着◎アルマヴェローチェは1分31秒後半~32秒前半決着の近年らしい桜花賞では隙あり、雨で馬場レベルが落ちれば最有力と言う週中の考え方。それだけに午後になってまとまった雨量があったことは何よりでした。24阪神JFが古馬3勝C超級の時計で、近年の24阪神JF比較でも引けを取らないどころかやや上回るレベルであったことは予想本文で書いた通り。また、着差以上の完勝だったことも書いた通りで、2歳8月時点で古馬2勝C級の時計で走れていたことも含めて、今回のメンバーでは能力が明らかに上でした。それだけにこの結果にも納得ですが、エンブロイダリーとの差は純粋なマイル適性の差でしょう。距離が延びてアドバンテージがあるのは本馬の方で、オークスでは逆転出来る可能性が高いと思います。但し、高速馬場への対応は未知。

3着△リンクスティップもアルマヴェローチェ同様に高速桜花賞であれば出番は無かったでしょうが、33秒台の決着になったことで出番がやって来た感。スタートは出遅れて序盤は離れた最後方。いつになったらスタートが上手くなるのかと言う鞍上ですが(馬体をぶつけられたと言い訳していますが、ぶつけられたのはゲートを出て3完歩目。そもそも自分が出遅れなければそうはならなかったわけで、言い訳は酷い)、そういうマイナス面がある一方で、中盤の緩みを見逃さずに前との差を詰める時計感覚とロジカルな競馬観はルメールJと双璧で、このレースでも残り800m手前から一気に前との差を詰めたことが大きかった印象。それに応えられたのはリンクスティップが高い持久力と持続力を持つからで、力を出し切った上での3着好走でした。道悪の味方があったとは言え、不適距離で3着に走れたことは自信になったはずで、距離延長大歓迎のタイプだけにオークスでは前2頭との差を詰められると思います。

4着▲マピュースは正直なところ前走までは強くないと思っていました。それが前走であれだけ戦えたのは基礎スピード型のワンペース馬であるから。25クイーンCは本馬でも例年のクイーンC勝ち馬と同等の価値があったわけで、9人気は明らかに低評価でした。馬券内に届かなかったのは中盤が緩んでの再加速戦になったからで、これは戦前に懸念していた通り。理想は中盤も緩まずに消耗戦になる形で、そうであれば3着はあったでしょう。そういうタイプですから残念ながらオークスは合いませんし、かなりデキが良かっただけに、上積みも無いと考えれば尚のこと厳しい感。NHKマイルCに行った方が実はあると考えます。

5着▽エリカエクスプレスのポテンシャルは上位2頭に劣らないものがあって、能力的には3強が抜けていたとすら思います。それでも消しに近いところまで評価を下げた理由は二つで、一つは気性的に緩急を付けることが出来ないだろう点と、血統的に控えて揉まれると全くダメな可能性があったこと。後者についてはロケットスタートから逃げることで不安は霧消しましたが、案の定と言うべきか戸崎Jが中盤で息を入れたことで差し馬優勢の流れを作ってしまいましたし、本馬自身も一旦緩めてからの再加速に対応出来ませんでした。
世間では逃げたことや道悪を敗因に挙げる向きが多いですが、前者については全ての的外れ(道悪の影響は多少あったでしょうね)。可能性があったとすれば序盤からスローに落として緩→緩→急のペースパターンにするか、中盤を緩めずに急→急→急のペースで逃げるかのいずれか。後者は並の馬ではバテてしまいますが、一流のスピードと基礎スピードを持つ本馬ならば逃げ残れた可能性は十分にあったはず。23東京新聞杯を逃げ切ったウインカーネリアンは全く中盤を緩めずに逃げ切りましたが(ラップを見れば如何に楽なラップでは無かったかが良く分かります)、あのような競馬を実現出来た可能性があっただけに、今日は中盤を緩めた時点でノーチャンスでした(それでもこの日の展開で5着に残したことは強いのですが)。
この後はオークスかNHKマイルCかの選択に迫られますが、現時点でギアの上げ下げが出来ないだけにオークスには行くべきではないでしょう。行くならばNHKマイルCで、件のウインカーネリアン@23東京新聞杯のようにペースを緩めずに逃げることが出来れば、逃げ切ってしまえる可能性は十分にあると考えます。逆に、この日のように中盤で緩めてしまえば再度差し馬の餌食になります。

6着消チェルビアットは展開が向きましたし、こういうペースパターンも合う馬だとは分かっていましたが、距離は長いだろうと考えていましたので6着にまで走れたのは少々意外。このあたりは流石はショウナンパンドラの下で、底力があります。今後もマイルまでは楽しめそうですが、ペースが落ち着くパターンでも走れるかはやや疑問で。

7着消プリムツァールも7着に走れたことは意外でしたが、ここまでの3戦がいずれも緩い流れで終いの一脚が求められる展開だっただけに、今日のようなペースが合っていたのでしょう。本馬もチェルビアットと同様にペースが落ち着く流れでは過信禁物で、淀みなく流れる展開でこそ狙うべき馬。

8着△ヴーレヴ―はエルフィンSがハイレベルだったので穴馬として大いに期待しましたが、行きたがったことで最初の2Fである程度ついて行ってしまったことが痛恨。そこからは抑え込みましたが、最初から中団~後方で脚を溜めた面々よりも前半の負荷が大きかった分、直線は伸びの悪いインを通したことでもう一つ脚が使えなかった印象です。それでも8着ならまずまず、やはり能力は高いことを示してくれました。出世して行きそうですが、折り合いに難しさがあるのがネックですね。

9着消ブラウンラチェットはそもそも中距離型だけにマイルの速い流れは合わないですし、その上で出遅れ、道悪も合わず、直線は伸びの悪い最内を通しては流石に無理でした。最終追い切りの動きもパッとしませんでしたので、今日はほぼ参考外と考えて良いでしょう。オークスは良馬場になればあらゆる面でプラス材料が揃うことになりますので巻き返しは必至。それでも絶対的な能力の高さは示せていないだけに半信半疑ではありますが。

10着☆ショウナンザナドゥは前走から馬体が減ってしまった時点でかなり難しかった、と言う印象。また、前走同様に脚を溜めるだろう前提で重めの印を打ったわけですが、積極的に進めてしまった時点でほぼチャンスは消えてしまいました。それでも先行勢の中ではエリカエクスプレスに次ぐ2番目で入線したので10着と言う字面の印象ほどに悲観する敗戦では無かったと思いますが、差す競馬でどうだったかを見たかったのが正直なところ。次はどうするのでしょうか。現実的にはNHKマイルCなのでしょうが、鬼門の長距離輸送で更に馬体を減らすことになりそうなので・・・一度思い切って休ませるのが得策だと思うのですがね。損して得を取った方が良いです。

11着△ビップデイジーは力んでしまって流れに乗ったことが全て。他の先行馬同様に展開が厳しかったです。ただ、24阪神JFは展開利を最大限に受けての2着だったことは解説した通りで、そもそもの能力が印象ほどに高くないと思われたのも事実で、やはり24阪神JFのパフォーマンスはショウナンザナドゥよりも下だったのだとこの日で証明された感じがあります。故のオークスでの巻き返しは期待薄と思えますし、そもそも東京芝2400mのペースパターンが良いとも思えないので。

15着消クリノメイは25チューリップ賞が古馬1勝C級の超低レベル戦で、そもそもの能力が圧倒的に下。これでマピュースやブラウンラチェットより上の人気と言うのは流石に超過大評価でした。これを買うのはちょっとヤバイ


 【2025 ニュージーランドT】 
2コートアリシアン...3着
7アドマイヤズーム...2着
9ジェットマグナム
13イミグラントソング...1着
4ルナルーチェット
6ルージュラナキラ
10ムイ
14ストレイトトーカー


パドック推奨馬→5ミーントゥビー

期待値レベル:6
予想結果:的中(3連複20点)

投資11,000円→回収27,560円
NZT
レースラップ
12.4-10.7-11.2-11.4-12.0-11.9-11.2-11.6(45.7-46.7)

中山の3~4角で過度にペースを落として残り2Fで再加速させるラップ構成が一部の美浦騎手に流行しています。何を根拠にそうしているのか分かりませんが、前半のペースがスローでない限り、それは逃げ・先行馬にとって自殺行為であることは私のブログを見て下さっている方にとっては当たり前のことで、間断なく車が通る道路を赤信号で渡るような話です。
このレースでも美浦騎手の原Jが速い前半ラップにも関わらず、5~6F目に急激にペースを落として、ラスト3-2Fで0.7秒ものギアチェンジを生むラップを作りましたが、そんなことをするから自分は最下位に沈み、他の先行馬も軒並み掲示板外に沈むわけで、こんなことを繰り返している一部美浦騎手の気が知れません。「もうちょっと頭使おうか」と言う話で、私的には怒りすら覚えます。
ということで差し馬有利になったこのレース。先行してある程度の着順に残した馬は評価すべきで、逆に差して上位入線を果たした馬への過大評価は危険です。と言うことで、アドマイヤズームについては別に悲観する敗戦ではないですし、これで多少でも人気を落とすならば逆に美味しいを考えるべきです。ただ、未だ馬群内追走の競馬に目途を立てていないことは大問題ですが。


 【2025 阪神牝馬S】 
2ビヨンドザヴァレー
10ボンドガール
7スウィープフィート
5ドゥアイズ
4ソーダズリング
13ウンブライル
3タガノエルピーダ
1アルジーヌ...2着
11サフィラ...1着
14イフェイオン


パドック推奨馬→3タガノエルピーダ、9ラヴァンダ

期待値レベル:7
予想結果:不的中(3連複22点)
投資10,600円→回収 0円
阪神牝馬
レースラップ
12.4-11.1-12.0-12.0-11.9-11.2-10.8-11.4(47.5-45.3)

想定した展開とペースパターンになったにも関わらず、ここまで大きく外れる結果になったのは、一言で各馬の評価が的外れだったからです。申し訳ございません。
力みが強かったとは言え、この流れでビヨンドザヴァレーアルジーヌにキレ負けするとは夢にも思っておらず、一度各馬の評価をリセットする必要がありそうです。特に多く語れることはありません。


 【2025 川崎記念】 
6ディクテオン...2着
12グランブリッジ
7サンライズジパング...3着
9キリンジ
1ライトウォーリア
11メイショウフンジン


パドック推奨馬→7サンライズジパング、6ディクテオン

期待値レベル:7
予想結果:不的中(3連複9点)
投資11,000円→回収 0円
川崎記念
レースラップ
7.1-11.1-13.4-14.8-13.8-13.6-14.2-11.8-12.5-13.0-12.7(67.0-64.2)

このレースについてはライトウォーリアが出遅れた時点で終わり。そうなるとメイショウフンジンの楽逃げで前半から超スローに。タフな流れでパフォーマンスを落とすメイショウハリオには絶好の展開でしたし、逆にタフな流れになって欲しいグランブリッジには最悪の流れ。中盤は緩むものの前半は逃げ争いでそれなりにペースが上がる想定だっただけに、こうなっては当たらないのも当然です。ライトウォーリアが出遅れることを80%以上の確率で当てることなど不可能ですから、これは事故のような外れレースでしたし、想定ペースだったならば「ディクテオンサンライズジパングキリンジ」の激熱3連複が当たっていた可能性は大いにあり得て、そういう意味では悪くない予想は出来たと認識しています。ディクテオン=矢野Jはかなり上手に乗ってくれました。


次回は「皐月賞」を分析します。