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皆様、こんばんは。

本日も「フェブラリーS」の分析を続けます。
前回は東京ダ1600mコースの特徴のみに絞って書きましたが、今回はレース傾向を主とした内容になります。

まずは過去5年におけるレースラップと3着内好走馬一覧を見ておきます。
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東京ダ1600mにおけるOP戦は条件戦よりも圧倒的にペースが上がりやすく、差しが決まりやすい舞台であることは昨日書いた通り。このコースにおける頂点のレースである「フェブラリーS」も当然ペースは上がる傾向にあり、過去10年中8年でハイペースに。そのハイペース8年中6年で前後半差2.0秒以上の前傾ラップ戦になっています。
そういうラップ構成に加え、誤魔化しが利きにくいワンターンの直線が長いコースですから、基礎スピードのお化けのような馬でなければ先行して粘り込むことは難しく、コース傾向通りに差し馬有利の傾向が。
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これは3角位置別成績ですが、これだけを見るとむしろ前有利に見えますし、4番手以内馬が7頭もの勝ち馬を出していますので尚のことそう思えます。ただ、3角4番手以内通過で馬券に絡んだ10頭中9頭は5人気以内馬で、勝利した7頭中6頭は2人気以内馬だったと言う事実が。そしてその6頭はコパノリッキー・モーニン・インティ・カフェファラオ(2回)・レモンポップですから、名前を見て分かるようにチャンピオン級馬で、インティを除く5頭は前後半差2.0秒以上の前傾ラップ年の勝ち馬。先程「基礎スピードのお化けのような馬でなければ先行して粘り込むのは難しい」と書きましたが、この5頭は正に基礎スピードのお化けのようなチャンピオン級馬で、そういう彼らだからこそ粘れたのだと認識すべきです。ハイペース年且つ3人気以下馬に限った3角4番手以内馬は【1-1-0-33】複勝率5.7%(複回値32円)まで落ち込みますから、チャンピオン級馬以外の前で立ち回る馬は不利と考えて良いです。

そういうレースだけに、当然上がり順位上位馬の成績が優秀なものに。
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過去10年中7年で上がり順位上位4頭が上位3着までを占めており、上がり性能は必要不可欠

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そしてこれは前走上がり順位別成績(前走地方出走馬除く)ですが、前走段階で速い上がりを出せていた馬が良績を残していますので、前走成績はひとつの目安になりますね。ちなみに前走上がり順位2位以内且つ3着以内だった馬は【3-4-3-9】勝率15.8%(単回値81円)・複勝率52.6%(複回値124円)と堅調で、該当馬が存在した過去8年中7年で1頭以上が馬券に絡んでいますので、今年該当するコスタノヴァサンライズジパングには一目置くべきでしょうね。
尚、前走地方戦出走馬で上がり最速だった馬は【0-1-1-10】、上がり2位馬は【0-0-0-4】、上がり3位馬は【0-1-0-2】ですから中央の成績と同列に扱うのは危険。相対的に時計が掛かる地方馬場は東京ダ1600mとは別物だと言うことです。

続いて枠番別成績
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内枠不利=外枠有利な東京ダ1600mですが、このレースに限っては傾向が逆になっています。ただ、これも扱いには注意が必要で、スタート位置の角度が変更された初年度の2012年以降且つ単勝30倍未満馬に限ると以下のように変化。
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これでも外有利にはなっていませんが、なだらかにはなっています。結論として枠の内外についてナーバスになる必要は無いですが、やはり1枠だけはマイナスした方が良さそうです。

続いて、前走クラス別成績。
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クラスが上がる毎に綺麗な比例曲線を描いて好走率も複回値も上昇。このあたりは数少ないダートのチャンピオン戦だけあって、格がモノを言います。
前走G3組については、出走58頭中52頭が前走根岸S組ですから根岸Sに限定して考えて良いでしょう。その前走根岸Sで3着以下だった馬は【0-0-0-38】と全滅している一方、2着以内馬は【4-2-3-4】勝率30.8%(単回値160円)・複勝率69.2%(複回値163円)と極めて堅実で、該当馬が存在した過去9年中8年で1頭以上が馬券に絡んでいます。今年該当するのはコスタノヴァのみですが、過去データからは70%の確率で馬券に絡むことになります。
前走G2組は前走上がり順位2位以内且つ3着以内馬が【2-1-1-3】勝率28.6%(単回値67円)・複勝率57.1%(複回値140円)とこちらも極めて堅実。今年の登録馬で該当するのはサンライズジパングのみ。
前走G1組については、前走が芝G1出走馬以外なら基本的にリスペクトすべきですが(出走出来ているだけで賞金上位orレーティング上位の実績馬だから)、特に優先したいのは前走3着以内or3人気以内馬で、該当馬は【2-2-1-1】勝率33.3%(単回値138円)・複勝率83.3%(複回値170円)とサンプル数が少ないので何ともですが、それでもなかなか強烈な結果を残しています。今年の登録馬ではペプチドナイルが唯一該当します。
前走地方出走馬については、前走3人気以下馬【0-0-1-22】に対し、前走2人気以内馬【0-3-2-20】。前走2人気以内馬の中で、前走牝馬限定重賞と非交流重賞戦を除くと【0-3-2-13】まで成績は上昇しますが、馬券に絡んだ5頭中4頭は前走がG1かJpn1ですから、今年の登録馬ではウィリアムバローズだけが該当。

最後に、馬体重別成績を見ておきましょう。
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スピード要求度が高いレース・コースで、冬の時計が掛かるパワーダート。馬体重が重い方が成績が上がるのことは容易に想像出来ることですね。540㎏以上馬の成績が奮わないのでデカければ良いと言うものではないでしょうが、軽いとかなりマズいのは確実なようで、馬体重479㎏以下馬は【1-1-1-29】。延べ3頭の好走馬が居ますが、その内の2頭は重馬場でパワー要求度が落ちた年で、良馬場に限ると【1-0-0-27】となかなか厳しい数字になります。ただ今年の登録馬は概ね全頭デカいので、もう少し踏み込んで見てみましょう。
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これは良馬場且つ良績が多い490㎏以上馬に限った馬体重別成績ですが、520~529㎏を頂点として前後はなだらかに成績が下降していることが分かります。ただその理由は分かりませんし根拠は無さそうなので、ただのオカルトに近いデータとは思いますが、510~529㎏馬は良馬場8年全てで1頭以上の好走馬を出している事実はあります。今年はサンデーファンデーサンライズジパングタガノビューティーデルマソトガケドゥラエレーデミトノオーがこの馬体重レンジでの出走になりそうです。

と言うことで、本日は以上。

最後に、この上位人気馬については距離への疑念が拭い切れないですので半信半疑
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「最強競馬ブログランキング」の当ブログ紹介文内に馬名を記載しておきます(10位ぐらい)
理由も併せて書いておきます

予想準備に注力するため、次回は更新日含めて未定です。