皆様、こんにちは。
こういう記事を書いている時間すら勿体ないのですが、それでも書いておきたい話でもありますから緊急で更新しました。非常に長いおっさんの愚痴ですから、暇な方だけ読んでください。馬券の役には立ちません。
昨年5月の今村J、河原田J、小林美J、角田大J、永島J、古川Jのスマートフォン不適切使用に続き、本年6月には水沼J、そして先日には小林勝J、永野Jにも不適切使用が発覚。更には本日藤田菜Jにも不適切使用が確認されることになりました。
競馬の公正を確保するため、開催日前日及び当日開催終了までは外部との通信が禁止されていることは、公営ギャンブルを多少でも経験したことがある方ならほとんどがご存知のルールであり、そういった公正に競走が行われる担保があるからこそ、ファンは意図的な敗退行為などのいわゆる「八百長」を心配することなく、安心して馬券を購入することが出来るわけです。
違反を行った彼ら彼女らに「八百長」の意図はなくとも、それが少しでも疑われる行為を行ったと言う点で批判のそしりは免れず、相応の処分を受けることは当然。もっと言えば、公正競馬の根幹を揺るがすと言う点では処分以上の大問題な行為であり、それはスマートフォンが最早日常に不可欠と言う社会情勢などの理由で擁護される問題では断じてありません。ルールが存在している以上、それを守るのか守らないのかの二択でしかないわけです。
「公正に競走が行われる担保があるからこそ、ファンは意図的な敗退行為などのいわゆる「八百長」を心配することなく、安心して馬券を購入することが出来る」と書きましたが、一連の問題により「彼らは八百長に加担するために通信機器を持ち込んだ」と考える方は多くないでしょう。かく言う私もそうだとは考えておらず、あくまで日常の娯楽等を楽しむための軽い気持ちで持ち込んだのだろうとは思います。
ただ、そうとは捉えずに「八百長に加担しているかも知れない」と考える方もゼロではないはずで、一連のニュースで競馬そのものへの信頼が以前よりも揺らいだことは間違いでしょう。公営競技と言うものは、ファンが馬券・車券・舟券を購入した売り上げがあるからこそ運営出来ていることは周知の事実であり、だからこそ売り上げ不振に陥った競馬主催者は廃止の憂き目を見ることになります。近年でこそネットによる売り上げが増加したことで競馬場が廃止すると言う話は聞かなくなりましたが、中央競馬も含めた冬の時代であった2010年以前は毎年のように廃止となっており、私が競馬を見始めた以降でも足利、宇都宮、上山、旭川、三条、益田、荒尾、中津、福山(まだあるでしょうが、記憶の範囲内で書きました)が廃止になっています。
それぐらい売り上げは重要なもので、だからこそそれを獲得するための最低限の条件=ファンの拡大と競馬への信頼は不可欠です。私は故岡田繁幸氏を心から尊敬していますが、それは地方競馬も含めた日本の競馬産業を盛り上げようと大変尽力されたから。心から競馬を愛されていた方ですが、だからこそメディアに出ると「ファンの皆様、いつも馬券を買って頂きありがとうございます」「馬券を買って下さるから競馬が成り立っている」と事ある毎におっしゃっていましたし、とにかくファンあってこその競馬であると公言されていらっしゃいました。言葉だけではなく行動も素晴らしく、例えば氏が代表をされていたビッグレッドファームは可能な限り種牡馬を間近で見られるようにするなど(これってめちゃくちゃリスクが高くで大変なことだと思うのです)、とにかくファンが喜んでくれる、ファンが根付いてくれる努力をされていらっしゃっいました。正にファンの拡大と競馬への信頼を目的とされていたからの言動ですよね。
これらに代表されるように、先人が情熱と努力を重ねたことで競馬は現在の地位と信頼があるわけですが、一連の不祥事はそういった言動に泥を塗るものであり、信頼を壊すもので、当然売り上げにもマイナスの影響を及ぼしかねません。ハッキリ言ってしまえば、こういう競馬への冒涜を行う騎手など二度と競馬に関わって欲しくないのが本音ですが、こういう個人が立て続けに発生している以上は当事者以外の「競馬村」全体にも問題があるのでは?と考えざるを得ず、だからこそこういう不祥事が立て続けに発生するとも考えられます。組織が腐れば人間も腐るのは日常社会でも良く見られることです。
私がずっと昔から気になっているのが騎手の発言で、故岡田繁幸氏のようにファンへの感謝を述べる騎手は皆無。「いつも応援ありがとうございます」程度は日常的に聞かれますが、そんなものは常套句で、心から出た言葉とは思えません。○百勝のインタビューなどで語られるのは馬主・調教師・厩務員等の「身内」への感謝ばかり。「馬券を買って下さったファンの皆様」的なコメントなど聞いたことがなく、彼らは産業構造を全く理解しないまま、競馬に乗っているのだと良く分かります(今後意識して聞いてみて下さい。私の書いている通りですから)。○周年を迎えたラーメン店が顧客への感謝を述べず「○周年を迎えられたのは、いつも無理なお願いを聞いてくれる製麺所、材料をご提供下さる精肉業者、土地を貸して下さったオーナー、皆様のおかげでございます」なんて言いますか?そんなこと考えにくいですが、その考えにくいことを体現しているのが競馬村なんです。
今年7月に生涯獲得賞金が10億円を突破した競輪の古性優作選手は、その会見で「もともとはお客さんのお金。そこから自分が頑張った分だけいただけて。感謝の気持ちでいっぱいですね」と述べています。これを読んだ時に本当に感心したと共に、騎手の意識との顕著な違いに情けなさを感じたものです。こんなことを言える騎手なんて皆無で、今の競馬村の意識の低さでは今後もこんなことを言える騎手は出て来ないでしょう。そう思っていたとしても、実際に言葉に出来るかどうかが重要なのです。例えば武豊JやルメールJ、川田Jなどトップジョッキーが古性選手のような高い意識を持って(持っているのかも知れませんよ。ですが実際に言葉には出て来ない)公の場で発言すれば、騎手全体の意識も、ひいては競馬村全体の意識も変わるでしょう。ならば一連の不祥事も起こらなかった可能性があるわけで、個人の問題も大きいですが、業界全体の問題も大きいと思うわけです。罰則を強めて再発防止する方法もあるのでしょうが、それは力で制圧する感覚に近く、それよりももっと根本を変えていく努力をする方が健康的と思えますし、将来的な産業の安定につながるとも思うわけです。
良い時は長続きしませんし、油断すればアッと言う間に冬の時代がやって来ます。売上推移を見てもそろそろ中央競馬の売り上げも頭打ちです。ウマ娘のようなムーヴメントを起こせるコンテンツなど次から次には出て来ません。気付いた時には右肩下がり、「あの時ちゃんとやっておけば」「お願いですから馬券買って下さい」なんて願ってみても正に後の祭りなのです。一連の不祥事が起きたからこそドラスティックな改革が行えるチャンスでもあるわけで、関係者の皆様には危機感を持って業界の改善に取り組んで頂きたいです。
こういう記事を書いている時間すら勿体ないのですが、それでも書いておきたい話でもありますから緊急で更新しました。非常に長いおっさんの愚痴ですから、暇な方だけ読んでください。馬券の役には立ちません。
昨年5月の今村J、河原田J、小林美J、角田大J、永島J、古川Jのスマートフォン不適切使用に続き、本年6月には水沼J、そして先日には小林勝J、永野Jにも不適切使用が発覚。更には本日藤田菜Jにも不適切使用が確認されることになりました。
競馬の公正を確保するため、開催日前日及び当日開催終了までは外部との通信が禁止されていることは、公営ギャンブルを多少でも経験したことがある方ならほとんどがご存知のルールであり、そういった公正に競走が行われる担保があるからこそ、ファンは意図的な敗退行為などのいわゆる「八百長」を心配することなく、安心して馬券を購入することが出来るわけです。
違反を行った彼ら彼女らに「八百長」の意図はなくとも、それが少しでも疑われる行為を行ったと言う点で批判のそしりは免れず、相応の処分を受けることは当然。もっと言えば、公正競馬の根幹を揺るがすと言う点では処分以上の大問題な行為であり、それはスマートフォンが最早日常に不可欠と言う社会情勢などの理由で擁護される問題では断じてありません。ルールが存在している以上、それを守るのか守らないのかの二択でしかないわけです。
「公正に競走が行われる担保があるからこそ、ファンは意図的な敗退行為などのいわゆる「八百長」を心配することなく、安心して馬券を購入することが出来る」と書きましたが、一連の問題により「彼らは八百長に加担するために通信機器を持ち込んだ」と考える方は多くないでしょう。かく言う私もそうだとは考えておらず、あくまで日常の娯楽等を楽しむための軽い気持ちで持ち込んだのだろうとは思います。
ただ、そうとは捉えずに「八百長に加担しているかも知れない」と考える方もゼロではないはずで、一連のニュースで競馬そのものへの信頼が以前よりも揺らいだことは間違いでしょう。公営競技と言うものは、ファンが馬券・車券・舟券を購入した売り上げがあるからこそ運営出来ていることは周知の事実であり、だからこそ売り上げ不振に陥った競馬主催者は廃止の憂き目を見ることになります。近年でこそネットによる売り上げが増加したことで競馬場が廃止すると言う話は聞かなくなりましたが、中央競馬も含めた冬の時代であった2010年以前は毎年のように廃止となっており、私が競馬を見始めた以降でも足利、宇都宮、上山、旭川、三条、益田、荒尾、中津、福山(まだあるでしょうが、記憶の範囲内で書きました)が廃止になっています。
それぐらい売り上げは重要なもので、だからこそそれを獲得するための最低限の条件=ファンの拡大と競馬への信頼は不可欠です。私は故岡田繁幸氏を心から尊敬していますが、それは地方競馬も含めた日本の競馬産業を盛り上げようと大変尽力されたから。心から競馬を愛されていた方ですが、だからこそメディアに出ると「ファンの皆様、いつも馬券を買って頂きありがとうございます」「馬券を買って下さるから競馬が成り立っている」と事ある毎におっしゃっていましたし、とにかくファンあってこその競馬であると公言されていらっしゃいました。言葉だけではなく行動も素晴らしく、例えば氏が代表をされていたビッグレッドファームは可能な限り種牡馬を間近で見られるようにするなど(これってめちゃくちゃリスクが高くで大変なことだと思うのです)、とにかくファンが喜んでくれる、ファンが根付いてくれる努力をされていらっしゃっいました。正にファンの拡大と競馬への信頼を目的とされていたからの言動ですよね。
これらに代表されるように、先人が情熱と努力を重ねたことで競馬は現在の地位と信頼があるわけですが、一連の不祥事はそういった言動に泥を塗るものであり、信頼を壊すもので、当然売り上げにもマイナスの影響を及ぼしかねません。ハッキリ言ってしまえば、こういう競馬への冒涜を行う騎手など二度と競馬に関わって欲しくないのが本音ですが、こういう個人が立て続けに発生している以上は当事者以外の「競馬村」全体にも問題があるのでは?と考えざるを得ず、だからこそこういう不祥事が立て続けに発生するとも考えられます。組織が腐れば人間も腐るのは日常社会でも良く見られることです。
私がずっと昔から気になっているのが騎手の発言で、故岡田繁幸氏のようにファンへの感謝を述べる騎手は皆無。「いつも応援ありがとうございます」程度は日常的に聞かれますが、そんなものは常套句で、心から出た言葉とは思えません。○百勝のインタビューなどで語られるのは馬主・調教師・厩務員等の「身内」への感謝ばかり。「馬券を買って下さったファンの皆様」的なコメントなど聞いたことがなく、彼らは産業構造を全く理解しないまま、競馬に乗っているのだと良く分かります(今後意識して聞いてみて下さい。私の書いている通りですから)。○周年を迎えたラーメン店が顧客への感謝を述べず「○周年を迎えられたのは、いつも無理なお願いを聞いてくれる製麺所、材料をご提供下さる精肉業者、土地を貸して下さったオーナー、皆様のおかげでございます」なんて言いますか?そんなこと考えにくいですが、その考えにくいことを体現しているのが競馬村なんです。
今年7月に生涯獲得賞金が10億円を突破した競輪の古性優作選手は、その会見で「もともとはお客さんのお金。そこから自分が頑張った分だけいただけて。感謝の気持ちでいっぱいですね」と述べています。これを読んだ時に本当に感心したと共に、騎手の意識との顕著な違いに情けなさを感じたものです。こんなことを言える騎手なんて皆無で、今の競馬村の意識の低さでは今後もこんなことを言える騎手は出て来ないでしょう。そう思っていたとしても、実際に言葉に出来るかどうかが重要なのです。例えば武豊JやルメールJ、川田Jなどトップジョッキーが古性選手のような高い意識を持って(持っているのかも知れませんよ。ですが実際に言葉には出て来ない)公の場で発言すれば、騎手全体の意識も、ひいては競馬村全体の意識も変わるでしょう。ならば一連の不祥事も起こらなかった可能性があるわけで、個人の問題も大きいですが、業界全体の問題も大きいと思うわけです。罰則を強めて再発防止する方法もあるのでしょうが、それは力で制圧する感覚に近く、それよりももっと根本を変えていく努力をする方が健康的と思えますし、将来的な産業の安定につながるとも思うわけです。
良い時は長続きしませんし、油断すればアッと言う間に冬の時代がやって来ます。売上推移を見てもそろそろ中央競馬の売り上げも頭打ちです。ウマ娘のようなムーヴメントを起こせるコンテンツなど次から次には出て来ません。気付いた時には右肩下がり、「あの時ちゃんとやっておけば」「お願いですから馬券買って下さい」なんて願ってみても正に後の祭りなのです。一連の不祥事が起きたからこそドラスティックな改革が行えるチャンスでもあるわけで、関係者の皆様には危機感を持って業界の改善に取り組んで頂きたいです。