最強競馬ブログランキングへ


いつもご訪問下さり、誠にありがとうございます。
1日1クリックのご協力をお願い致します。


皆様、こんばんは。

本日は「府中牝馬S」を分析します。
まずは舞台となる東京芝1800mについて考えます。
府中牝馬1
府中牝馬2
スタートは1~2角中間のポケット。2角に向けて直進して本線に合流する形になりますが、2角までの直線距離がわずか156m(Aコース時)しかないため、スタートダッシュに優れた馬でないと位置は取れませんので、二の脚で先行するタイプにはかなり難しいコース。本線に合流してからは向正面にコブがある程度で特に大きな特徴はなく、半径が大きく緩いコーナー、日本で2番目に長い直線であることから道中の動きは少なく、概ね4角あたりからペースアップして直線での攻防になりやすいコースです。基本的には世間一般が描く東京コースらしく瞬発力の有無が勝負を分けやすいと考えれば良いでしょう。

それを踏まえて過去5年のレースラップと3着内好走馬一覧を見てみます。
府中牝馬3
府中牝馬6
過去5年はかなりペースが流れるケースが多いように見えますが、2020年は逃げ馬が後続を7馬身離す大逃げを打ったことで前半ラップが速くなっていますので、実質5年中3年がスローペース。2019年も緩めの平均ペースで、2018年以前の5年間も3年でスローペース(2018年は大逃げ馬がラップを作ったので実質スローペース)、2年で緩めの平均ペースですから、コース傾向通りに緩めのペースで流れやすい傾向。持久力よりもキレに秀でた馬が多い牝馬限定戦だけに当然の帰結ですが、そうなると「基本的には世間一般が描く東京コースらしく瞬発力の有無が勝負を分けやすい」結果になるわけで・・・
府中牝馬5
上がり最速馬の複勝率が80%を超えているように、速い上がりを出せないと馬券に絡むことが難しいレースであることは一目瞭然です。
どの馬が最速上がりを記録出来るのかを予想することは非常に困難ですが、目安になるデータは存在していて、それは前走でも速い上がりを記録出来ているかと言うこと。前走で上がり2位以内(芝・良馬場に限る)を記録出来ていた馬は【5-4-2-16】勝率18.5%(単回値275円)・複勝率40.7%(複回値118円)とハイアベレージ且つ期待値も高く、該当馬は過去10年中9年で1頭以上が馬券絡みしています。今年は該当馬がセントカメリアだけですから、いくら人気薄でも必ずマークしておくべきです。

次に前走クラス別成績ですが、これは2017年以前と2018年以降で大きな変化が。府中牝馬SがG2に昇格した2011年から2017年の7年間では前走G1出走馬が10頭しか存在しませんでしたが、2018年以降の6年間では15頭に増加まで増加。2017年以前は出走馬に占める割合が9.7%だったのに対し、2018年以降は18.5%に上昇していますが、前走G1出走馬比率が上がった=レースレベルが上がったと言うこと。

エリザベス女王杯における、前走府中牝馬S出走馬の成績
2011~2017年→【2-1-3-32】勝率5.3%(単回値76円)・複勝率15.8%(複回値75円)
2018~2023年→【3-4-1-19】勝率11.1%(単回値277円)・複勝率29.6%(複回値118円)


それを証明するように、上位馬が概ね目指すことになるエリザベス女王杯における前走府中牝馬S組の成績も2017年以前と2018年以降では明確な差が生まれています。
かと言って、前走G1組が強いと言うわけではなく、格の高さを考えると2018年以降で連対馬1頭、勝ち馬0頭の成績は物足りないもの。あくまで彼女らの目標は次以降です。
府中牝馬7
ただ、レースレベルが上がったわけですから前走非重賞組も狙いにくく、事実2011~2017年では18.8%だった複勝率が、2018年以降では13.3%まで低下しています(7人気サラキアと13人気イズジョーノキセキの好走で単複回収値は高くなっていますが、分母が大きくなるほどにもっと成績は落ちると思われる)。
となると、狙いは前走G1組が休養している間にも使われている重賞出走馬で、前走重賞出走且つ中10週以内馬が【4-4-3-27】複勝率28.9%(複回値87円)と最も堅実で、その中でも前走5人気以内馬が【4-3-2-12】勝率19.0%(単回値107円)・複勝率42.9%(複回値115円)と堅調。更にそれが牡馬混合戦だった場合は【2-2-1-3】勝率25.0%(単回値168円)・複勝率62.5%(複回値181円)まで上昇しますから、今年唯一の該当馬であるコスタボニータには要注目です。

最後に人気別成績を見ておきます。
府中牝馬8
これらは2018年以降のデータですが、3着内好走馬18頭中9頭が5人気以下馬。この人気帯が毎年1頭以上は馬券に絡んでいますので、人気薄にも十分チャンスがあるレース。この人気帯を効率良くピックアップするためには、今日書いた「前走で速い上がりが使えている馬」「前走重賞出走且つ中10週以内臨戦馬」と言うファクターが重要になりますが、もうひとつご紹介しておきたいのが「前走小回りコースで負けて来た馬の巻き返しを狙う」と言うもの。
府中牝馬9
これは当日5人気以下且つ前走4着以下敗退馬に限った前走コース別成績ですが、小箱コースで負けて来た馬が広いコースに替わって巻き返す例が多いことが分かりますから、穴馬を狙う上でのヒントになると思います。ちなみに、これは前走クラスを考慮に入れていませんから、前走がG1だろうが大箱コースで4着以下に負けていると巻き返しは困難と言うことでもあります。つまり、前走大箱コースで4着以下に負けているハーパー・フィールシンパシー・ライラックらは、当日5人気以下であれば巻き返しは困難と言うことになります(あくまでデータ上の話)。

と言うことで、本日は以上。

今年はブレイディヴェーグとマスクトディーヴァの2強が圧倒的な人気を集めそうですが、実績と能力の高さを考えればそれも納得。ただデータ的には前走G1組は決して安心出来ませんし、特にこの馬については調教の動き的に死角はありそうで・・・
↓ ↓

最強競馬ブログランキングへ
「最強競馬ブログランキング」の当ブログ紹介文内に馬名を記載しておきます(10位ぐらい)

次回は「秋華賞」の追い切り分析です。