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皆様、こんばんは
本日は「スプリンターズS」の追い切り分析です。
今回も評価は7段階(上から5→4→3+→3→3-→2→1)としました。
流石はG1と言ったところで、今回はとにかく良い馬が多いです。普通ならば3+点を取れる馬でも相対評価で一段階落とした馬が複数頭居るほどで、ハイレベルな戦いが見られると言う点では嬉しいですし、追い切りを見ていても楽しかったですね。
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【2024 スプリンターズS】
5点:該当馬なし
4点:サトノレーヴ
美浦坂路併せ。この中間はコース2本+坂路3本=合計5本の速い時計を出して至って順調な調整過程。素晴らしかったのが実質的な本追い切りだった1週前追いで、直線で軽く促しただけでアッと言う間に並走馬をぶっちぎる抜群の反応。ただただ単純に脚力が強すぎると言う内容でしたが、上がり3F12.1-11.3-11.2秒と言う調教とは思えない驚愕のラップも特筆すべきものでした。最終追い切りが坂路で行われるのは初めてのパターンで、これが気にならないわけではないのですが、1週前段階でほぼ仕上がっていて、あくまで最後の数パーセントを埋める作業ですから、これで十分なのだと思います。文句なしでしょう
4点:トウシンマカオ
美浦南W併せ。高松宮記念時と同間隔ですが、当時がコースでやや遅めの時計を2本(単走)だったのに対し、今回は坂路2本とコース1本の計3本、今週は併せ馬で追われましたので、今回の方が負荷が掛かっていますし、本馬のルーティンに則った内容でもあります。前走時には発汗が目立ち力む面が見て取れましたが、今回はその点がマシで良い意味で落ち着いている点に好感が。また馬体の張りが増して全身を大きく柔らかく使えている点も良くて、かなり良い状態に仕上がったように映ります
3+点:「最強競馬ブログランキング」の当ブログ紹介文内(C)の馬←クリックして馬名の確認をお願いします(10位ぐらい)
栗東坂路単走。放牧先で乗られているのでトレセンで数多く乗られないのは過去も同じで、過去G1よりも間隔が開いている分、乗り込み開始が早めで調教量を増やしていますので、調教量としては問題ありません。最終追い切りは坂路で4F51.9秒と速めの時計を出しましたが、昨年のように力むことなく、良い意味でリラックスして走れている点には好感。その分で推進力を強く感じますし、状態は良いです。最後は流石に苦しくなってラチを頼る感じになりましたが、全体時計の速さを考えると12.3-12.3秒と何とか減速せずにフィニッシュしたことを評価すべき。2走前よりも馬体をスッキリ見せている点も良いですね
3+点:ビクターザウィナー
中山芝単走。高松宮記念時には当初消し予定が追い切りを見て拾った経緯があるように、当時も追い切りは良いと思いましたが、今回の方が力感が強く且つ柔らかみも失っていないと言う好状態で、あの時よりも良く見えます。また、手前変換も当時よりスムーズで右回りの方がパフォーマンスを上げられる感じもあります。ムゲンの追い切りを見た後に本馬の映像を見ましたが、競走馬としての格は本馬の方が明らかに上でしょう
3+点:ピューロマジック
栗東CW併せ。中2週と間隔が詰まっていますが、1週前に坂路で4F54.4秒の時計を出し、今週はコースで併せ馬も行いましたから、このローテとしてはかなりしっかりやって来たと言う印象。身の詰まった馬体でバネ感抜群のフットワークは素晴らしく、どう見ても素質は高いですし、状態も良さそうですね。尚、今回は先導した馬の後ろに付けて直線内から追い抜く形の調教。恐らくレースを想定した追い切りですから、控える競馬を考えているのだと思います(スピードの違いで行ってしまうことは十分考えられますが、少なくとも最初から逃げようとは考えていないと思います)
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栗東坂路単走。前走と違って間隔が詰まっていますので、この中間は坂路オンリーで速い時計を4本。1週前に併せ馬でビシッとやりましたので、今週は単走で終いだけを伸ばす形。適度な前進気勢はありつつコントロールは利いた好状態で、手綱を開放してからの推進力やリズムは上々、力感もあります。一度使われて、青写真通りにここでピークを迎えた感じ
3点:ウインマーベル
美浦W併せ。8月13日に帰厩してからじっくりと乗り込まれて、コースと坂路併用で10本以上速い時計を出しています。派手な時計こそないですが、十分本数が乗られている場合は目立つ時計は出さない(その必要がない)ので気にする必要はなく、23阪神Cがそのパターンでした。1週前は行きたがる面が強すぎましたが、今週は比較的落ち着いて走れており、その分で終いの反応も良くなりました。ただ、良い頃には引っ張り切りで今回と同じようなラップを踏むだけに、併走馬にやや手応えで見劣ったことは気になるポイント。あくまで高いレベルの話ですからナーバスになる必要はないですが、好調馬が多いだけにこういう細かいディテールの差が点数の差になってしまいます
3点:ルガル
栗東坂路単走。ここまで坂路で4F60秒を切るところを合計7本。1週前には4F50.9秒の速い時計を出しつつ併せ馬で負荷を掛け、今週は単走でやや軽めの内容ですから、恐らく青写真通りにここまで来たものと思われます。四肢の捌きにキレがあって非常に良い状態だとは思うのですが、追い切り段階の馬体は若干立派。その分でラスト1Fで微妙ながら勢いがなくなった感じがあったのは残念な点。例えば24シルクロードSはあそこからもう一伸びしていますから、絶好調には少し及ばないかも。それでも十分に良い状態ではありますし、この一追いと輸送で絞れれば
3点:ナムラクレア
栗東坂路単走。坂路オンリーの調教過程は22スプリンターズS(5着)以来。近走はずっとコースとの併用で調整されて来ただけに、これをどう考えるかは難しいです。プロが判断したことですから、これ自体は深刻に考えないようにします。純粋に追い切りの動きだけを見て判定しましたが、いつもよりも外にモタれてラチ沿いを走ることになった点は感心しませんし、残り1Fを切ってからもう一度手前を換えたことも「ん?」と思わせるもの。迫力自体も昨年には及ばない判定ですから、高くは評価出来ません。ただ、決して動き(状態)が悪いわけではないです。動きが悪ければ人気馬でも躊躇なくマイナス評価にしますから。あくまで相対評価としてこの位置になると言うこと
3点:ウイングレイテスト
美浦W単走。2週続けてラスト1F10.9秒のタイムが出たように、概ねいつも通りの動きに感じるのですが、ちょっと体が重いのか研ぎ澄まされた馬体で全身収縮が出来ていた前走に比べると、やや体の使い方に重さを感じました。また1週前に他馬に左後ろの飛節を蹴られて外傷を負ったことも気になる材料。全然悪くはないのですが、とにかく良い馬が多いだけに本馬でもこの程度の扱いになります
3-点:ムゲン
中山芝併せ。4F59.3秒-1F13.3秒なのでごく軽め。遠征馬は大体こんな感じなので、時計云々は気にしなくて良いです。調教映像の画質が荒く、また変にアップにするなどしたので正確に判定出来ないかもですが、香港馬が遠征した際に感じる馬体のゴツさなどを感じず、馬体重が500kgある感じがしないのはポジティブではないです。ただトモ筋の割れ方などは一流馬のそれで、もうちょっと一定の画角で馬体を見たかったのが正直なところ
3-点:「最強競馬ブログランキング」の当ブログ紹介文内(D)の馬←クリックして馬名の確認をお願いします(10位ぐらい)
栗東坂路併せ。派手な時計は出していませんが、間隔が詰まりますのでまあこんなものでしょうか。最終追い切りでは騎手騎乗の併せ馬で負荷は掛かっています。ただ動きがどうにももう一つで、全体的な反応やスピードの乗りがイマイチで、回転力が上がって来ないことも引っ掛かりますね。前走よりも良くないのでは?と思ってしまいますし、昨年に比べると見劣ることは間違いないです
3-点:ヴェントヴォーチェ
栗東坂路単走。長休明けになりますが、ここまで坂路で4F60秒を切る所を合計10本乗られて乗り込み量は豊富。1週前には4F52.0秒の速い時計を出して併せ馬を行うなど、時計的な負荷もしっかり掛かっていますので、休み明けとしては合格点の調教過程です。ただ、馬体は良い頃に比べて筋肉の隆起がやはり物足りないですし、筋肉が整い切れていないから回転力ももう一歩。だからこそスピード感もやや物足りないわけで、G1仕上げの面々の中に入るとどうしても見劣ってしまうことは否めません
3-点:ダノンスコーピオン
栗東坂路単走。中2週ながら4F55秒を切るところを2本乗られていますので、調教内容としてはこれで十分。相変わらず掻き込みが強く力感のあるフットワークも悪くないのですが、いつもよりも外にモタれる面が強いのは気になりました(乗り手の問題もあるかも)。それ以外は前走と大差ないですが、前走までに結果が出ていないわけですから、現状維持ではダメなんですよね・・・
3-点:エイシンスポッター
栗東坂路単走。北海道帰りの中4週ですが、坂路で3本速い時計を出して乗り込みは順調。最終追い切りは坂路で単走、道中はやや力んでいますがいつもなのでそれは問題ないのですが、手綱を開放されてからの伸びがもう一つで13.0-12.3秒と加速したラップほどのスピード感がありません。いつもは力みつつも最後にもう一度ギアが入る感じですからね、少々物足りないです
3-点:モズメイメイ
栗東坂路単走。6月以降で4戦目、今回は中2週と間隔も詰まっていますので、あまり負荷を掛けない中間の調整過程は当然です。それでも動きが伴っていれば良いのですが、元々四肢の着地点で悪いのでバタついて見えるにしても、良い頃に比べるとまとまりに欠けますし、前走ではスパッと決まった手前変換もややモタついた上に変換前後ではヨレる場面も。全体時計の割に終いも止まり気味で、流石に疲労を感じてしまう内容でした
さて、勝負レースの可能性を示唆していた「スプリンターズS」ですが、当初の宣言通りに勝負レースにすると思います。回収率も600%超は目指せそうな感じですから、倍額指定の最高勝負度にすることも検討しています。
現在、最後の詰め段階ですが、一滴の漏れも無いように確認してから予想を出したいと思いますので、午前2時頃のアップになりますが(多少は前後します)どうぞご期待ください。好調だった9月を美しく締めたいです。