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皆様、こんばんは
本日は「シリウスS」の追い切り分析です。
今回も評価は7段階(上から5→4→3+→3→3-→2→1)としました。
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【2024 シリウスS】
5点:該当馬なし
4点:該当馬なし
3+点:「最強競馬ブログランキング」の当ブログ紹介文内(A)の馬←クリックして馬名の確認をお願いします(20位ぐらい)
栗東坂路単走。間隔は開きましたが、ここまで坂路で速いところを6本。1週前には4F52.0秒の速い時計も出していますので、調整は至って順調という印象。最終追い切りは単走でしたが、集中してリズミカルに登坂。このリズムの良さが前走との大きな違いで、騎手騎乗とは言え比較的楽な手応えでラスト12.7-12.3秒とキッチリ加速してフィニッシュ。少なくとも前走よりはかなり良いですし、2走前に比べても今回の方が良いかもと思える状態。立て直しました
3+点:オメガギネス
美浦W併せ。4走前と同じようなレース間隔。いつも通りにコースと坂路併用の仕上げですが、4走前に比べてやや負荷が軽いだけに、やはり先を見据えた仕上げであることは分かります。ただ若干時計が掛かる状態だった今週の馬場で馬なりのままラスト1F11.2秒のラップを踏めるのは流石ですし、その反応も上々。何よりもバランスの取れた好馬体、質の良さそうな筋肉を見るとやはり素質で一枚抜けている感じはあるんですね。そうなると100%の仕上げでなくても3+評価にせざるを得ません
3点:「FC2ブログランキング」の当ブログ紹介文内(X)の馬←クリックして馬名の確認をお願いします(20位ぐらい)
栗東坂路単走。前走と同じく坂路オンリーでの調整ですが、ここまで速い時計は合計5本(9月8日分は計時エラーでしたが、恐らく4F57秒ぐらいは出ている)。2週前と1週前に4F52秒台の時計を出していて密度は濃いです。調教映像はラスト200m少々、約30完歩分だけでしたので、これで判定しろと言うのは少々酷ですが、ダート馬らしい硬さがあるものの力感は十分で、ラスト2F24.7秒-1F12.2秒のラップも本馬にしては質が高いもの。間隔は開きましたが、力は出せる仕上がりだと考えて良さそうです
3点:ビヨンドザファザー
栗東CW併せ。今週は併せ馬で1馬身程遅れてしまいましたが、攻めは走らないタイプですし、併せ馬で遅れるのがデフォルトと言うタイプですから、遅れ自体は全く気にならないです。それよりも中間の坂路、コースでの時計の出し方が熱心で、いつもより負荷強め。これで上昇することは考えられますし、馬体の張りも上々。見た目の印象よりもウンと評価すべき調教過程だと思います
3点:カンピオーネ
美浦W併せ。ここまで坂路とコース併用で6本の追い切りを消化して乗り込みは順調。1勝Cゴッドリープとの併せ馬だった今週は反応こそイマイチでしたが、ラスト1F11.3秒のラップを踏めていますから悪くないです。1週前にも速い時計でビシッと追われており、陣営の意欲が感じられると言う点で評価出来ます
3点:ヴァンヤール
栗東坂路単走。いつも通りの坂路オンリー調教ですが、ここまで4F60秒を切る時計を6本出して乗り込みは入念。他厩舎の馬が進路に入っていたことでラスト2F目のラップが落ちた割にラスト1Fはやや馬体が伸びてしまってキレはイマイチでしたが、調教で良く見せるタイプではないのでまあこんなものでしょう。それよりも夏場の連戦でもしっかり調教を積めていることの方が重要です。順調
3点:「最強競馬ブログランキング」の当ブログ紹介文内(B)の馬←クリックして馬名の確認をお願いします(20位ぐらい)
栗東坂路単走。ここまで速い時計は坂路で4本とコース1本の計5本。時計の中身も含めてやや不足感は感じますが、今回よりも開いた間隔で今回より負荷が軽くて好走している例もあり、近走と違う坂路での最終追い切りで好走しているパターンもありますから、あまりナーバスになる必要は無いと思います。ただ、あくまで先を見据えてビッシリ仕上げていないことは確かですし、元々捌きが硬いタイプではあるもののそれがやや目立つことも気になる材料。あまり高い評価は下せません
3点:サンデーファンデー
栗東坂路併せ。1週前→当週と本馬にしてはやや速めの時計を出して、しっかり負荷を掛けられています。今週は古馬3勝Cウナギノボリとの併せ馬で、手応えでは見劣りながらも何とか同入。見た目の印象は良くないですが、そもそも攻めは走らないタイプですからこんなもの。ラスト2F12.8-12.8秒と減速せずにフィニッシュ出来ていることを評価したいです。少なくとも24平安Sの追い切りよりは印象は良かったです
3-点:カフジオクタゴン
栗東坂路単走。攻め不足を叩かれての中1週、4F51.9秒の速い時計を出して上昇一途、と言いたいところですが、ラスト2F11.9-13.0秒と急失速したことはいただけませんね。良い時にはこれぐらいの全体時計でも12秒前半~中盤では上がって来ますから、まだ良化途上だと思われます
3-点:サンマルレジェンド
栗東坂路単走。中1週なので軽めに1本。同時刻に追い切っていた馬が落馬したため、それに気を遣いながらの内容ではありましたが、そもそもが強くやる予定も無かったでしょうから影響は小さかったものと推察。ただ全体時計が遅かった割にラスト1Fで鞭が入って気合を入れられていた点はマイナスで、印象は良くなかったです。馬自身がブレーキを掛けていましたので、もしかするとゴール後で落馬した馬が暴れるなどしていたことに驚き、それで減速した可能性はありますが・・・
3-点:フタイテンロック
美浦W併せ。この中間は派手な時計こそ出していませんが、中4週での臨戦になるのでこんなもの。2週続けて併せ馬で負荷を掛けられていますので十分でしょう。見た感じ元気もあって良いのですが、かなり推進方向が上に向いていてフワフワしているのは気になるところ。ちょっとロスが大きいなと言う印象で、他の出走馬に比べるとフットワークの質の低さを感じてしまいます
-点:ヴィクティファルス
調教映像なしのため評価対象外。日曜にビシッと追われて、以降はごく軽めの調整。メンタルが全てと言うタイプだけに陣営の試行錯誤が感じられます。これが良い方に出れば
-点:エナハツホ
調教映像なしのため評価対象外。北海道帰りの中3週でもコースで速い時計を2本出して、字面上の調整は順調
-点:グリューヴルム
調教映像なしのため評価対象外。ここまで坂路とコース合わせて速い時計が5本。間隔を考えると量的にやや不足感が
-点:サンライズアリオン
調教映像なしのため評価対象外。速い所は坂路3本とコース2本の合計5本のみ。9ヶ月近い休み明けを考えると量的にどうかと思いますし、負荷の掛け方も微妙。今週の坂路も全体時計を考えると終いのラップが伸びておらず、字面だけで判断するなら良化途上でしょう。これは映像見たかったですね・・・
「スプリンターズS」の追い切り分析は明日公開予定です。