
最強競馬ブログランキングへ

いつもご訪問下さり、誠にありがとうございます。
1日1クリックのご協力をお願い致します。
皆様、こんばんは。
本日も引き続き「スプリンターズS」を分析します。


まずは昨日掲載出来なかった過去5年のレースラップと3着内好走馬一覧を掲載します。


近年のスプリンターズSは立ち回り重視であることは昨日書いた通りですが、ただ2022年や2020年のように逃げ馬が競り合って全体のペースが過度に上がってしまうと話は別で、それだけ上がりが掛かりますから流石に先行馬は失速。前との距離差が大きくなっても前がバテてしまうことで差し馬は届きますので、展開予想はかなり重要になります。また、2020年については外差し傾向が強い馬場だったことも差し馬台頭を助長していますから、伸び所についてもしっかり確認しておきたいです。
ただ、やはり基本的には位置を取った馬、インをロスなく立ち回れる馬が有利ではあって、中山開催過去10年の3着馬30頭中16頭が3角5番手以内通過馬で、残り600m地点で先頭から1.0秒以上(=約6~7馬身以上)離されると【1-1-3-56】ですから、ある程度の位置が取れるポジション性能は持っておきたいところ。前走芝1200m出走馬で、前走の残り600m地点で先頭と1.0秒以上離されていた馬は【1-0-2-35】勝率2.6%(単回値13円)・複勝率7.9%(複回値36円)とかなり期待値が低いですから、オオバンブルマイ(前走1.4秒差)、ダノンスコーピオン(同1.6秒差)、トウシンマカオ(同1.0秒差)らには嫌なデータです。
そして、ロスなく立ち回りやすい内枠優勢。

特に5人気以下に限ると、馬番11~16番は【0-0-1-45】ですから、能力差を埋めるためにはロスなく立ち回るしかありません。逆に、1~4人気の人気馬でも【1-2-0-11】と11頭が馬券外に沈んでいますから、能力が上でもロスなく立ち回れないと足元をすくわれると言うこと。それぐらい枠順は重要になります。
次にステップ別の成績を見ておきたいですが、今年は変則日程と言うことでデータ的に信用出来ない面も。そこで参考にしたいのが以下のデータ。

好走率に倍近い差が出ているように、間隔が詰まった臨戦馬は苦戦傾向にあります。これは夏場に使われた疲労もあるでしょうし、サマースプリントシリーズを大目標としていた馬も居ることで成績が落ちている印象。その証拠に、中8週以内でも夏場に1走しか使われていない馬は【5-4-3-37】複勝率25.5%(複回値75円)であるのに対し、夏2走以上しつつ中8週で迎えた馬は【2-2-5-71】複勝率11.3%(複回値55円)と大きな差が出ています。また、中8週以内且つ夏1走馬の中でも、前走3人気以内且つ4着以内馬は【4-4-2-10】勝率20.0%(単回値67円)・複勝率50.0%(複回値95円)ですから、つまり中8週以内臨戦馬で積極的に買えるのは前走3人気以内且つ4着以内馬だけです。
一方、中9週以上馬はベタ買いで複勝プラスなので積極的に買って行きたいですが、中でも前走函館SS出走馬・海外出走馬・前走ダート戦使用馬を除くと【3-4-2-12】勝率14.3%(単回値69円)・複勝率42.9%(複回値167円)まで上昇しますので、今年該当するウインマーベルやルガルには注意が必要です。
ちなみに、3大ステップレース「セントウルS」「キーンランドC」「北九州記念(今年はCBC賞)」出走馬の前走着順別成績は以下の通り。

馬券に絡んだ20頭中13頭が前走で連対。直近のステップレースだけにここで大きめに負けていると厳しいと言うごく当たり前の結果になっています。
次に見ておきたいのが馬体重に関するデータ

好走率に関しては前走で馬体重が増えていた馬が圧倒。また、前走で馬体重を増やしていた馬に限った今回の馬体重別成績が以下。

今回も馬体を減らしていない馬の良績が目立ちますが、前走で馬体を増やしつつ、ビッシリ仕上げるだろうG1の今回でも馬体が減っていない=前走で増えた分は成長分と捉えることが出来て、つまり単純に強くなっているのだろうと推察されます。該当馬は無条件に買って良いのですが、中でも馬番1~10番(つまり不利な外枠馬を除く)に限ると【4-2-3-10】勝率21.1%(単回値77円)・複勝率47.4%(複回値210円)と好走率は爆上がりします。
と言うことで本日は以上。
最後に、穴で狙って面白い一頭をご紹介して本日の締めとさせて頂きます。
この穴馬!
↓ ↓

最強競馬ブログランキングへ
「最強競馬ブログランキング」の当ブログ紹介文内に馬名を記載しておきます(10位ぐらい)
基礎スピードが問われる流れの1200m戦がベストで、その条件では実は未だ底を見せていませんし、直近でそのパターンになったレースではG1でも勝ち負けになるだけの超抜パフォーマンスを見せています。前走後にも書きましたが、そんな本馬にとって中山芝1200mは合う舞台ですから、後はペースが上がってくれることを願うのみ。
恐らく明日の更新はお休みで、金曜は「シリウスS」の分析か「スプリンターズS」の追い切り分析をアップすることになると思います。