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皆様、こんばんは

本日は「神戸新聞杯」の追い切り分析です。
今回も評価は7段階（上から５→４→３＋→３→３－→２→１）としました。

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 【2024 神戸新聞杯】 
５点：該当馬なし

４点：「最強競馬ブログランキング」の当ブログ紹介文内（Ａ）の馬←クリックして馬名の確認をお願いします（20位ぐらい）
栗東坂路単走。ここまで速い時計は坂路3本＋コース2本の合計5本。正直なところコースでもう一本速い時計が欲しい感じはしましたが、そんな思いは映像を見て霧消。1週前のコース追いではゴールを過ぎて1角を回ってもガシガシ追われるほど強い負荷を掛けられており、今週は坂路での併せ馬で一杯に追われてもいますから、本数に多少不足感はあっても負荷の強さでカバー。順調さを欠いているならば、1週前に行われたジャパンダートクラシック出走のラムジェットとの併せ馬で1馬身先着出来ないわけで、調教過程に不安を持つ必要はないでしょう。そして、春はラスト1Fでフラつく様子を見せる頼りなさがありましたが、今回は真っすぐに登坂出来ている様子から確実に成長しており、馬体も目に見えて大きくなっています。全体的にパッとしない馬が多い中では一際目立ったのが本馬で、当然の最上位評価です

３＋点：インテグレイト
栗東CW単走。前走後に速めの時計を8本、6F90秒を切る所でも5本も乗られていて非常に入念。十分な負荷を掛けられていますので、これまでと違って今週は単走で軽めの最終調整となりましたが黒光りしていてバキバキに仕上げられた馬体はどう見てもピークのそれ。連動性が高くないフットワークの質から４点は付けられませんでしたが、こと状態面については最上位として良いだけのものがありますね。これはちょっとびっくりしました

３＋点：「FC2ブログランキング」の当ブログ紹介文内（Ｚ）の馬←クリックして馬名の確認をお願いします（20位ぐらい）
栗東坂路単走。ここまで坂路で速い時計を8本出して乗り込みは入念。派手な時計はないですが、これはこの厩舎流なので全く問題ありません。本馬に関しては折り合いが全てと言って良いですが、まだ難しさは残るもののかなり我慢出来るようになっているのは大きな収穫で、時計推移を見ても春は我慢し切れずラスト2F目に12秒台や13秒台の時計を出していますが、この中間はラスト2F目まで14秒台の緩いラップで我慢し、ラスト1Fで一気にギアアップ出来ており、こういう時計の出し方を見ても気性面の成長を感じます。春よりも良い意味で肉付きが良くなっている馬体にも好感が持て、ギアアップしてからのフットワークは流石に能力上位と感じるもの。調教と実戦は別物ですが、この調教内容を見るとレースで折り合って一段階上のパフォーマンスを見せてくれるのでは無いかと期待が持てます

３点：バッデレイト
栗東坂路併せ。中4週の臨戦ですが、コースで1本+坂路で3本の速い時計を出して乗り込みは入念。今週は併せ馬ながら馬なりの内容なのでそこまで負荷は掛かっていませんが、1週前にコースで長めから追われているのでこれで十分。張りが目立つ好馬体で弾むように駆ける姿からは疲れは感じられず、非常にポジティブに映りました。能力を発揮出来る状態

３点：ヴィレム
栗東坂路単走。ここまで速い時計はコースで3本＋坂路で2本の合計5本。正直もう1本欲しいところではありますが、1週前には6F80.9秒の自己ベストタイムを出すなど強い負荷は掛けられていますので、これでも及第点でしょうか。坂路ではいつも良い時計が出る馬ですが、今回もラスト1F11.7秒の水曜日の最速タイムが出て時計は上々。推進力を感じる動きも良いもので、トータルでの印象はポジティブなものです

３点：メリオーレム
栗東P単走。中10週と間隔は開きましたが、コースで長めから5本の速い時計を出し、1週前には僚馬オールセインツとの併せ馬で大きく先着。仕上がりの良さをアピールし、今週はポリウッドでの最終調整ですから、ここまで至って順調という印象です。ただ、全身収縮が不十分なフットワークからは軽い芝でのスピードが要求される競馬になると見劣るだろうと思えるもので、このあたりに素質的な見劣りを感じてしまうんですね。雨が降って適度に時計が掛かる馬場になった方が戦えるタイプでしょう。あまり感心するフットワークではないです

３点：オールセインツ
栗東P単走。3週前→2週前→1週前と段階的に負荷を強めるパターンで、今週はポリウッドで最後の調整を行う友道厩舎流の調教パターン。このパターンを踏めている時点で順調と判断して良いですし、今週の動きもスピード感があって上々。毛艶の良さも目立ちます。1週前のコースでの併せ馬が酷かったので心配しましたが、ひとまず力は出せる仕上がりと考えて良さそうです

３点：「最強競馬ブログランキング」の当ブログ紹介文内（Ｂ）の馬←クリックして馬名の確認をお願いします（20位ぐらい）
栗東坂路併せ。1週前の土曜にコースで6F79.7秒の速い時計を出して負荷を掛けていますので、今週は坂路で4F56秒台とやや軽め。ただ併せ馬は行いましたし、終いはビッシリ追われていますので十分に負荷は掛かっています。そしてこの時のラスト1F11.9秒は自己ベストでもあって、数字的には順調な調整です。ただ、ここまで速い時計はコース1本＋坂路3本の合計4本。中6週ながら質量共に攻めた調教が行われて、どう考えてもメイチ仕上げだった京都新聞杯には見劣りますから、この点での物足りなさはあります

３点：メイショウタバル
栗東CW単走。ここまでコースで5本の速い時計を出していますが、これは十分とは言えないもの。また本馬としては時計負荷もやや軽めで、このあたりにも物足りなさを感じます。ただ、折り合いに主眼を置く調教だからこそ派手な時計を出していない側面もあって、その効果で春よりも落ち着いて走れている点には好感が持てます。それでもまだやや力みはありますし、頭も高めで見栄えはイマイチ。全体的な評価としては可もなく不可もなしと言う感じになります

３点：ビザンチンドリーム
栗東坂路併せ。ここまで速い時計はコース2本＋坂路4本の計6本と及第点。1週前と2週前にコースで6F80秒台の速い時計を出して負荷も掛かっていますので、この点でも印象は悪くなく、1週前の動き自体も悪いものではなかったです。ただ、最終追い切りが坂路になるのはデビュー以降で初めてで、パターンを変えて来たことはネガティブな印象。また併せた2勝C馬に手応えでやや見劣り、頭差遅れたことも印象は悪いです。かと言ってめちゃくちゃ悪いわけではないのですが、それでも調教から推せるだけの内容ではないですね

３－点：ゴージョニーゴー
栗東坂路単走。北海道帰りの中4週ながらコースと坂路を併用して4本の速い時計を出していますので、調教過程は至って順調で意欲的です。その点には何の文句もないのですが、まだまだ体の付くべきところに筋肉が付き切らず、500㎏超の馬体を持て余している体の使い方からは成長途上と感じますし、四肢を俊敏に動かせていません。体幹も不十分でふにゃっとしている面も見受けられますし、現時点で世代トップクラスと伍して戦うのは簡単で無いように思えます

２点：ミスタージーティー
栗東坂路単走。日本ダ―ビー以来の実戦になりますが、速い時計はコース1本＋坂路2本の3本のみ。しかも坂路2本の内の1本は4F58.4-1F13.6秒のやや軽めのものですから、流石に量的な不足感は否めません。その影響は時計や動きに出ており、1週前のコース追いではラスト2F11.6-12.9秒と急失速し、今週の坂路は先着したものの併走馬に対し手応えで完全に劣勢に（相手が調教で走るチェイスザドリームではありましたが）。休み明けから仕上げない厩舎ですが、流石にこれでは息が持つかが心配ですね。75％ぐらいの状態にしかないと思われます

２点：ヤマニンステラータ
栗東坂路併せ。中3週と間隔が詰まっているとは言え、連勝した近2走のルーティンを崩して3走前以前と同じく坂路での最終追い切りとしたことはマイナス。舌を出して集中力を欠き、12.6-12.7秒とわずかでも失速した内容も褒められたものではなく、相手が追わなかったことで先着はしましたが手応えでも見劣っていましたので、どこを切り取ってもポジティブな評価は出来ません

－点：トラストボス
調教映像なしのため評価対象外。本数はそこそこ乗られていますが、休養前と同じくかなり時計は遅め。パターンとは言えクラシックトライアルですから、もう少し熱を感じたかったのが正直なところで

「オールカマー」の追い切り分析は時間的にちょっと無理そう・・・すみません。