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皆様、こんばんは。

7月4週の振り返りです。

今週も2連敗に終わり、月間的中なしの考えられない結果で7月を終えることになってしまいました。
色々と間違っているからこそ、このような結果になったのでしょうし、どうも波に乗り切れない2024年なのだと思います。ただ方向性が間違っているならば、より施行数が多く「あるべき姿」になるはずの「注目馬」の堅調な成績はあり得ないわけで、何が正解で何が間違いなのかが正直分からなくなりつつあります。正に迷走。ただ、自分自身の能力や、これまでやって来たことには1ミリの疑いも持っていませんから、反省すべき点は反省し改めるべき点は改めて、また今週もやって行きます。最後まで絶対に勝負は諦めません。

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 【2024 クイーンS】 
2ウンブライル
7アルジーヌ...3着
13ドゥアイズ
8ウインピクシス
9スタニングローズ
3イフェイオン
14モリアーナ
5モズゴールドバレル


パドック推奨馬→2ウンブライル、8ウインピクシス、14モリアーナ

予想結果:不的中
投資10,600円→回収 0円
クイーンS
レースラップ
12.3-11.2-12.2-12.4-12.2-11.8-11.6-11.8-11.9(48.1-47.1)

展開ですが、ラリュエルは控える競馬をしてコンクシェルがハナ、と言うところまでは読み通りでしたが、モズゴールドバレルとスタニングローズが予想以上に行く気を見せなかったことで1角で隊列は決まり、前へのプレッシャーも弱めに。これによりスローペースで流れることになりましたが、平均やや速めの淀みない流れを想定していただけに、この時点で予想は外れる運命にありました。ただ、戦力分析が全く機能していなかったことも事実で、外れた理由を展開にだけ求めるのは違うと思います。
スロー4F戦ですから基本的には前有利の展開で、それだけに後方から上位に食い込んだボンドガールとドゥアイズは能力上位、瞬発力上位で着順以上に評価すべきだでしょう。

1着消コガネノソラは、スイートピーSにおける自身の上がり3Fラップが11.1-11.5-11.4秒。ラスト3F目に11.1秒の速いラップを踏めば、普通は段階的に減速するはず。それが11.5-11.4秒とラスト1Fでもう一度加速している点にまだまだ奥があって、また一戦毎に馬体を増やしていることから着実に成長しているとしてオークスでは穴馬として面白いと評価した経緯が。そのオークスでは大きな着順になりましたが、あれはとにかく積極性に欠ける酷い騎乗ぶり&苦手な瞬発戦が原因で能力を正しく反映した結果でないことは当時の回顧記事でも書いた通りです。
ただ、それでもスイートピーSは3勝Cで善戦しても勝てないレベルと言う判定で、ここでは51㎏でも足りないと言う見立て。それでいてそこそこ人気していましたので消し評価としましたが、予想以上に奥があったと言う感想。ましてや得意ではないスローペースのレースでしたから尚更で、今日も馬体重が増えていたように3ヶ月の間に更なら成長もあったのでしょう。このレースにおける3歳馬は軽量でもフロックでは勝てないことは歴史が証明していますから、素直に今日のパフォーマンスを評価すべき。秋華賞も楽しみになりましたが、関西遠征での成績を落とす厩舎ですから、栗東滞在などの工夫は必要でしょうね。美浦からの長距離輸送での臨戦ならば少々疑いたいです。

2着消ボンドガールは後方インを追走。3~4角中間から徐々に外に誘導し、直線では大外に持ち出したかったような乗り方。ただ進路が作れそうになかったので馬群を割る選択をしましたが、この4角から直線入口に掛けての進路選択ミス(あえてそう書きます)によるスパート遅れが差し損ねた原因です。最初から馬群を割る選択をしていれば差し切っていたと思いますが、それはあくまで結果論で特に責められるものではないでしょう。
本馬に関しては余裕残しの仕上げ、不利などでパフォーマンスを落としていた経緯はありましたが、新馬戦以外は説得力あるパフォーマンスを見せていなかったのも事実で、それに加えて距離にも馬場にもデキにも不安があり(2週連続で手前を換えなかったあの追い切りを見て高くは評価出来ないでしょう)、それで1人気(最終的には2人気)では消す選択しか出来ませんでしたので、軽視したことに後悔はないです。結果的にはチェルヴィニアに完勝した新馬戦のパフォーマンスが本物だったと言う話で、ここでは能力上位だったと言うことでしょう。折り合えたことは収穫で、これで秋華賞に目途が立ちましたが、個人的には更に1Fの距離延長はプラスにはならないと思っていますので、恐らく秋華賞でも高く評価はしないと思います。

3着○アルジーヌはコーナー4回の1800m戦はベストですし、前走のパフォーマンスが素晴らしかったことから高く評価しました。ただあくまでベストは良馬場と考えましたので一段階評価を落としましたが、極端に悪化しなかったことは幸いでした。ただもっとペースは流れて欲しかったはずで、上位2頭とはそこで差が付いた感。ただ前走のパフォーマンスが本物であることは証明しましたし、今後もコーナー4回コースでは確実に走って来るでしょう。1800mベストも2000mでも大丈夫だと思います。

4着▲ドゥアイズは懸念した通りにこのレースでの8枠は厳しく、3~4角で5頭分の外回しの負荷は大きかったです。また、4角では逆手前になって外に膨れ、推進力を前に向けられなかったことも堪えました。せめてコーナーを正手前で回れていたならば3着はこの馬でしたし、あるいは勝ち負けまであったかも知れません。また本質的にもっとペースは流れて欲しかったはずで、そう考えると全く悲観することはない4着で、十分に力は示しましたね。

5着消コンクシェルは思いのほか楽に逃げられましたし、動き出しも遅めでしたので完璧に展開は向いた感。それで5着では食い足りないですし、これまで逃げて好走したレースはスローペースばかり。これは過大評価禁物です。

10着◎ウンブライルは内枠有利なこのレースにおける最高の枠を得ましたが、早々に枠の利を捨てて外に出した時点で厳しかったです。ルメールJ曰く「早く反応出来ないタイプなのでタイトなコースは合いません」と言うことで外に出したと思われますが、札幌ですからね・・・もうちょっとやりようはあっただろうと思わざるを得ません。

14着☆ウインピクシスは4角で早々に鞭が入り、直線は手応えがなくなったことで追われず。「止め際の歩様が悪かった」と言う騎手コメントが残っており、今日はノーカウントで良いと思います。


 【2024 アイビスSD】 
8マイヨアポア
16ディヴィナシオン
13チェイスザドリーム
15モズメイメイ...1着
14デュアリスト
4ジャスパークローネ
9グレイトゲイナー
18メディーヴァル
17テイエムスパーダ...3着
10ファイアダンサー
12ウイングレイテスト...2着


パドック推奨馬→8マイヨアポア、13チェイスザドリーム

予想結果:不的中
投資20,000円→回収 0円
アイビス
レースラップ
11.6-10.2-10.7-11.1-11.7(21.8-33.5)

週中は終日雨予報が、段々と雨は降らない予報に変わり、6Rまでは雨が降らずに高速決着。完全に運が向いて来たと思っていたのですが、まさかの5分前からの大雨。流石にこの遅い時計を見ると雨の影響は少なからずあったと思われ、この点で内~中枠馬はキツかったですね。本命馬マイヨアポアについては、まあ酷いの一言です。騎乗ぶりが。先程、クイーンSにおいてコガネノソラ@オークスの騎乗内容が消極的で酷いと書きましたが、同じ騎手が乗っていたんですね。後述するように想定外が起こったことは認めますが、それにしてもですよね。大箱の中距離戦に乗っているような騎乗ぶりじゃどうにもならんすわ。ゲームじゃないんですからね・・・

1着☆モズメイメイは、当初からアイビスSDが本丸で北九州記念は叩き台。それが北九州記念で望外の結果(レース振りを含めて)を残しましたから、陣営はさぞかし自信があったことでしょう。ただ私的には馬群を割った前走のレース振りが本物であることに100%の自信が持てず、ややお茶を濁すような印の打ち方に。ただ今日でも控える競馬で結果を出したのですから本物で、しかも相当下手に乗られていますから明確に能力が一枚上でもありました(馬の力で勝ったと言うのは正にこのこと。マジでかなり無茶苦茶な競馬をさせられています)。これでスプリンターズSも楽しみになりましたが、騎手を替えないと無理だと思いますね。

2着▽ウイングレイテストは千直戦においてはとにかく不利になる重斤量馬。それを克服しての2着はかなり価値が高く、直前の雨がなければ勝っていたかも知れません。力は十分に示しましたし、恐らく次に走るであろうキーンランドCも楽しみです(今夏はサマースプリントシリーズ制覇を狙っているので)。

3着△テイエムスパーダはチェイスザドリームに前に出られて、外に押し込められる形であればダメだったでしょうが、思った以上にテンに行けてチェイスザドリームを出させず、マウンテンムスメの内に切り替えて揉まれなかったことが全てでした。凡走レースでも1000m地点までは善戦していたように、揉まれなければこれぐらい走れるのは想定内。ただ1200mではハナを奪えないと厳しいです。

4着○ディヴィナシオンはハッキリと騎乗ミス。あの枠と並び、本馬の性質を考えれば外ラチ沿いを取る以外の選択肢は無かったはずで、それが出来なかったわけでもありません。それが初手から意識は内。前が詰まることを恐れたのかも知れませんが、千直戦であれをやったら負け。千直の8枠で好走する馬は、ラチ沿いでどこまで我慢出来るかのチキンレースに勝った馬だけで、誰がどう言おうと選択ミスです。100%断言出来ます。我慢し切ったメディーヴァルが最後にあそこまで伸びているのを見ても間違いはなく、道中はメディーヴァルの後ろで我慢出来ていれば確実に圏内に走っていたでしょう。本馬から馬券を買っていた方はキレて良い案件です。

5着消メディーヴァルは大外枠としてラチ沿いで我慢、前が開かなくても我慢した結果が13人気5着と言う結果に。もちろんもっと早めに前が開いていれば良かったですが、それはもう競馬の綾。焦って内に進路を求めていれば5着もなかったわけで、これが千直戦の真実です。好騎乗。

9着▲チェイスザドリームは20㎏増も見た目に太くは無かったですし、むしろ抜群の馬っぷりに見えました。位置取りは予想通りで、高速化せず時計的にも走れる範疇。それであれだけ走れなかったのは重めだったとしか言えなさそうです。もしくは、本気で走ることを止めてしまう性格が出てしまった可能性も。

10着△ジャスパークローネは外にマウンテンムスメが居るので内ラチ沿いを狙うと思っていましたが、内のショウナンマッハが予想以上に速くて壁になり内ラチには寄せられず、結果中途半端な位置を走らされることになりました。それにしても負け過ぎたのは鞍上コメント通りに疲れもあったのかも知れません。

17着◎マイヨアポアは前走で先行させたことが仇になったか、スタートを予想以上に出てしまい、その影響で早々に外に潜り込めなかった可能性はあります。ただ、しっかり見ると初手ではむしろ内に寄せていますし、以降も外に潜り込むチャンスはあったのに、多少でも寄せようともせず馬場の中央を馬なりのまま乗馬しているだけ。残り600mを切っても何もせず、他17頭が全開スパートしている様子とはあまりに対照的で、その光景は残り300mまで続きました。縦位置、横位置云々ではなく、千直で残り300mまで馬なりでどうにかなるはずもなく、石川Jは「最後に詰まってしまったのに尽きます。捌けなかったのがすべてで、脚を余してしまいました」とマウンテンムスメに締められてブレーキを掛けたことを敗因に挙げていますが、周りの脚色的にもあそこがスムーズでも圏内には届いていませんので、全く見当違いのコメントです。極端なことをやって上手くハマった時だけ勝てる騎手であることは重々承知ですが、まさかあんな乗り方をするとは・・・馬がかわいそうです。


 【先週の注目馬】 
7/27(土)
新潟4R:シュヴェルトリリエ→2人気競走中止
新潟5R:メイザーキック→5人気14着
新潟7R:シルトホルン→4人気13着
札幌10R:ステラバルセロナ→4人気4着

7/28(日)
札幌10R:シダー→4人気1着(単勝720円、複勝290円)
新潟11R:オルノア→7人気2着(複勝490円)

土日計6頭推奨で【1-1-0-4】。今週も単複勝ち越しで月間もプラスで終了。「注目馬」は相変わらず堅調なのですが・・・


次回は「レパードS」を分析します。