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皆様、こんばんは。

7月2週の振り返りです。

所用で更新がこの時間になってしまいました。
先週は最高勝負度だった「函館記念」を含めて重賞予想は2戦2敗。両レース共にそうですが、いずれもただただ私の能力不足が招いた結果で、何の言い訳もありません。特に今年の勝負レースはその他重賞と変わらず不調で、先週もまた皆様のご期待を裏切り、ご迷惑をお掛けしてしまったことに申し訳ない気持ちしかなく、自らの能力の無さに失望しております。ご期待を裏切り、本当に申し訳ございませんでした。詳細はレース回顧の項で詳しく書いておりますので、ご覧下さい。
自分が招いた事態だとは言え、時間があれば自己否定、皆様の目に入る場では謝罪ばかりで予想家としてダメになりそうですから、今週は木曜までブログ更新は休み、SNSも開かないようにします。金曜に中京記念の分析、土曜に中京記念の追い切り分析を行うに留めますので、ご了承くださいませ。

尚、予想内容・本文は「競馬最強の法則WEB」にて無料でご覧頂けます(レース後は無料公開。地方交流重賞は見られません)。
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 【2024 函館記念】 
10トップナイフ
15チャックネイト
11アケルナルスター
1サヴォーナ
13デビットバローズ
4グランディア...2着
12ホウオウビスケッツ...1着
8プラチナトレジャー
14ハヤヤッコ


パドック推奨馬→4グランディア、14ハヤヤッコ、10トップナイフ

予想結果:不的中
投資20,200円→回収 0円
記念
レースラップ
12.5-11.1-11.8-12.0-12.2-12.1-11.8-11.8-11.9-12.0(59.6-59.6)

馬場は予想より内が有利でしたが、展開・ペース想定は予想の範囲内、印各馬の状態におかしなところもなく、その上で印上位3頭の最高着順が6着で本命馬が10着に沈むわけですから、ただただピントがズレ過ぎていたと言うだけの結果。最高勝負度のレースとしては話にならない予想で、自分に失望すると共に自分の能力に疑問符すら付くレースでした。本当に申し訳ございませんでした。こうやってレースが終わって各馬の勝因や敗因を分析することは出来ますが、なぜこういう予想に至ったかの分析は出来ていませんし、自分が作った予想ですから冷静かつ的確にそれを分析することは難しいです。ただ、それをやらないと状況は変えられないと強く感じた結果ですから、その辺りはじっくり時間を掛けて振り返ろうと思います。

展開ですが、アウスヴァールとホウオウビスケッツが共にハナを狙って出して行くものの、内の有利さがありつつより意思が強かったアウスヴァールがハナで、ホウオウビスケッツは早々にBプランに切り替えて2番手。3番手以下の並びはやや異なったものの、概ね予想通りの展開で、早々に前2頭の隊列は決まったものの古川吉Jがペースを緩めずに逃げたことで、前後半59.6-59.6秒の平均ペース、道中の最遅ラップが12.2秒と全体に淀みの無い流れに。ただ、逃げ馬がプレッシャーを受けない形の逃げ、1000m地点で逃げ馬と2番手の差が2馬身少々空いていたことを考えると、やや前有利だったかも知れません。

1着△ホウオウビスケッツは予想文で書いたように追い切り2番手評価で(1番手はトップナイフ、3番手はアウスヴァールで、この3頭だけが3+点)、デキは間違いなく良かったと思います。パドックは目立ちませんでしたが、元々歩き姿で良く見せるタイプではなく、あんなものです。
レースは早々にハナを諦めて2番手で。前を放置したのは折り合いに難しさがあるのでマイペースで走らせたかったからで、逃げた馬が格下と見られたアウスヴァールだったことからも心理的に楽だったでしょう(いつでも掴まえられると言う意味で)。本馬で5F通過60.0秒程度ですからペースも楽で、変に緩むことが無かったことで捲り馬も出ず、終始マイペースで追走出来ました。4角で早々に先頭に並んで、以降は後続を突き放す勝ち方は明らかに力が一枚上と思わせましたが、その背景にはかなり上手く行った道中があり、それは簡単に再現出来るものではありませんので過大評価は禁物。特にペースが上がっての対応にはまだ課題を残します。

2着△グランディアはパドック最上位評価としたように一頭だけデキが違った感がありました。集中力の関係から馬群で競馬をさせたいタイプだけに内枠も絶好で、道中は終始ラチ沿いを追走させる最高の形でレースを進められましたし、使える脚が短いタイプだけに直線の短いコースもピッタリでした。ただ、重賞で五分に戦えるだけの決定的な根拠に欠けていたのは事実で、その点で6番手にしか評価出来ませんでしたが、今日の結果を見るとその点は全く問題ありませんでした。基本的に何でも根拠を必要とするのが私の予想スタンスだけに、この馬を上位評価出来なかったことは仕方がないです。そして、それは3着アウスヴァールにも繋がる話で・・・

3着消アウスヴァールは結論から言ってしまうと、週頭の本命候補でした。週中記事で「そうなると洋芝に合う血統馬を探すことが穴馬ピックアップへの近道になりますが、これ以上書くと予想のネタバレになるので申し訳ありませんが割愛します。ちなみに、その血統面が後押しになってえげつない大穴馬を本命にする可能性がそこそこ高いですので、お楽しみに」と書きましたが、好走データ該当馬で、父・母父ともに洋芝歓迎、単騎逃げ濃厚の本馬は条件に最適だと考えたのがその根拠。ただ、大箱コースとは言っても楽逃げで5着に負けた24都大路S、同じく楽逃げでテーオーソラネルに捻じ伏せられた23岸和田S、平均ペースでブローザホーンにぶっちぎられた23烏丸Sの内容・結果からペースの如何に関わらず残せるとは思えませんでしたし、不利が大きかったとは言え以前に一度走った22五稜郭Sの内容から函館で劇的にパフォーマンスを上げるとも思えませんでしたので、中心視するには流石に根拠が足らなさすぎると思いましたし、差し有利の展開になるとも思いましたので印も回しませんでした。結果的に走られたので査定ミスとしか言いようがないのですが、先に書いたように追い切り3番手評価でデキが良かったことは後押しになったかも知れませんし、やはり血統的に函館は合っていたのでしょう(22五稜郭Sは不利が大きすぎたと言う結論)。従って中央場所で同じように走れるかは疑問です。

4着☆サヴォーナは本命候補の一頭でしたが、4番手まで扱いを落としたのは枠が全ての理由。二歩目までが遅い本馬が最内枠に入っては最序盤に前に入られて位置を落とすことが予想されましたが、その予想通りにかなり位置を落とすことになりました。この位置取りについて池添Jを批判する意見が各所で散見されましたが、簡単に予見出来たことを見抜けない方が悪いのであって、これについての騎手批判はお門違いです。飛びが大きいので道中でなんとか外に誘導するように試みましたが上手く行かず、ようやく外に出せたのは3角手前。ただ内が不利にならない馬場での5頭分外回しは負荷が大きすぎ、とにかく今日は全てが上手く行きませんでした。あれで2着と1馬身差まで詰めたのは力があればこそで、今日の敗戦で評価を落とす必要はありません。ただやはり大箱向きですし、自由度の高い外枠向き。そして基礎スピードが高いので、速いペースを前で受ける形がベストでもありますから、そういうレースで強く狙いたいです。札幌記念で外枠に入れば結構面白いと思うのですが(ペースを引っ張る馬が居る前提で)。

5着▽プラチナトレジャーは前のサヴォーナが外に出してくれたおかげでインの進路が開いて、終始インをロスなく運べたことが大きかったです。ただ、基本的に上がりが掛かって欲しいタイプだけに、この上がりではここまでが精一杯。ムラ馬で狙い時が難しいですが、上がりが掛かりそうな展開では常に警戒が必要です。

6着○チャックネイトは手を抜くタイプなので馬群内で追走させたり、直線では追い比べになるなどしたて気を抜かせたくないタイプ。それだけに15番枠は痛恨でした。それでも道中は上手く馬群に入れたのですが、近い位置で目標になると思われたデビットバローズが勝負所から全く進んで行かなかったのは大誤算で、これが邪魔になって暫く待たされたことが痛恨。また全体的な手応えから2000mの競馬もやはり向かなかった感があって、せめて2200mは欲しい感じでしたね。これはちょっと高く評価し過ぎたかも知れません(馬券の買い方的に2番手以下の序列はあまり重要ではなかったですが)。

10着◎トップナイフは膝蓋骨がズレる手術明けでしたが乗り込みは入念で、追い切りの動きを見た時に明らかに昨年より良くなっていることが確認出来ました。またパドックでは以前よりトモが入るようになって良い歩き方になっており、パドック段階でまず間違いなく走ると確信しました。そしてスタートを決めて二の脚が付いたことで手術効果があったことも確認出来て、道中は安心して見ていましたが、残り600m標あたりから手応えが渋くなり、以降は脚が使えずに10着大敗。あの展開ですから能力であそこまで負けるはずもなく、敗因は踏ん張れる状態に無かったと考えるしかありません。つまり状態を正しく見抜けなかった(と言うより真逆の評価を下していた)私の見る目の無さが予想を外した全ての原因。お詫びするしかございません。申し訳ございませんでした。

16着△デビットバローズは3角から手応えが渋くなってズルズル後退。揉まれるとダメなタイプですが、手応えが渋くなったのは揉まれていない段階ですから、原因不明。記事作成時点で故障では無いようで、考えられるとすれば中1週での疲労でしょうか。とにかく難しい馬です。


 【2024 函館2歳S】 
13エメラヴィ
9ヴーレヴー
5ニシノラヴァンダ
10カルプスペルシュ
3リリーフィールド
14ヤンキーバローズ
1エンドレスサマー
7サトノカルナバル
6モズナナスター


パドック推奨馬→13エメラヴィ、10カルプスペルシュ

予想結果:不的中
投資11,000円→回収 0円
2歳S
レースラップ
11.9-10.8-11.3-11.4-11.8-12.0(34.0-35.2)

展開ですが、スタート自体はモズナナスターが速かったですが、二の脚が速かったのはセイウンプラチナ。他馬が競り合うところまで行かず、早々に隊列が決まってしまったことでペースは流れず、前半3F34.0秒&前後半差1.2秒は函館2歳Sとしては緩めの流れ。例年より内が良い馬場状態も手伝って、ある程度の位置を取っていなければ勝負にならない前有利の展開になりました。

1着▽サトノカルナバルにとっては好走するためにクリアしなければならないポイントが複数存在していましたが、その一つがゴリゴリのスプリントラップへの対応。それだけにペースが落ち着いたのはラッキーでしたが、それでも4番手の位置が取れたことは少々想定外でした。コーナー地点でやや手応えが渋かったですが、直線に入っての伸び脚は一枚上で、それは前走時に証明していたこと。完勝の内容でしたが、これで1200m向きと考えるのはどうでしょうかね。新馬戦での加速力を見ると、私的には1400mや1600mの方が良いタイプに思えるのですが。

2着▲ニシノラヴァンダは抜群の二の脚でハナ。競りかけられるだけのテンのスピードを持った馬が居なかったことで、このペースでも1馬身以上のリードを取って逃げられたのですから楽でしたし、例年より内が生きている馬場も良かったです。今日はかなり上手く行った部類ですが、それもこれも抜群のテンのスピードを持っていると言う強力な武器があるからで、ただの展開利を考えるのもまた違うでしょう。

3着△エンドレスサマーの新馬戦は掛け値なしの好時計でしたが、高確率でインで控える競馬になることが最大の課題でした。そして予想通りに内の番手での競馬を強いられましたが、結果的に大きな問題にならなかったのですから立派でした。ただ、新馬戦よりもパフォーマンスを落としているのは事実で、基本的には摩擦の小さい競馬でスピードを活かす形がベストではあるのでしょう。

4着△ヤンキーバローズは新馬戦の内容から前半に置かれる可能性を示唆しましたが、予想通りにかなり位置は落としました。その上で今日の流れでは厳しいですし、更には終始外を回す競馬では尚更(内を選択出来る場面はありましたが、そうすれば恐らく3~4角中間で前が詰まって待たされていましたので、あの外選択は間違っていなかったと思います)。それでいて勝ち馬と0.3秒差、2着とは頭+半馬身差まで差して来たのですから立派で、かなり強い競馬をしたと思います。もっと距離が延びた方が良さそうでもあって、勝ち馬と共に先々にかなり期待出来る一頭だと感じました。

5着☆カルプスペルシュは、好発も出たなりで中団。勝負所ではサトノカルナバルより手応えが良かったぐらいですが、騎手の意識が外に出すことしかなく攻めず、4角出口では3頭分外のサトノの更に外へ。直線で脚は使っているものの、終始あれだけ攻めない、縦位置を捨て去る騎乗ではあそこまでが精一杯でしょう。「最後は止まってしまいました」と言うコメントを残していますが全然止まっていないですし馬に失礼。目立たないですが、かなり酷い騎乗内容でした。騎手が違えば楽に2~3着はあった内容でしたが、鮫島駿Jは今年に入っての重賞でこんな乗り方ばっかりやってますね(数か月前にも指摘した記憶がありますが)。全体的な勝利数は伸びていますが、重賞成績は2023年より落ちています(平均人気は上がっているので馬質が落ちたわけではない)。重賞なんて攻める意識がないと絶対に勝てないですからね、今日みたいな乗り方を繰り返していると更に重賞成績を落とすだけです。

10着◎エメラヴィはリアルタイムで見ていて不可解過ぎる騎乗だとは思いましたが、同時に何かあったとしか思えなかったのも事実。レース後に「左へモタれる癖が、より強くなっていました。向正面から口がロックされて、いい立ち回りができませんでしたね。今日は参考外です」と横山武史Jはコメントしていますが、もうこれが全てでしょう。確かに新馬戦でも左にモタれる面は見せていましたが、あそこまで悪化するとは・・・ただ騎手として「参考外です」と言うのはどうなんでしょうかね。馬券を買っているファンにノーカウントなんて無い訳で、そう思っていても口にすべきではないでしょう。


 【先週の注目馬】 
7/13(土)
函館3R:マサノカナリア→1人気1着(単勝290円、複勝160円)
函館5R:ウインキャロライン→3人気8着
★小倉10R:トーアライデン→7人気13着
福島9R:エッセレンチ→4人気14着

7/14(日)
小倉4R:モンサンケコア→3人気7着
福島7R:クリーゲリン→6人気2着(複勝290円)
福島8R:キュベリン→10人気4着
函館3R:エヴァンスウィート→3人気1着(単勝840円、複勝260円)
函館8R:ミッドナイトラスタ→1人気8着

土日計9頭推奨で【2-1-0-6】