最強競馬ブログランキングへ


いつもご訪問下さり、誠にありがとうございます。
1日1クリックのご協力をお願い致します。


皆様、こんばんは。

6月3週の振り返りです。

予想内容・本文は「競馬最強の法則WEB」にて無料でご覧頂けます(レース後は無料公開。地方交流重賞は見られません)。
「競馬最強の法則WEB」はこちらから
  ↓ ↓




 【2024 マーメイドS】 
3ピンハイ
9コスタボニータ
10ゴールドエクリプス
5ラヴェル
15エーデルブルーメ...2着
4ミッキーゴージャス
6ホールネス...3着
13アリスヴェリテ...1着
2ジューンオレンジ


パドック推奨馬→13アリスヴェリテ、10ゴールドエクリプス、4ミッキーゴージャス

予想結果:不的中
投資10,100円→回収 0円
マーメイド
レースラップ
12.1-10.9-11.8-11.8-11.7-11.4-11.4-11.6-12.0-12.5(58.3-58.9)

展開ですが、アリスヴェリテとベリーヴィーナスの逃げ争いがどうなろうが3番手以下はスローになると考えていましたので、それ自体の予想は間違っていませんでした。ただ、前半5F58.3秒は当然遅くはないですが、今の超高速馬場を考えると暴走ペースでもなく、それでいて2番手が1.3秒も離れてしまったことは想定外(57秒台で後続が離れると思っていた)。そういう点でアリスヴェリテは恵まれたのですが、それだけが勝因でないことは後述します。
2番手以下はラスト5F目からそれなりにペースは上げているのですが、いかんせんラスト5F目からのラップが速すぎたので差を詰められず、先行各馬は心が折れたと同時にあのペースに付いて行けるだけの持久力もなく脱落。結果、2着以下を差し馬が占めることになりました。

尚、ラップを確認しない段階でXにて「2番手以下馬の騎手=藤懸、浜中、荻野極、富田各騎手が動かずに蓋をした」と記載しましたが、それは誤りです。訂正すると共に、各騎手にお詫び致します。申し訳ございませんでした。

1着△アリスヴェリテはベリーヴィーナスに内から抵抗されても構わずに主張し、1角ではハナを奪い切りました。持久力に長けた馬ですから、ハナを奪った後も緩めずに5F58.3秒と速いペースで逃げたことは正解。そして素晴らしかったのが後半のペースメイクで、遅くないペースで逃げつつ後続が大きく離れていれば、丘の上りで「ちょっと緩めようかな」と思ってもおかしくはないもの。それが丘の上りでも緩めないどころか11.4-11.4秒と強気にラップを上げたのですから驚きで、そしてこれは持久力に長けたアリスヴェリテにとっては「これしかない」と言うベストなペース配分。あのラップを踏んだことで2番手以下馬は出力を上げても思うように差が詰まらないので心が折れましたし、多くの馬は追走で脚が削がれました。
前半にペースを上げた以上は中盤でも緩めずに走らせることが正解、中盤で緩めると急→緩→急になって差し馬の餌食になると何十回もこのブログで書いて来たわけですが、その理論が正しいことを体現してくれたこの日の逃げ方で、永島まなみJはそれを理解しているんだとちょっと驚きましたし見直しました。もしあそこで緩めていては勝てたかどうかは怪しく、そういう意味では騎手が勝たせたレースと言って良く、本当に素晴らしい騎乗ぶりでした。ただ、平場のレース振りとのギャップが大きい=平場のレースでは予習不足で馬のことを十分に理解した上で騎乗していないとも言えて、今後は大きいレース以外でもしっかり準備をして騎乗してくれることを希望します。ハッキリ言って多くの騎手は正しいペース判断力や競馬IQを持っていませんから、しっかり準備すればするだけ成績は上がるはず。特にこの日のようなレースが出来るIQや時計感覚を持っているわけですから、本人の努力一つでリーディング上位も狙えるはずです。

アリスヴェリテ自身については、今日のように持久力を活かす形でこそ良さが出ますので、今後も同じようなレースが出来れば大崩れはないでしょう。ただ、今日は50㎏の軽量が大きかったことは言うまでもなく、物理的に速い上がり脚が必要になったと言う点で高速馬場も味方した感。また、2着エーデルブルーメは前後半60.0-57.6秒のバランスで走破していますが、強い馬ならば後半5Fを56秒台~57秒前半で上がって来ますから、相手関係にも恵まれた(強う馬が訳ありで力を出せなかったことも含めて)面もあります。従って過大評価は禁物で、斤量の恩恵がなくなる次走が試金石になります。

2着△エーデルブルーメは15番枠では序盤に位置は取れませんので、その点では枠が痛かったです。ただ、自由度の高さを活かして実質スローの序盤にジリジリでも位置を上げ続けた川田Jの判断は流石で、並の騎手ならば序盤位置のまま勝負所を迎えたでしょうから、あの判断が2着に導いたと言えます。また、これまでは長く脚が使えない点が弱点でしたが、今日はラスト5Fで長く脚を使い続けられており、これは厩舎の努力の賜物。騎手と厩舎の力が合わさったことでの2着好走だったでしょう。ただ、今日の馬場で前半5Fを60.0秒で通過しつつ、後半5Fを57.6秒でしか上がれないのは少々物足りず、あくまで牝馬限定G3レベル。牡馬相手では苦労するでしょうから過大評価は禁物ですが、この厩舎だけにまだまだ成長させて来ることも想定出来て、とりあえず次走以降に注目ですね。

3着△ホールネスは前が崩れたことと馬場の良い外を通せた利が大きかったですが、時計の速い馬場に対応出来ないだろうと考えていただけに、そこをクリア出来たことは収穫でした。ただ恵まれたことは事実で、準OPは何とかなると思いますが、OPに昇級して斤量の恩恵のないガチンコ勝負で同じだけ走れるかと言われると少々疑問。

4着消ファユエンも前崩れ、馬場の良い外を通せた点でホールネス同様に過大評価は禁物。ただ本質的に直線の長いコース、急坂コース向きだけに今日の条件で走れたことは評価したく、適条件で穴を開けるタイプではあります。今後もG3級では無視できません。

5着☆ラヴェルは調教量不足を指摘。デキが伴っていれば本馬を本命にしていたことは予想文で書いた通りで、最後に踏ん張りが効かなかったのはデキが本当では無かったからでしょう。その点で上昇が見込めますが、ただアルテミスSやオークスに見る通りに高速馬場ベスト、京都記念健闘&姉ナミュールがマイルCSでかなり強い競馬をしたように京都ベストの感もあって、デキが上昇しても次走は条件が悪化する可能性が高い点で単純に狙えないのは難しいところ。デキが伴って高速状態の京都が舞台ならば強めに狙って良いです。

6着消セントカメリアは馬群を割る形が得意ではないので、多頭数競馬ではどうしても理想の競馬が出来ません。少頭数戦や外枠で無理なく外を通せる条件で狙いたいです。

9着◎ピンハイは4㎏減は想定の範囲内、後半のロンスパ勝負は願ったり叶ったりで、直線半ばではまず3着は取れたと見ていました。ただ直線半ばで脚が上がった辺りは馬場の悪いインを通した影響があったでしょうし、デキも無かったと考えるしかないです。やっぱり馬体重を気にせずコースで追える時にしか買えないのか・・・

10着○コスタボニータの10kg増は想定外でパドック気配も薄め。レースでは出遅れ、高速馬場が堪えたのか追走もままならず、直線は伸びないインを通したにしても全く脚が使えず。当然56㎏も影響したでしょう。今日はデキ、馬場、馬場バイアス、斤量全てがマイナスになった結果なので度外視可能。これで多少でも人気を落とすなら、次は狙い目になります。ただし、時計が掛かる馬場でしか狙えないですね。

13着△ミッキーゴージャスは展開が厳しかったのは事実ですが、それよりもやはりデキの問題でしょう。追い切り分析では最低評価としましたが、やはりあれでは走れないですよね。今日に関してはノーカウントでOK。調教内容に良い意味での変化があれば巻き返せます。

15着消タガノパッションも調教量不足でデキに問題がありましたし、前傾消耗戦のように「速さ」が求められない流れでしか走れませんので。これも見直し可能です。ハイペース展開で。


 【先週の注目馬】 
6/15(土)
函館7R:カテリーナ→1人気1着(単勝240円、複勝140円)
函館10R:ルークスヘリオス→5人気5着
京都9R:サクセスドレーク→7人気12着
京都12R:パドマ→3人気10着
東京4R:メイパワー→2人気6着
東京11R:ミシシッピテソーロ→5人気1着(単勝960円、複勝260円)

6/16(日)
函館4R:ハテナビト→1人気9着
函館8R:イコノスタシス→4人気9着
函館12R:ポエットリー→1人気1着(単勝280円、複勝160円)
京都6R:ジョニール→1人気3着(複勝140円)
京都8R:ルミッキ→4人気5着
東京7R:ゼウスビスティー→4人気2着(複勝170円)

土日計12頭推奨で【3-1-1-7】。単勝は何とかプラス収支も・・・


さて、今週は全G1の中で最も得意と言って良い宝塚記念。過去5年中4年で当てているレースで、昨年も10人気スルーセブンシーズを対抗に抜擢し、◎○▲のド本線で仕留めました。更に週中には楽しみな「さきたま杯」、来週水曜には「帝王賞」とG1・Jpn1が中2~3日で3つ続きますから気合十分。当たり前ですが3つとも獲る気満々、と言うか獲りますからどうぞご期待ください。

さて、宝塚記念についてですが、1週前時点でこの人気馬には黄信号が灯っていると思えますね
↓ ↓

最強競馬ブログランキングへ
「最強競馬ブログランキング」の当ブログ紹介文内に馬名を記載しておきます(10位ぐらい)
まず調教に関しては、不足しているとまで言いませんが入念だった前走ほどの熱心さはなく、その影響かフォトパドックで見た馬体には張りが欠けています。また、1週前追いではかなり力んで走っていますが、これは1週前だけでなく帰厩後ずっと同じような感じとのこと。力んでいる分で終いの反応に前走ほどの余裕はなく、あらゆる面で前走以下です。この1週間でどこまで上げて来るかですが、現時点では積極的に買いたいとは思えないですね

明日は「宝塚記念」を分析します。