
最強競馬ブログランキングへ

いつもご訪問下さり、誠にありがとうございます。
1日1クリックのご協力をお願い致します。
皆様、こんばんは。
本日は「エプソムC」を分析します。
まずは舞台となる東京芝1800mコースについて考えます。


スタートは1~2角中間のポケットで、スタート後まもなく2角に突入していくと言う特殊な形状。2角までの距離が最も長くなるAコースでも約156mしか距離が無いため、最序盤はスピードに乗りにくく、2F目に10秒台のラップを刻むのは稀で入りはゆったり。本線に合流後は3角まで約450mもの長い直線が続きますが、長い直線を意識してか道中でもペースが上がることはあまりなく、つまりは序盤から緩めのペースで淡々と進む傾向が強いです。レースが動くのは概ね3角を過ぎて以降の残り800mで、レベルが上がれば1000m標からペースが上がることも。この辺りは頭数とメンバー次第ですが、いずれにしても残り800m前後を速く走る能力が問われやすいです。

これは東京芝1800mにおける上がり順位別成績(過去10年・13頭立て以上・新馬戦除く)ですが、ご覧のようにこのコースで速い上がりを出すことの重要性が分かりますし、上がり4F順位でデータを採っても恐らく同じような結果になるでしょう。そして速い上がりを出せる馬が儲かります(まあ東京はどの距離でも上がり最速馬が強いのですが)。
そして、スタート後すぐにコーナーを迎える特殊な形状だけに、どうしても外枠馬は初角で外に振られやすくて不利です。

これらを踏まえた上で、次に過去5年のレースラップと3着内好走馬一覧を見てみます。


この時期らしく過去10年中5年が稍重~不良馬場なのでラップの実態が見えにくいですが、良馬場過去5年に限った平均ラップは以下の通り。
12.8-11.3-11.7-12.0-11.8-11.7-11.1-11.4-12.0(47.9-46.1)
序盤4Fはゆったりと流れ、残り1000mから徐々にペースアップしていく5Fロンスパ戦。5年全てでラスト3F目に最速ラップを踏んでいますので動き出しは早め。上がり3Fは11.1-11.4-12.0秒と減速していることから、瞬発力よりも持続力・持久力が必要なレースだと言えそうです。この辺りはコース傾向と少し違いますね。
それでも、速い上がりを使った馬が強い傾向は同じで・・・

こちらは良馬場過去5年における上がり順位別成績ですが、上がり上位馬の強さが目立ちます。ただし、馬場が渋るとここまで顕著な結果にはなりません。
そしてこのレースを考える上で重要なのが馬場。
2019年

2020年

2021年

2022年

2023年

この時期の東京は2か月に亘るロングラン開催の終盤。東京でのG1シリーズも終わり、馬場造園課は馬場を弄ることをしませんから、どんどん内が劣化して行きます。年毎にバラつきこそありますが、上に示した過去5年における直線画像を見ても分かるように、内を開けて走ることが多くなりますので、内枠有利の図式は壊れます。

5人気以下で馬券に絡んだ13頭中8頭は6~8枠だった馬だと言うことも外枠有利を示すもので、馬場の良いところを通しやすい外枠馬は人気薄でも気を付けたいです。ただし、土曜の馬場傾向を見てからの話。
次に、前走クラス別成績を見ておきます

6月の中距離G3と言う何とも微妙な設定。強い中距離馬は2週前の目黒記念か先週の鳴尾記念に使って宝塚記念に向かいますし、そうでない馬は秋に備えて休養に入る時期。つまりメンバーレベルは高くなりにくいのがこのレースで、それ故に前走3勝CやOP特別に出走していた馬でも五分に戦えています。ただ、回収率を見てもこれらの馬は好走率は高くても全く儲かりませんから、狙うべきは前走大敗馬。中でも優秀なのが前走G2/G3で10着以下に負けていた馬で、「通常レベル」のG2/G3では通用しなかったものの、レベルが落ちるここなら通用したと言うパターン。該当馬は【1-2-3-15】勝率4.8%(単回値105円)・複勝率28.6%(複回値265円)と好走率こそ高くないものの旨味は十二分にあります。
最後に、以前も提示したこのデータ

これは1~5月の芝古馬重賞における4歳馬の成績を年毎にまとめたものですが、今年の4歳馬のレベルは過去10年でも最低レベル。今年のメンバーを見ると上位人気に支持されそうな4歳馬が複数いますが、基本的には疑って掛かった方が良い思いが出来る可能性は高いですね。狙いは5歳以上馬です。
と言うことで本日は以上。
最後にこの馬は前走大きく負けていますが見直しが利きます
↓ ↓

最強競馬ブログランキングへ
「最強競馬ブログランキング」の当ブログ紹介文内に馬名を記載しておきます(10位ぐらい)
前走はとにかくパドック段階からうるさかったですし、馬体は良かったものの逆に立派過ぎて締まりもありませんでした。レースでは一歩目にトモを落として流れに乗れませんでしたし、あれだけテンションが上がっていれば心拍数も上がっていてたでしょうから、走れなかったことにも納得が行きます。今回は1週前にしっかり負荷を掛けて、今週は軽めにしてテンションが上がるのを予防するはず(木曜追いなので現時点で最終追い切りの内容が不明)。ポテンシャルは確かなので、落ち着いてレースに臨めれば前走のようなことは無いでしょう
明日の内容は未定ですが、出来れば何かしらの記事は上げたいです。