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皆様、こんばんは。
本日は土曜重賞「鳴尾記念」を分析します。
今年は阪神競馬場スタンド改修工事のため京都芝内2000mが舞台となりますので、まずは同コースについて考えます。


スタートは正面スタンド前。最初のコーナーである1角までは約260m(Cコース時)と十分とは言えない距離しかなく、また1~2角の距離は約442mとローカル競馬場と同程度の距離しかなくコーナーも角度もキツめ。これらから序盤はペースが上がりにくいので、馬群は比較的凝縮して2角を抜けます。このパターンだと通常は向正面の早い段階からペースが上がるのですが、京都の場合はペースが上がるところで丘の上りに差し掛かりますから、必然的に本格的なペースアップは残り800mの丘の下りからになります。
と言うことは、あまり馬群は縦長にならないままに残り800mを迎えますから、残り800mを如何に速く走れるかが勝負を分けることになります。

これは各芝2000mコースにおける上がり3F順位1~3位馬の成績(過去10年・新馬戦除く)ですが、勝率・連対率・複勝率・単回値・複回値全てで京都は上位3位以内の結果に。もし4F順位データがあれば結果は更に顕著になるはずです。
そして、前走で上がり順位3位以内馬が強いと言う特徴もあって・・・

期待値こそ低いものの、勝率1位、連対率3位、複勝率2位ですから、やはり後半性能が重要なコースだと言えます。
中でも前走芝2000m(コース問わず)で上がり最速だった馬は【10-9-7-39】勝率15.4%(複回値68円)・複勝率40.0%(複回値136円)と複勝はベタ買いでも大幅プラスで、ほぼ毎年プラス収支を記録している激熱データ。今年唯一このデータに該当しているヨーホーレイクはデータ的に黙って買いの存在です。
次に過去5年データを見ておきたいですが、2021年と2022年は中京開催で、その他は阪神開催ですから参考にならず。ここでは過去5年の3着内好走馬一覧だけを掲載します。

鳴尾記念は一応形的には宝塚記念へのステップレースなのですが、本番まで中2週の別定G3戦ですから、本気で宝塚記念を狙うような馬はほぼ出て来ません。従ってハイレベル戦で実績を残した馬が堅実に走る傾向が強く、前走G1orG2で8着以内だった馬は【4-4-3-12】勝率17.4%(単回値233円)・複勝率47.8%(複回値128円)。過去10年中該当馬が複数頭存在した5年では少なくとも1頭が馬券に絡んでいますので、今年も該当馬にはリスペクトが必要です。
今年は開催場が過去とは違うので意味のあるデータでこれ以上掘れるものがなく、ここまでで終了。
と、これで終わるのも少々寂しいので、最後にこのデータを掲載。

これは1~5月の古馬芝1600m以上重賞における4歳馬の成績を年度別に集計したもの。かねてより今年の4歳馬のレベルは低いと言われておりますが、このブログでも彼らが2歳時から低レベル世代だと言い続けています。データはそれをハッキリと示すもので、勝率と連対率は過去10年で最低、複勝率も下から2番目。牝馬限定重賞を除くと勝率3.1%・連対率10.8%・複勝率15.4%まで落ちますので、4歳牡馬に多くは期待出来ないでしょう。今年該当するニホンピロキーフは前走マイラーズC3着の実績がありますので同一には語れませんが、ロードデルレイについては上位人気に支持されることもあって、やや懐疑的に見た方が良い思いが出来るかも知れませんね。
ならばこちらの馬の方が信用出来ると思います。
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「最強競馬ブログランキング」の当ブログ紹介文内に馬名を記載しておきます(10位ぐらい)
前走の実質ラップはラスト6F目あたりからペースアップしてラスト5-4F目に掛けてかなり出力が上がる流れ。一言でロンスパ戦と言っても、速い段階であれだけラップが上がるロンスパ戦は前で立ち回った組にはかなり厳しく、だからこそ早めに動いた面々は全頭失速しました。そういう展開だっただけにあの敗戦には情状酌量の余地があって、「普通の」ロンスパ戦ならば巻き返し必至。雨馬場歓迎のタイプだけに、雨の影響が残っても問題ないことも強みになります。
明日以降は、時間が許せば2重賞共に追い切り分析記事を上げます。