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皆様、こんばんは。
本日は土曜重賞「葵S」を分析します。
まずは舞台となる京都芝内1200mコースについて考えます。


スタートは向正面半ば。最初のコーナーまで約301m(Bコース時)と十分とは言えない距離しかありませんし、スタート後150mほどで3角の丘に差し掛かりますのでペースは上がりにくい傾向。前半が上りになるコースは函館芝1200mと京都芝内1200mだけですが、360mで3.9mも上るのは当然京都だけ。また、丘を上り切った後に3.9m下るコースも当然京都だけですから、正に唯一無二の1200mコースだと言えるでしょう。従って、他コースの1200mで走れているからここでも走れると考えるのは安易で、特に序盤が下りで基礎スピードが要求されるコースとは明らかに一線を画します。
その象徴的なデータが前走中山芝1200mを逃げた馬が【0-0-1-22】と言うもので(過去10年・13頭た立て以上)、前半から下り&ゴール前に急坂と言う京都芝内1200mとは真逆の形態であるコースで逃げるような典型的なスプリンターは京都芝内1200mには似合わないと言うことです。また、前走で中山に近い形態である阪神芝内1200m、同じく3角までの距離が長くペースが上がりやすい中京芝1200mを逃げて勝利した馬も【0-0-0-16】、5着以内好走馬に広げても【3-0-0-30】ですから、如何に京都芝内1200mが特殊であるかが良く分かります。
これらを踏まえた上で過去のレースラップと3着内好走馬一覧を見て見ますが、レースラップに関しては京都芝内1200mで行われた4年分のみを掲載します。


2020年こそ前後半差1.1秒のハイペースになっていますが、これは京都芝内1200mとしてはレアとまでは言いませんが、そこまで多くない例。モズメイメイがフライングスタートから早々にハナを確定してしまってスローになった昨年もやや珍しいパターンで、基本的には2018,2019年のように平均的に流れるのがデフォルトのペースパターンと考えて良いです。
そういうズブズブのハイペースにはならないコースだけに前有利の傾向が強く、京都開催過去4年の3着内好走馬12頭中8頭は3角5番手以内通過馬。また、12頭中9頭は前走でもその距離に関わらず3角5番手以内通過馬でした。
また、ペースが落ち着きやすい=立ち回りが重要で内枠優勢。

4~8枠で馬券に絡んだ5頭中4頭は単勝4人気以内の強い馬で、5人気以下且つ4~8枠馬は【0-1-0-33】となかなか悲惨な結果になっています。
次に、中京開催も含めた過去6年での大きな特徴が牝馬が強いこと。過去6年全てで1頭以上が馬券に絡み、6年中5年で2頭以上が馬券に絡んでいますので、牝馬を抜きにこのレースを考えることは出来ません。
中でも良績が多いのが前走マイル戦からの臨戦馬ですが、桜花賞を頂点とする2~3歳牝馬路線においてマイル戦は超王道路線。当然メンバーレベルは1200m路線とは比にならないほどに高く、そこで戦って来た馬が強いのはある意味で当然です。
前走マイル戦を走っていた牝馬は【1-2-1-3】勝率14.3%(単回値124円)・複勝率57.1%(複回値137円)と好走率が高く、単複ベタ買いでもプラス。中でも前走3角10番手以下通過馬を除くと【1-2-1-1】勝率20.0%(単回値174円)・複勝率80.0%(複回値192円)と更に精度が上がりますので、今年これに該当するエトヴプレ・エポックヴィーナス・シカゴスティングは有力。これまで馬券に絡んだ4頭は全て前走重賞使用馬でしたから、特にエトヴプレとシカゴスティングは黙って買いです。
最後に、特別に注目馬を1頭ご紹介して本日の締めとさせて頂きます。
この穴馬です。
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「最強競馬ブログランキング」の当ブログ紹介文内に馬名を記載しておきます(10位ぐらい)
この馬については他レースの予想文中でもブログでもしばしば名前を出しているのですが、ただただ単純に1200mではかなり強いです。前走はベストより長い距離で負けましたが、1200mに替われば話は違います。ただ、基礎スピード型っぽいので京都がちょっと心配ですね。
明日は時間が許せば3重賞いずれかの追い切り分析記事を上げます。