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皆様、こんばんは

本日は「東海S」の追い切り分析です。
今回も評価は7段階(上から3+3-)としました。

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 【2024 東海S】 
5点:該当馬なし

4点:該当馬なし

3+点:オメガギネス
美浦南W併せ。この中間はコースではそれほど速い時計は出していないものの、その分坂路で負荷を掛けると言う内容。コースでは1週前→当週と併せ馬を行っており、調教負荷としては必要十分なものでしょう。今週は古馬2勝Cオメガキャプテン相手に楽に先着。フォームの安定性と美しさはここでも一枚上のもので、この時期でも硬さがなく毛艶が良い点も好感。唸るほどの好状態とは言わずとも、90%以上の状態であることは間違いないです

3+点:ブライアンセンス
美浦W単走。近3走同様にコースと坂路併用での調整。ウッドコースでは3週連続で速い時計を出していますが、6F84.4秒→83.5秒→82.3秒を1週ごとに時計を1秒詰める計画的な負荷の強め方が出来ているので至って順調。またここ2週はラスト2F23.6秒と終いもしっかり追われている点が前走との大きな違いで、このレースをピークの状態で臨もうとする意欲が透けて見えます。四肢の力感を感じる動きも悪くなく、前走までより一段階パフォーマンスを上げても驚けません

3+点:オーロイプラータ
栗東坂路単走。坂路とコース併用のいつものパターンですが、この中間は特に坂路での時計の出し方に熱がこもっており、久々の重賞挑戦へ向けての意欲が感じられます。今週は坂路での最終追い切りでしたが、全身を大きく伸び伸び使ったフォームは豪快そのもので、4F53.3秒と本馬にしては速い全体時計を計時しつつ、ラスト2Fを12.4-12.3秒でまとめたのですから上々。体調が悪ければこんな時計は出せず、あれだけ豪快な動きも出来ないわけですから、状態に関しては心配ないどころか、近走より上である可能性は高いですね

3+点:タイセイドレフォン
栗東坂路併せ。ここ数走はずっとコースオンリーの調教でしたが、今回は坂路も取り入れて最終追い切りは坂路での併せ馬。これは3歳春以来ですが、レースではとにかくスピード不足が目立っていましたので、これがプラスに働く可能性はそこそこありそうです。ラスト1Fで追われるとスッと並走馬を突き放した反応、この時期にしては目立つ毛艶、共に良好。ここで変わる可能性はありそうです

3+点:ウィリアムバローズ
栗東坂路単走。2週前→1週前はコースで、当週は坂路でと言ういつものパターン。時計の出し方も前走と似たようなもので、動きにも大きな変化はなし。高いレベルで安定していると言った印象で、まず順調にここまで来られていることを評価したいです。非常に集中力が高くて鞍上の指示に従順な様子には好感が持てて、これならば持てる能力はしっかり発揮してくれるでしょう

3点:ペプチドナイル
栗東坂路併せ。中2週と間隔が詰まっているので今回は坂路オンリーでの調整。1週前の土曜日に4F50.4秒の自己ベストタイムを出して負荷を掛けているので、今週は4F56秒台の軽めの内容。1週前の水曜もそうでしたが、前向きさが強すぎて抑えが利かない感じなのはやや気になりますが、先行馬だけにまあ許容範囲でしょう。使われているので馬体スッキリ、毛艶まずまずなのも好感

3点:ミッキーヌチバナ
栗東P単走。いつも通りにBコース(ダート)とポリウッド併用の調整。間隔が詰まっているので強い負荷を掛ける時計は出していません。今週はポリウッドで終いだけを伸ばす内容でしたが、軽く促しつつだったものの1F11.2秒ならば上々。力感も感じられて悪くない内容でした

3点:ヴィクティファルス
栗東坂路単走。坂路とコース併用の調整。1週前にコースで追われ、当週坂路はいつものパターンですが、間隔が開いた分だけ今週の坂路では全体時計を速めています。1週前時点でそこまで重くない動きが出来ており、概ね予定通りに進めて来られたと言う感じがします。あと薄皮一枚絞れるかな?とは思いつつも時期的にこんなものでしょうし、張りはあるので悪くないです。ただ、全体に捌きが硬めであることだけが気掛かり

3-点:ブラックアーメット
栗東坂路単走。中1週でも4F52.5秒の速い時計を出しつつ一杯に追われましたので、体調面に心配するところは無さそう。ただ、時計を見ずとも進みが悪いと感じられたラスト1Fは12.3-12.8秒と大きく失速。元々速い上がりを出す馬ではないですし、2F目から12秒台を続けたので仕方ないのは仕方ないですが、それでも説得力に欠ける内容だったことに違いはなく・・・

3-点:ゲンパチルシファー
栗東坂路併せ。時計の出し方は前走と同じ感じ。前走より間隔が開いたのでもう少しやってもと思いましたが、過去に間隔が開いた際もこんな感じではあります。前走と違うのは最終追い切りが併せ馬になったところですが、併せ馬をしたからタイムが上がることはなく、併せた古馬1勝C馬相手に手応えで見劣った動きの方もイマイチ。前走でもこんな時計でそこそこ走っていますので全然ダメとは言いませんが、それでも褒められた内容でなかったのは確かで

3-点:スマッシングハーツ
栗東坂路併せ。爪不安による3ヶ月の休養明け。その割に坂路で60秒を切る所が2本+コース1本の調教量はやや少ないかなと思えます。その分、1週前にコースで6F77.6秒の猛時計を出し、今週も坂路で4F51.9秒の速い時計を出しつつ併せ馬で追われましたので帳尻は合っているのかも知れませんが、それでも急仕上げ感は否めません。馬体もやや余裕があるように映りますし、調教過程からは完璧な状態とは言い難いです。動きは及第点

3-点:サンライズウルス
栗東坂路併せ。1年ぶりの実戦になりますが、ここまで坂路で4F60秒を切るところが6本+1週前にダートコースで6F79.4秒の時計が一本なので、量的にはまずまず。ただ負荷の掛け方はもう一歩かなと思います。何より気になるのがルーティンであるコースでの最終追い切りが出来ていないことで、それどころかこの中間にはウッドコースでは速い時計を出していません。休養理由は夏負けぐらいしか公表されていませんが、この過程を見ると脚元にも不安があるのでは?と勘繰ってしまいます。最終追い切りの動きも手応えに余裕がなくもう一歩。復調途上、長休明けらしい仕上がりに見えます

2点:キリンジ
栗東CW単走。今回も前走同様にコースオンリーでの調整。最終追い切りは6F84.6秒とさほど速い時計では無かったものの、最後は一杯に追われて追われてなんとか1F11.9秒の時計が出せたと言う内容。かなり遅い時間帯で馬場が荒れていたことは考慮に入れなければいけませんが、それにしても反応は鈍かったですし、見習い騎手騎乗(軽重量)だったのならばもう少し走って欲しかったのが偽らざる感想。なにより四肢をダラッと使っていて体にキレが感じられなかったのがダメで、これはちょっと厳しいですね

-点:ビヨンドザファザー
調教映像無しのため評価対象外。1週前坂路→当週コース追いはいつものパターン。併せ馬で大きく遅れていますが、いつも併せ馬では遅れるのでこれ自体を気にすることはないです。ただ、言い方を換えればこれまでと同じと言うことで、大きな変身は考えにくいです

-点:レッドファーロ
今週の映像なしのため評価対象外。いつも通りコースオンリーでの調整ですが、年末にトラブルがあった(フレグモーネ)ので12月27日週の時計が抜けています。それ以降あまり速い時計を出していないことが気になりますし、今週は一杯に追われているもののラスト2-1Fで大きく失速。1週前の映像からは動きに問題はないように見えますが、年末のトラブルの影響は少し考えておいた方が良いかも

-点:バビット
調教映像なしのため評価対象外。いつも通りの坂路調整ですが、この中間は目立つスト1F時計を連発しており、数字からだけで判断するならば、前進があっても良いのでは?と思えます


「AJCC」の追い切り分析は時間が許せばこの後にアップします(ちょっと厳しいかも)。