
最強競馬ブログランキングへ

いつもご訪問下さり、誠にありがとうございます。
1日1クリックのご協力をお願い致します。
皆様、こんばんは。
9月3週の振り返りです。
まあ何とかトンネルの出口の光が少し見えて来たぞ、そんな9月3週目でした。
ただ的中出来たセントライト記念は言ってしまえば「誰でも当てられるレース」だったわけで、あれをもって大威張りは出来ないですよね。ただ今はキッカケを掴むことが大事だったわけで、これを契機にG1シーズンに向けて調子を上げられれば最高ですね。
とりあえず残り3週は最悪でも2戦1勝のペースで当てて行くことを目標にしていますので、今週もやれることは全部やって目標を達成します。
尚、予想内容・本文は「競馬最強の法則WEB」にて無料でご覧頂けます(レース後は無料公開)。
「競馬最強の法則WEB」はこちらから
↓ ↓
【2023 ローズS】
◎5ブレイディヴェーグ...2着
○2ソーダズリング
▲7ラヴェル
☆11ココナッツブラウン
△14コンクシェル
△10マラキナイア...3着
△15ブライトジュエリー
△3レミージュ
▽12マスクトディーヴァ...1着
パドック推奨馬→10マラキナイア、5ブレイディヴェーグ、7ラヴェル
予想結果:不的中
投資10,700円→回収 0円

レースラップ
12.4-10.8-11.2-11.3-11.6-11.7-11.2-11.0-11.8(45.7-45.7)
直前の3勝Cマイル戦で1分31秒9の時計が出る高速馬場。44秒台の決着と思っていましたが、想定以上にペースが締まったこともあって驚異のレコード決着に。馬場とペースに引っ張られたものではありますが、マスクトディーヴァは1600mを1分31秒2で通過しているわけですから「時計自体は」高く評価すべきでしょう。前後半バランスは平均ペースですが、1F目がかなり遅かったことで前半4Fの括りとしてはラップが遅くなったもの。2~4F目のラップは33.3秒ですから、いくら高速馬場と言ってもこれでは先行馬は厳しい。差し馬に展開が向いたレースだったと考えて良いです。
1着▽マスクトディーヴァは中団から手応え十分の追走。ラスト2F目の11.0秒地点で先頭との約3馬身差をひっくり返して先頭に立っているので、この地点で10.5秒ぐらいの脚は使っている計算。減速したラスト1Fで差したわけではない点がミソで、これは展開利ではなく自力で勝ったものです。戦前には時計の速い芝でどうかと懸念したわけですが、むしろこういう馬場が良かったほど。ビハインドザマスク→マスクオフと続く末脚自慢の牝系馬ですが、本馬にも確実にその特徴は受け継がれています。古馬3勝Cを上回る内容で勝利したので本番もと思えますが、コーナーでは外に張る面がある馬だけに(この日もやや外に張っていた)、内回りのコーナー4回はやはり大問題でしょうね。
2着◎ブレイディヴェーグは想定外のマイナス体重。それでも品のある馬体はここでは抜けていたので高く評価はしましたが、ややトモの張りを欠いていたのもまた事実でした。出遅れは想定内でしたが、痛かったのは3角からずっとブライトジュエリーに蓋をされたこと。これにより残り300mあたりまで進路が出来ずに全開スパートが遅れた経緯。スムーズだったならもう少し際どい勝負にはなっていたでしょう。秋華賞に向けては、まず今日の馬体を見ると間隔が詰まることがマイナス。出遅れ癖が治っていないことも確認出来ましたので、当然多頭数の内回り戦も懸念材料になります。ポテンシャルは特大ですが、現時点でも2点の不安要素があるだけに・・・
3着△マラキナイアはパドック気配が目立った一頭。大きく馬体は増えましたがほとんどが成長分でしょう。本馬の場合はマスクトディーヴァとは違ってラスト3-2F目の伸びはそれなり。減速したラスト1Fで差し込んだので展開利を受けたクチですし、究極の瞬発力は持っていないのでペースが上がったことは何よりでした。今日改めて馬体を見ても距離は延びた方が良いですし内回りコースも良いので、上位馬の中では実はこの馬が一番面白いかも。
4着消アンリ―ロードはマラキナイアと同じく一瞬のキレと言うよりは長く良い脚が使えるタイプ。そういう馬だけにペースが流れたのは幸いでした。内外離れていたとは言え、直線の横位置はマラキナイアと同じ位置。ラスト1Fで違いを見せられましたが、これは即ち自力の違いで。
5着☆ココナッツブラウンは14㎏減の馬体重通りに細かったですし、馬場に出てからも発汗が目立ってちょっとこれでは厳しいなと思った次第。レースは序盤から力んで2列目を追走。3角以降は落ち着いてペースを落とせましたが、前半の負荷は大きかったはず。それでも直線では一脚を使って一旦は2番手に上がったのですから力は示しました。ラスト1Fで失速したのは序盤の負荷の大きさと力んだ分でしょう。見込んだ通りにやはり強いですね。とりあえず2勝Cは一発通過出来るでしょう。
8着○ソーダズリングはかなり活気が薄かったのはパドック分析で書いた通り。インの2列目は理想の位置でしたが、今日はペースが速かったこととこのペースでも残り800mあたりまで行きたがって力んでいたのは痛恨。残り300mで脚が止まったのはこれらが原因です。収得賞金1,450万、秋華賞は出れないかもですね・・・
11着△レミージュは逃げるか外番手が叶うレースで見直したい。ポテンシャルは高いですし、間違いなく力を付けて来ているので。
12着△コンクシェルは行く意思は見せたような最序盤でしたが、外枠からではスピード的に足りずに行けなかった感じ。逃げてこそのタイプだけに好位に収まった時点でノーチャンスでした。逃げれば3勝Cは勝てるポテンシャルは持っています。
14着▲ラヴェルは五分のスタートから好位直後。基本的に追走スピードがある馬ではないので、ちょっと位置が中途半端だった感。オークスは2400mの追走スピードだったのであの位置で良いですが、基本的な考え方のベースはアルテミスSにあるべきです。もっとゆっくり追走させれば結果は違った可能性があると思います。
【2023 セントライト記念】
◎4レーベンスティール...1着
○14ソールオリエンス...2着
▲2セブンマジシャン
☆6シャザーン...3着
△13ウインオーディン
△5ドゥラエレーデ
▽3コレオグラファー
パドック推奨馬→6シャザーン、4レーベンスティール、5ドゥラエレーデ
予想結果:的中
投資10,400円→回収34,400円

レースラップ
12.1-10.9-12.2-12.5-12.4-12.5-12.3-12.1-11.7-11.7-11.0(60.1-58.8)
締め切り2分前ぐらいまでは買い目5点中4点で回収率400%超だったので、直前で4-6-14の買い目が売れまくってオッズが暴落(11倍→8倍)したことは残念でした。◎○2頭軸の3連複か、◎○→◎○→▲☆△の3連単か迷ったのですが、結果的に後者が正解でしたね。調子が悪く弱気になったが故に確実性を取りに行ったわけですが、まあ仕方ないです。失った分の払い戻し金は今週取り返します。
さてレースですが、今週の中山芝は異常事態で、全17戦中15戦がラスト1F最速・・・スローペースのレースが多かったとは言え、9割以上がラスト1F最速とかあり得ません。3日間いずれも直線追い風ではありましたが、土日は風速2~3mほどなのでそれほど強くなく、風が影響したとは考えにくいです。直線部分の芝状態が異常に良いのか?と思いますが、そんなことあり得ない気が。ラップ計測のセンサーがバグっているか、センサー位置が何らの理由でズレているなど、そんなことすらあり得ると考えています。
従ってこのレースラップって正しいのか?と疑心暗鬼になりながらですが・・・レースラップを信用するならば、スローラスト3F戦。セントライト記念では起こり得ますが、多頭数の中山中距離戦としてはやや珍しいものでした。これならば前が残っても良いのですが、差し馬が上位を占めた理由は2つ。ひとつは単純に前で立ち回った馬が弱かった(絶対能力に加えて瞬発力でも見劣った)から。もうひとつは、ラップを見ても分かるようにラスト2F目でも大きくラップを上げず後続を出し抜く意識がなかったこと。こうなると当然馬群は凝縮、4角8番手馬でも先頭と3馬身差=0.5秒差ですから、ここまで後続との差が詰まると、前で立ち回った面々は位置的な優位性よりも差し馬より瞬発力で劣ることが強調されてしまいます。これが差し馬が上位を占めた理由です。
1着◎レーベンスティールは追い切り5点評価にしたように、ギチギチに仕上げて来ました。それが4㎏減の数字で、ここはメイチではない馬とは大きな差を生みました。パドックも凄い気合乗りで、それでいて暴発はしない最高の状態。レースでの折り合いを心配しましたが、流石モレイラJと言う感じでしっかり折り合わせてくれました。1~2角を完璧に回った段階でまず凡走は無いと確信。4角の捌きも完璧で、11.6-11.3-11.0秒の加速ラップで上がっての完勝でした。バキバキに仕上げていたとは言え「ちゃんと」乗ればこれぐらいは走れる馬で、これまでは不運の連続でしたがようやく報われたと言うところです。あくまで現時点の感想ですが、私的には世代限定戦なら3000mはOKと思っていて、菊花賞に出走すれば有力候補になります。ただ今日以上の状態はなかなかないですから、今日のパフォーマンスを基準に考えるのはやや危険です。
2着○ソールオリエンスはパドックを見てもやはり前哨戦仕上げで、まだまだ上がある状態。外枠と言うこともあって道中は想定より一列後ろ。道中はやや促しつつの場面もあるなど行きっぷりはイマイチでした。また、コーナーでは区間によって逆手前で回るところもあって外に張り気味、また内の馬が外に張った煽りも受けてスムーズさを欠きました。実質直線だけの競馬であそこまで差を詰めたのは流石で、ラスト1Fは最速の10秒台でフィニッシュしています。次は菊花賞になるのでしょうが、春から懸念しているように血統的に3000mはやや疑問ではあります。
3着☆シャザーンはかなりパドック気配が目立った一頭。道中はレーベンスティールと同じ位置でしたが、レーベンスティールより早めに動いたのはキレ勝負では分が悪いからでしょう。あの選択は正解で、上位2頭とは決め手の差。中山らしいロンスパ戦ならば着順が変わったとは言わずとも、もう少し着差は詰まったかも知れません。次は菊花賞と思いますが、ちょっと距離は長いかもですね。
4着▲セブンマジシャンは中団からレーベンスティールを目標の立ち回り。仕掛けもレーベンスティールに合わせたもので、勝とうと言うよりは権利を獲ろうと言う乗り方に見えました。誤算だったのは苦手な瞬発戦になったことで、キレる脚の差で4着まででした。菊花賞で見たい馬だっただけに権利を取れなかったのは痛恨。力は示してくれましたが・・・
5着消キングズレインは明らかに次を見据えた調教過程。また絶望的にテンの脚が無いこと、位置が取れないのは今の馬場ではマイナスであること、ロンスパ適性を証明出来ていないことから消したと言う経緯。最後方追走は想定通りで、残り800mから一気に上がって行きましたが、ラスト1Fで止まってしまって5着。レースは3F戦でしたが、この馬自身は4Fロンスパ戦。それで最後に止まってしまったわけで、やはりロンスパ戦への適性に疑問符が付きました。これを見ると4Fロンスパがデフォルトの京都の菊花賞は心配ですが、確実に状態を上げて来るだけにその点に期待する手はあります。
6着△ウインオーディンは後方からソールオリエンスを前に見る位置を追走。スローペースでもいつまでも動かず、ソールオリエンスが動いたところでも手綱を抑えたまま。そのまま大外を回して直線だけ脚を使わせる競馬で6着敗退。ペースは読めない、馬の特徴は分からない、勝つ気もない、そう言われたって仕方ないほどの無気力な工夫のない騎乗で、本当に酷いレース振りでした。酷いことを言いますが、こんなことをしてるからG1を勝てずに連敗記録を更新し続けるわけで、そういう結果は必然としか言いようがないですね。まあ酷かった。
8着△ドゥラエレーデは追い切りでは明らかに太いと思いましたが、パドックは馬体が増えて良い姿になっていました。本馬の特徴を考えると溜め込んだラップは糞みたいなものでしたが、押しても進んで行かない感じを見ると騎手が思ったようなレースが出来なかった可能性が高いですね。これを一度使って絞れれば変わって来るでしょう。菊花賞でもチャンス有りと思います。
15着消コスモサガルマータはコーナー加速が絶望的に下手で、勝負所で終了。器用さがないので大箱ワンターン向きで、コースさえ替われば3勝Cでも通用しますので、今回の敗戦で評価を落とさない方が良いです。
さて、秋華賞戦線についてはローズSが終わって概ね出走メンバーが固まった感。今年はリバティアイランドの牝馬三冠を阻止する馬が現れるかに注目が集まったトライアル戦線でしたが、強烈な上がり馬は現れなかった印象。その筆頭格になると思われたのがブレイディヴェーグでしたが、能力は通用してもまだ未完成の印象が強いです。
出走予定馬を改めて精査したわけではないので、あくまで現時点の印象ですが、2番手グループの筆頭格はこの馬だと思っています。
↓ ↓

最強競馬ブログランキングへ
「最強競馬ブログランキング」の当ブログ紹介文内に馬名を記載しておきます(10位ぐらい)
明日は「神戸新聞杯」を分析します。