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皆様、こんばんは
本日は「ローズS」の追い切り分析です。
今回も評価は6段階(上から5→4→3+→3→2→1)としました。
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【2023 ローズS】
※調教映像が無い馬は評価対象外としています
5点:該当馬なし
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栗東坂路併せ。1週前にはセントウルSに出走したピクシーナイトを手応えで圧倒する内容で先着。あの時点でももう走れるのではないかと思えたほどで仕上げ過程は順調です。今週は4F51.7秒-1F11.9秒の時計内容でしたが、このラスト1F時計は自己ベスト。今週に限らず1週前も2週前も春より終いの精度を上げて来たなと感じていましたが、これこそが春からの成長。時計もそうですが馬体にも付くべきところに肉が付いて良い意味でふっくら。これならば春よりももう一段階上のパフォーマンスが見込めそうで、休み明けとしては上々の仕上がりです
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栗東坂路併せ。2週前にはCWで6F自己ベストとなる79.5秒の時計を計時し、1週前には坂路4F自己ベストとなる51.4秒の時計を計時。今週は4F52.3秒なので1週前ほどではないですが、それでも旧自己ベストは上回る時計で、最後まで楽な手応えのまま12.1-12.3秒で上がって併せ馬で先着。これらの時計面から成長は十分感じられるのですが、体に力が付いたのか春よりも明らかに回転力が上がっていること、重心を落として走れるようになっている見た目からも成長は明らか。映像比較出来る馬に限った話ですが、春から一番変わったのがこの馬で、大穴を開けても全然驚けないです
3+点:「最強競馬ブログランキング」の当ブログ紹介文内(B)の馬←クリックして馬名の確認をお願いします(20位ぐらい)
栗東坂路単走。1週前のコースでの併せ馬では反応が悪く遅れてしまいましたが、6F79.3-1F11.6秒と時計は十分出ているのであまり気にすることはないでしょう。今週はルーティーンである坂路追いでしたが、単走でやれた=仕上がりに不足は無いと捉えて良いはずで、あの1週前追いで良くなったのでしょう。前後のバランスが良いフットワークは春と変わらずで、全体にボリュームアップした点で春より成長が感じられ、体に力が付いて体幹も安定。今週はかなりポジティブな動きに見えました
3点:ブレイディヴェーグ
栗東CW併せ。8月中旬から美浦で3本時計を出してから栗東へ移動。栗東では本来のコースと坂路を併用した調整が出来ていますので、栗東入厩は直前の長距離輸送を避ける以上の効果があるでしょう。この2週はコースでしっかり時計を出し、美浦分も併せて質・量は十分で休み明けとしては上々です。ただ気になるのはここ2走のラップ内容で、1週前が6F目から14.7-14.6-15.7-13.9-12.2-11.5秒、今週が14.5-15.4-16.0-13.7-11.3-11.4秒ですが、いずれもラスト6F目に速いラップを「踏んだしまって」その後に落ち着かせて減速、ラスト3F目から再度ペースアップする内容になっています。通常は徐々にペースを上げて行く形がパターンですから(本馬も美浦ではそういうラップの踏み方をしている)、要は序盤にかなり行きたがっていると言うこと。映像でもコーナーでかなり力んでいるのが分かって、今週についてはラスト2F11.3-11.4秒と減速したように最後は余裕がありませんでした。この力みは結構問題だと思っていて、これがレースに出てしまうと怖いですね
3点:ココナッツブラウン
栗東CW併せ。1週前が6F84.2秒、今週が6F84.6秒なので時計は控えめ。いずれも最後まで馬なりのままで、さほど強い調教が行われていないのは当日輸送だとテンションが上がってしまう点を考慮したものだと思います。最後まで馬なりのまま、むしろ手綱をグッと抑え込まれていましたので並走馬にクビ差遅れたこと自体を気にすることはなし。ラスト1F11.4秒と時計自体は出ているのでこれでOKでしょう
3点:ラファドゥラ
栗東CW併せ。8月下旬に栗東に入って、以降は坂路とコース併用での調整。美浦との比較が難しいですが、今週は6F80.0秒の時計を出しての併せ馬とデビュー以降でも最も高負荷と思える調教を消化していますので、陣営の高い意欲を感じます。直線では併走馬を終始気にしながら、また舌も出して集中力に欠けましたが、その状態で1F11.9秒が出るなら全体時計を考えても上々。ポテンシャルの高さは感じる内容で、その点を評価したいと思います
3点:マスクドディーヴァ
栗東坂路単走。1週前にコースで負荷を掛けて、当週坂路と言ういつものパターン。併せ馬だった近2走と違って単走での追い切りになったのは、これ以上負荷を掛ける必要がない状態だとプラスに考えたいです。まだまだ馬体が華奢で成長余地が多くありますが、そんな馬体の割にグリップ力は強くて力感は十分。すごくリズムも良くて、全体的な印象は良かったです
3点:コンクシェル
栗東CW併せ。1週前は1F12.3秒の時計通りに終いがピリッとしない動きでしたが、今週は一杯に追われたとは言え1F11.4秒の時計が出ましたし、前走よりラスト3Fラップも詰めた上での時計でしたのでOKでしょう。終始右手前のままの動き自体はさほど目立ちませんでしたが、前走より下降線と言うことはないでしょう
3点:アリスヴェリテ
栗東坂路単走。中2週→中1週と間隔が詰まっていますので軽めの内容で十分。終始舌を出しながらだった点は感心しませんが、馬体は張りを保ってメリハリもあるもので厳しいローテーションによる疲れは感じません。この馬なり順調
3点:ラヴェル
栗東坂路単走。オークスでは後先を考えない強い負荷を掛けた渾身仕上げだった点を評価したわけですが、この中間は最終追い切りまではさほど強い負荷を掛けない内容。この点にかなり物足りなさを感じましたが、最終追い切りでは4F50.8秒と自己ベストを大きく上回る時計を出して帳尻を合わせて来ました。ただラスト2Fで11.8-12.8秒と大失速したように中身が伴っていない状態で速い時計を出した感があって、これでは流石に高い評価は出来ないですね
3点:マラキナイア
栗東坂路単走。土曜にコースで、水曜は坂路と言ういつものパターンの調教を消化。非常に活気があって一歩ごとの力感も感じる良い内容でしたが、これは春当時から見せていたもの。時計的にも馬体的にも大きな成長がない点に物足りなさを感じるのも事実で、決して悪くはないですが評価はそこそこのものに落ち着いてしまいます
3点:フォーチュンコード
栗東CW併せ。前走から最終追い切りがコースになっていますが、今回もそれを踏襲する形でコースでの最終追い。中2週にも関わらず6Fで前走を4秒以上も上回る時計を出して陣営の高い意欲を感じましたので楽しみに映像を見ましたが、馬体重以上に大きく見せて張りも悪くない馬体、堂々とした序盤の様子は期待通りに良いもの。ただ並んでからがかったるくて、楽に突き放すと思われたところが出たり出られたりで最終的に同入してフィニッシュ。全体時計が速かったことで終いに踏ん張りが利かなかったのかも知れませんが、重賞を戦うこと、相手が2歳馬だったことを考えると、もう少しスパッとキレて欲しかったのが正直なところで
3点:アンリ―ロード
栗東CW併せ。しっかりとは確認出来ていませんが馬体は春と大きく変わった感じは無し。1週前に速い時計を出して負荷を掛け、今週は終いだけ伸ばすいつもの形。調教過程は順調ですが、今週の併せ馬ではもう少し終いにピリッとした反応を見せて欲しかったのが正直なところ。全然悪くはないのですが、良いなぁとも思わなかったです
3点:リサリサ
美浦南W併せ。前走後も順調でここまでコースで3本の時計を出して、今週はいつも通りに併せ馬を実施。至って順調です。ただ、やや頭が高くて四肢に伸びのない走法はどう見ても距離に融通が利かないもの。懸念されている通りに、外回り1800mのイメージが湧かないですね
3点:トリオンファルマン
栗東坂路併せ。1週前までは目立つ時計を出していませんでしたが、今週は4F自己ベストタイの時計を出しつつ一杯に追われましたので、ひとまずこの一追いで格好は付いたでしょうか。ただ終始馬なりの相手に一杯に追われて同入した内容は見栄えのしないもの。春よりも終いの精度を上げている点で成長は感じられますが、動き自体は目立つものではなく、トップクラス相手に五分に戦える感じは無いです
2点:セーヌドゥレーヴ
栗東坂路併せ。1週前に速い時計を出して当週軽めと言うのは本馬のルーティーン。今週は古馬1勝Cロードアォードとの併せ馬で追いかける形でしたが、お互い最後まで馬なりのままではありましたが、最後まで前に出ることは出来ずにフィニッシュ。頭の高い燃費の悪そうな走りで、所々でフラついていたようにまだまだ未完成の感がある点で今回のメンバーではかなり見劣りするものでした
次回は「セントライト記念」の追い切り分析です。
日曜更新になるかも知れません。