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皆様、こんばんは。

春のG1シリーズも2週後の宝塚記念を残すのみとなり、今週からは北海道開催がスタート。いよいよ夏競馬突入と言う感じですが、馬券的には夏競馬こそ面白いもの。この夏も高配当を目指してしっかり準備して臨みましょう。

と言うことで、本日取り上げるのは北海道開幕重賞となる「函館SS」。
まずは舞台となる函館芝1200mコースについて考えますが、函館・札幌両競馬場は取り上げる機会が少ないですから、この機会にしっかり理解を深めておきましょう。
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芝1200mコースを考える前に、まずは函館競馬場について考えます。芝は洋芝オンリーでの施行。1周距離は1627mとローカル競馬場としては標準的ですが、ゴール板が直線のやや中央よりに設置されているため、直線距離は中央10場の中で最も短い(262m)です。またどうも函館が平坦と思われている感がありますが、2角を底として道中で3.4mもの高低差があり、これがほぼ平坦の札幌との大きな違い。3.4mもの高低差があるローカルコースは存在せず、高低差は中山(5.3m)→京都外回り(4.3m)に次ぐものですから、実は結構タフなコースです。そして、福島ほど分かりやすくはないですが3~4角はスパイラルカーブです。
芝1200mコースのスタートは2角奥のポケット。最初のコーナーである3角までは489m(Aコース時)と十分な距離がありますので、3角までずっと上りが続くと言ってもスプリント戦らしい前半のラップを刻みます。ただ3~4角のコーナー半径が小さいのでどうしても少し減速し、4角出口から再加速するのがパターン。これは下級条件戦でもOPでも同じです。函館芝1200m=先行馬有利と思われると思いますが、ロジカルに考えるとそうであるはずは無く、とりあえず見て頂きたいのが以下のデータ。
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これは各芝1200mコースにおける3角4番手以内通過馬の成績(13頭立て以上・過去5年・新馬戦除く)ですが、最も好走率が高いのは阪神芝1200mで、次点が中山芝1200m。この両コースは下りスタートで、中山は外回りコースなのでコーナーで減速しづらく、阪神は3~4角のコーナー半径が大きいので同じく減速しづらい造りと言うことで共通。つまりは基礎スピードが活きやすいわけですが、スプリンターの先行馬なんて概ね基礎スピードに優れているわけですから、この両コースの成績が良いことにも納得。
逆に最も好走率が低いのが京都芝1200mで、このコースはスタート直後に3角の丘を迎えることで序盤のペースが上がりにくく、ゴリゴリのハイペースにはなりにくい構造。つまり基礎スピードが活きず瞬発系の能力の有無が問われますので、そういう能力に長けた差し馬が活躍するのは当然。ハイペース=差し馬有利と言う化石のような考え方をしている方には、これは全く理解が出来ない話だと思います。
函館芝1200mの好走率は下から3番目ですが、コースは先程書いたように序盤が上り。流石にスローペースにはなりませんが、下りコースよりもペースが上がりにくいことは事実ですし、上りで速いラップを踏むには出力を上げる必要もありますから(=後半にガス欠しやすい)、これらから他コースに比べて先行馬は苦戦しやすいです(単複回収率を見てもそれは明らか)。

とは言え、これらは他コースとの比較での有利不利の話。直線が短い小回りコースですから、先行馬と差し馬どちらが有利かと言われると、当然先行馬有利になります。
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また、函館SSは開幕週に行われるレース。基本的に内有利になりやすい開幕週は当然先行馬の好走率が上がるわけで・・・
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これは3角4番手以内通過馬の成績を開幕週とそれ以外に分けたものですが、やはり開幕週では先行馬の好走率は上がります。

これらを踏まえた上で、過去5年のレースラップと3着内好走馬一覧を見てみますが、2021年はオリンピック開催による変則開催で札幌開催となりましたので、2021年のデータは抜いています。
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まず、好走馬の特徴として挙げられるのは距離短縮馬が強いこと。
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函館芝1200mはゴリゴリのスプリントラップになりにくいこと、序盤が上りのため出力を上げる必要があることは既に書きましたが、それゆえに1200mよりも長い距離に適性がある馬が活躍しやすいと言うことでしょう。そして他コースよりも先行馬は不利だと言うことも書きましたが、前走芝1200m戦を3角3番手以内で通過していた馬は【0-0-1-15】と不振。3角5番手以内通過も【1-2-2-25】と良績は少なく、当日4人気以下馬に限ると【0-1-0-17】ですから、1200mの先行型は嫌いたいところ。

他に注意しておきたいのが3歳馬の扱い。
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ご覧のように斤量の恩恵がある3歳馬は圧倒的有利で、特に昨年まで50㎏で出走出来ていた3歳牝馬は【3-0-1-3】勝率42.9%(単回値695円)・複勝率57.1%(複回値290円)ですから、出ていればとりあえず買っておくべきレベルです。
ただ今年から3歳馬と古馬の斤量差は4㎏→3㎏に縮まり、全体に斤量1㎏増となったために3歳牝馬でも背負う斤量は52㎏。短距離戦・瞬発戦でこそ斤量差の影響は大きくなりますから、この斤量ルール変更は大きな影響を与える可能性があって、それゆえに今年は例年よりも古馬が好走する可能性が高いのではないかと考えます。それでも3㎏の斤量差は大きいですが・・・

いつもより長くなってしまいましたが、分析は以上。
現時点で狙って面白いと思える馬は2頭をご紹介して本日の締めとさせて頂きます。
まずはこの馬
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「最強競馬ブログランキング」の当ブログ紹介文内(A)が該当馬です(5位ぐらい)
前走は馬場、2走前は展開不利、4走前はスタートで躓いた上に内有利馬場の外を通す馬場バイアス不利も重なった敗戦、5走前はドン詰まりと近走敗戦は全て敗因明確。脚を溜める競馬に転換してから成績が安定。洋芝歓迎だけにここは巻き返し必至。

もう一頭がこの馬
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「FC2ブログランキング」の当ブログ紹介文内(Z)が該当馬です(10位ぐらい)
5走前は不得手の雨馬場+直線全地点で詰まり続けると言うノーカウント敗戦。4走前は前後半33.7-34.4秒とペースが落ち着いてしまったことに加え、開幕週の内有利馬場の大外を通した馬場バイアス不利も重なった情状酌量の余地ありの敗戦。2走前不得手の雨馬場+道中2度3度と引っ張る場面+直線詰まると言う糞騎乗によるノーカウント敗戦。このように近走の全ては敗因明確で、良馬場なら巻き返す可能性十分


明日は「エプソムC」を分析します。