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皆様、こんばんは。
6月1週の振り返りです。
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【2023 安田記念】
◎18ソングライン...1着
○5ソダシ
▲7ガイアフォース
☆10ソウルラッシュ
△11イルーシヴパンサー
△14シュネルマイスター...3着
△4セリフォス...2着
△12ナミュール
▽15マテンロウオリオン
パドック推奨馬→18ソングライン、5ソダシ、11イルーシヴパンサー
予想結果:不的中
投資10,500円→回収 0円
レースラップ
12.0-10.8-11.4-11.8-11.6-11.1-11.2-11.5(46.0-45.4)
勝負レース指定した安田記念でしたが、残念な結果に終わってしまいました。まずはご期待にお応え出来なかったことをお詫び申し上げます。
予想の方向性自体は間違っていなかったとは思いますが、2列目に4頭も据えた上で外したのですから言い訳無しの完敗。回収率無視で当てるだけならば2列目にシュネルマイスターを加えて馬券は当てられたでしょうが、そうするとレース回収率が大きくしまうことになりました。目の前のレースを当てることも当然重要なのですが、的中率と回収率のバランスを考えて馬券構成をしなければ長期的なプラスを達成することは不可能。そこのバランスが難しいのですが、そんなことはただの言い訳。予想を外したと言う事実だけが真実。もっと精度を上げないといけません。申し訳ございませんでした。
展開ですが、メイケイエールが出遅れてAパターンは消滅。ジャックドールがあっさりハナかと思いましたが、ウインカーネリアンが何が何でもの姿勢を見せたことはやや意外でした。ジャックドールは外に切り替えて2番手。その外にソダシで隊列はあっさり決まってしまい、中盤2Fが11.8-11.6秒と緩むことに。そしてラスト3Fで再加速する瞬発戦になりましたので、想定した展開とは違うものになりました。これが大きな敗因のひとつ。そしてもうひとつの敗因が馬場。良馬場に回復するだろうとは思いましたが、スローで31秒前半にまで回復するとは考えていませんでした(前後半46.0-46.0秒で予想した通り、1分32秒0ぐらいは掛かるだろうと予想)。そう考えると、2列目の馬が走らなかったのは当然とも言えます。やはり完敗ですね。
1着ソングラインは8㎏の馬体減は想定通りで、陣営が意図したもの。パドック推奨筆頭としましたが、8㎏減っても馬体の張りは抜群で、正に超抜の状態。パドック時点で凡走はないと確信出来ました。中盤緩んでの3F戦は23ヴィクトリアマイル、22安田記念と同じなので大歓迎。リズムを崩されるとレースを投げることもあるお嬢様なので、大外枠でノーストレス追走だったことも絶好。そして外の伸びが良い馬場も味方しました。と言うか、「本馬は世間の評価以上にめちゃくちゃ強くなっているのではないか?」と昨日考えていたのですが、今日の結果を見るとその可能性はそこそこありそう。従って今日は勝つべくして勝った結果ですが、これだけの状態に仕上げた陣営の手腕はかなり称賛されるべきですね。秋はどうするのでしょうか。右回りは全くダメなので、ブリーダーズCマイルに行けば良いと思うのですが。
2着セリフォスはスロー瞬発戦でこそベストパフォーマンスを出せる馬。それだけに淀みなく流れるペース想定では重い印は打てませんでしたし、あの追い切りを見てしまうとスローになったらなったで力んで自滅、とも考えていました。レースは理想のスローペースになって常識的に考えると位置も絶好だったのですが、懸念した通りに道中ではかなり力んでいました。並の馬ならゴール前で失速するのですが、あれで水準以上に伸びてしまうのはそもそもの搭載エンジンが違うのでしょうね。これについては多少過小評価し過ぎたかも知れません。ただマイルCSほど爆発的に伸びなかったのはやはり力みが原因です。タイプ的に序盤のペースが上がりにくい京都芝1600mは合うタイプなので、ハイペース想定でないならばマイルCSでも有力。基本的にレースに使われた方がガス抜き出来て良いタイプなので、前哨戦を使うのがベター。
3着シュネルマイスターの評価をやや落としたのはパンパン馬場でないと走れない馬だから。マイルCSが典型ですが、少しでも柔らかくなると予想以上に走れないので、馬場が未知数だった前日予想では強気の印は打てませんでした。ただ蓋を開けてみれば31秒前半が出る馬場でしたので、完璧とは言わずとも必要十分の馬場。3着に負けたのは展開に占める部分が大きいですし、多少は瞬発系の能力に衰えがあるのかも知れませんね。それでも未だにこの路線ではトップランナー。秋に大きく能力減退することもないでしょうから、マイルCSでもそれなりに走れるはずです。
4着ガイアフォースは馬群内、縦位置はソングラインと同じような位置から。直線序盤からソングラインに引き離されたように、本馬にとってはスロー瞬発戦になったことが痛恨。残り1Fからは「さあこれからいくらでも伸びますよ」と言うほどでしたが、これは前走と全く同じ。ペースが流れていれば2着まであったかも知れません。ただ不得手な流れであそこまでやれたのですから能力は確かで、今後も楽しみですね。ただし、高速馬場巧者なので時計が掛かる馬場で信用し過ぎることは禁物です。
5着ジャックドールは外からウインカーネリアンにハナを奪われて2番手。この形は想定したでしょうから問題なかったですが、あまりペースが上がらず道中は力みながらの追走。中盤2Fで緩んでラスト3Fで再加速する流れでしたが、ワンペース適性に優れたタイプだけにこの流れは最悪でした。自身の上がり3Fは11.0‐11.2‐11.8秒、ラスト1Fでこれだけ落としたのは力んだこともありますし、そもそもが短区間で出力を上げすぎると脚が続かないと言う弱点が出たものではあったでしょう。自らハナを切ってペースメイクしていたら、こういう緩急の大きいラップにはしなかったはずで(武豊Jは特にこういうところに敏感)、そういうワンペースの流れにしていればもっと際どかった可能性があります。ただどうでしょう、予想本文で書いたようにマイルのスピードに対応出来る根拠は示せていなかったわけで、やはり中距離でこその馬だと思います。ただこの馬が参戦したことで盛り上がった面があって、個人的にはナイスチャレンジだったと思います。
6着レッドモンレーヴは課題のゲートをクリアして五分のスタート。追走力が問われず瞬発力が活きる流れになったことは幸いでしたが、それでも6着にまで差したことは予想以上の健闘でした。ただ、上位4頭との脚の差は歴然で惜しさは無かったですし、外有利馬場が味方した面も少なからずあったでしょう。
7着ソダシにとって流れは決して悪くないものだったと思います。あれで見せ場を作れなかったあたりは、やはり唯一懸念した中2週の影響が大きかったのでしょう。追い切り分析では「最後の最後で手前を換えたことが妙に引っ掛かる」と書きましたが、やはり今思えばあれは疲労のサインだったのかも知れません。今日は力負けではないので、マイルCSでは見直し可能です。
8着ウインカーネリアンは強い意志を持ってハナ。今日は展開が向きましたが、それでも中間に順調さを欠いたことを考えると良く頑張った部類でしょう。東京新聞杯を見てもかなり強い馬ですから、今後もあまり甘く見ない方が良いです。少なくともG3では明確に格上、G2でも五分以上にやれる馬です。
9着ソウルラッシュはスタートを飛び上がるように出て後方。前傾ラップ向きの本馬にとってスロー瞬発戦になったことは痛恨でした。直線はこの馬なりに脚は使っていますが、G1になると上がりが掛からないとしんどいです。また、伸びの悪い内に進路を求めたことも脚が使えなかった一因でしょう。上がりの掛かる競馬で見直し可能。
10着イルーシヴパンサーは3角過ぎから軽く促しつつで、4角ではかなり手応えが渋かったです。直線でも爆発的な脚は使えず、不可解なほどの大敗でした。そもそもの能力がこんなに足りないとは思えないだけに、何か敗因があると思います。馬場かなと思いますが、ちょっと現時点では不明。評価保留です。
【2023 鳴尾記念】
◎2カラテ
○14ソーヴァリアント
▲4フェーングロッテン
☆12ボッケリーニ
△15スカーフェイス
△9アドマイヤハダル
▽13マイネルファンロン
▽5モズベッロ
パドック推奨馬→14ソーヴァリアント、2カラテ
予想結果:不的中
投資10,000円→回収 0円
レースラップ
12.7-11.2-11.9-11.9-11.9-12.1-11.8-11.5-11.8-12.3(59.6-59.5)
阪神は前日までに125ミリの降雨があったものの、回復は急でメインレースは良馬場、しかも結構な高速馬場に。回復はすると思っていましたが、柔らかめの馬場想定でここまで回復するとは想定外でした。
レースはフェーングロッテンのダッシュがイマイチだったものの、どれも行く気はなく予想通りにフェーングロッテンの単騎逃げ。終始マリアエレーナとソーヴァリアントが外からプレッシャーを掛けたために極端なスローにはなりませんでしたが、それでもこの日の馬場で5F59.6秒はさほど速くはなく、後半は4Fロンスパに。開幕週の馬場も相まって内目の先行馬に有利な流れになりました。
1着ボッケリーニは中団追走も、残り1000m辺りでもペースが上がらず逆に緩みそうになったことを浜中Jが見逃さず、ここで一気に好位に取り付くファインプレー。そのまま3分3厘で勝負を決めにかかって、直線入口では早々に先頭。そのまま押し切りました。長く脚が使える特長を生かし切った好騎乗でしたが、あれだけ楽に捲れるあたりはデキも良かったのでしょう。芝2200m以上戦に使われ始めてより安定するようになっただけに開幕週の2000m戦を心配しましたが、何の心配も無かったですし、想定以上に力を付けている感もあります。
次は宝塚記念でしょうか。もし使うならば評価はこんな感じです。
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2着フェーングロッテンは予想通りの単騎逃げ。前走ほどでは無かったですが、それでも比較的楽な逃げを打てたと思います。直線では一旦飲み込まれそうになりましたが、そこからファイトバックして僅差2着に粘るのですから立派で、単騎で行けるとかなり渋太いですね。これで3戦連続で重賞好走しましたので次走も無駄に人気しそうですが、3戦全て単騎で比較的楽に逃げられていますので、過大評価は禁物です。ただ逃げずともレースは出来る馬ではあります。
3着アドマイヤハダルはマリアエレーナとソーヴァリアントを前に見る位置。目標物が射程圏で、これら3頭は早々にバテないので進路確保も容易。位置としてはかなり競馬がし易かったと思います。ただ、速い脚の無さから直線序盤で前との差を詰められなかったことは痛手で、ラスト1Fでは良く詰めたものの3着まで。瞬発力に欠けるので、もう少し全体的に流れる形が理想です。
4着ワンダフルタウンは追い切りを見る限りは復調気配を感じませんでしたが、最後まで渋太く脚を使い続けて僅差4着と大健闘。素質も元値は間違いなく高いだけに、これは次走が楽しみになりました。
5着マリアエレーナは高速馬場巧者ですから、馬場が回復したのは何よりでした。ただ再三して来ている通りに坂では脚が止まる馬で平坦コース向き。今日も直線序盤では2着はあると思わせましたが、ラスト1Fでキッチリ止まってしまいました。次は小倉記念になると思いますが、夏の小倉の超高速馬場&コーナーが急で直線平坦のこのレースこそがベストレースですから、次は強めに狙いたいです(人気はするでしょうが)。
9着カラテはラスト1Fでドン詰まりましたが、そこまでの反応もイマイチ。大飛びだけにやはりベストは大箱コースなのでしょうか。阪神なら内回りも問題ないと思いましたが、この点はやや見立てが甘かったかも知れません。
12着ソーヴァリアントは色々と敗因分析されているようですが、ほぼ全てがこじつけに思えます。ルメールJは距離に言及していますがちょっと無理がありますし、フィジカルや適性等が敗因だとは思えません。それらにしてはあまりにも負け過ぎですし、2年連続のチャレンジC好走の理由付けが出来ないでしょう。あり得るとすれば状態面(しかも外部では分からない何か)か精神面としか思えず、このあたりは現時点では不明。この段階で無理矢理に敗因を見付けようとして、誤った解釈をしようとすることは危険です。
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明日は「函館SS」を分析します。