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皆様、こんばんは。

本日も「日本ダービー」について分析を続けます。

先週のオークスにおける最大前哨戦は当然桜花賞で、今年は上位5頭までを前走桜花賞組が占めることになりました。同様にダ―ビーの最大前哨戦は当然皐月賞で、過去10年における3着内好走馬30頭中22頭が前走皐月賞組ですから、その占有率はオークスにおける前走桜花賞組を上回るほどです。
前走別路線組は年平均0.8頭しか好走馬が居ませんので狭き門ですが、データ面に関しては他サイト・ブログで散々書かれているでしょうから、ここではそういうデータ面の分析は割愛。ここではウチらしい分析をしてみたいです。

昨日は「ダ―ビーにはラップのトレンドが存在し、近年では動き出しが早い持続戦・持久戦になっている」と言う内容を書きました。言い換えると、以前はラスト3~4F目からペースが上がることが多かったものの、近年ではラスト4~5F目からペースが上がる形が多くなったと言うことですが、これは5Fロンスパ戦がデフォルトの中山中距離戦とリンクしやすくなったと言うこと。つまり中山中距離コースの皐月賞と直結しやすくなったと言うことですが、そこで見ておきたいのが以下のデータ。
ダービー5
これは過去20年における前走別路線組の3着内好走頭数を5年毎に区切ったものですが、近年では前走別路線組が苦戦=前走皐月賞組がより優位性を持っていることが良く分かります。従って今年も皐月賞組優位になると考えた方が良いでしょうし、前走別路線組についてはダービーで想定される持続力や持久力戦を勝って来た馬を尊重したいところです。そういう意味では、今年の京都新聞杯やプリンシパルSはダービーに繋がらないレースだったと考えます。

一方、近年ではより優位性を増したと言える前走皐月賞組ですが、先に見て頂きたいのが以下のデータ。
ダービー6
これは過去20年における皐月賞1~3着馬のダービーでの成績を5年毎に区切ったものですが、近年では明確に好走率が上昇。先程「近年ではラスト4~5F目からペースが上がる形が多くなったと言うことですが、これは5Fロンスパ戦がデフォルトの中山中距離戦とリンクしやすくなった」と書きましたが、このデータからもそれは明らかでしょう。

と言うことは、皐月賞で凡走した馬が巻き返しにくくなったと言うことでもあって・・・
ダービー7
これは皐月賞4着以下馬の成績ですが、近5年の好走率が最も低く巻き返しが容易ではないことを表しています。

以上から、今年も近年同様に皐月賞上位馬が優勢と考えたいところですが、そう単純な話ではないのは今年の皐月賞が少々特殊だったから。と言うのも、今年の皐月賞は重馬場、そして前後半58.5-62.1秒の超ハイペースでしたが、前後半差2.0秒以上の前傾戦になった皐月賞は過去20年中で3度しかなく、3.6秒もの前後半差は過去20年で最大。これだけの前傾ラップ戦が東京芝2400mと直結するか?と言われると正直疑問ではあります。ちなみに、過去20年で2番目の前後半差だったのは2012年の皐月賞馬ゴールドシップはダービーで5着、2着ワールドエースは4着にそれぞれ敗退しています。
その上でも皐月賞上位馬が優位性を持てるのか?その答えを流石にここで書くことは出来ませんので、当日予想までお待ち下さい。

と言うことで本日は以上。
最後に2人気濃厚のスキルヴィングについて、現時点での評価を書いておきます
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明日は「目黒記念」を分析します。