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皆様、こんばんは。
本日は「ダ―ビー卿CT」について分析します。
まずは舞台となる中山芝外1600mコースについて考えます。
中山芝外1600mは外回りコースを使用。スタートは1角ポケット、表記的にはスタート後226mで最初のコーナーである2角を迎えますが、実際にはこの地点のカーブは緩やかで、スタート後400mあたりからの角度が最もキツいです(コース図で言う1200mスタート地点あたり)。従って最初の2Fラップは緩みませんし、コーナー角度がキツくなる400m過ぎには高低差の大きい下りに入っていますので、コーナーでもペースは落ちない傾向。2角を回った後も下りは続きますし、外回りコースなので3角のコーナー角度も緩やかでペースは落ちず。結果として全地点で速いラップを継続することになります。中山以外で芝1600mコースが設定されているのはワンターンの大箱コースばかり(京都は内回り1600mコースがありますが、使うのは2歳戦だけなので除外)ですが、それらとは明らかに一線を画すコースですから、他コースのマイル実績を鵜呑みにすることは危険です。
ここで過去5年のレースラップと3着内好走馬一覧を見ておきます。
過去5年の平均ラップは「12.3-10.9-11.1-11.2-11.5-11.6-11.8-11.9」。テンから速いラップを刻み続けて、段階的に減速ラップを踏んでいることが分かります。大箱マイル重賞ではギアチェンジ力やトップスピードのレベルなど瞬発系の能力が問われることが多いですが、ダ―ビー卿CTではそういった能力はあまり必要なし。それよりも速いラップでも脚が削がれない基礎スピードや持久力が強く問われることになり、とにかくタフさが必要です。
そういうタフなレースだけに、過去10年で逃げ馬の好走歴は無く、3角4番手以内通過馬も8頭しか馬券に絡めていません。一方、3角7番手以下馬が19頭、10番手以下馬ですら12頭も馬券に絡んでいますので、差し馬重視と言う考え方で間違いありません。
そして枠順も重要
そもそも外枠の立ち回りが難しいコースではあるのですが、道中で緩むポイントがないだけに、終始外を回すことになる可能性が高い外枠馬は通常以上に不利。6~8枠馬は【1-4-2-52】勝率1.7%(単回値15円)、連対率8.5%、複勝率11.9%(複回値44円)と散々。7頭の好走例がありますのでノーチャンスではありませんが、その内5頭は単勝5人気に支持された馬。10人気以下馬は【0-0-0-29】ですから、人気馬薄馬に関しては外枠に入った時点でかなり評価を落とすべきでしょう。
逆に1~3枠馬はの成績が良く、過去20年にまで遡っても18年で1~3枠馬が1頭以上は馬券に絡んでいますので、1~3枠に入った時点でどんな人気薄でもケアは必要です。
血統的に注目なのがデインヒルの血で、2021年1着テルツェット、2021年2着カテドラル、2019年1着フィアーノロマーノ、2019年2着プリモシーン、2018年1着ヒーズインラブ、2018年2着キャンベルジュニア、2017年1着ロジチャリス、2017年2着キャンベルジュニアなど、同馬の血を父か母父の系統に持つ馬が走りまくっています。
今年唯一の該当馬であるミッキーブリランテには要注目で、デインヒルは持っていませんがダンチヒのクロスを持つピースオブエイトにも注目しておきたいです。
そしてデインヒルが走ると言うことは、こういうタイプも走るだろうと思いましたが、調べたところ案の定めちゃくちゃ走っていました。
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「最強競馬ブログランキング」の当ブログ紹介文内にデータを記載しておきます(5位ぐらい)
該当馬は【4-3-3-13】勝率17.4%(単回値146円)、連対率30.4%、複勝率43.5%(複回値138円)とめちゃくちゃ走っており、該当馬が居た8年中7年で一頭以上が馬券に絡んでいます。条件的になかなか該当馬は現れませんが、今年は満たしそうな馬・それに近い馬は複数存在しますので、それらの馬達には注意が必要です。
と言うことで、本日は以上。
最後に面白い穴馬を一頭ご紹介して本日の締めとさせて頂きます。
この馬です!
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「FC2ブログランキング」の当ブログ紹介文内(X)が該当馬です(10位ぐらい)
ここまで4勝を挙げていますが、OP昇級後の挙げた2勝は前後半45.6-49.2秒の前傾消耗戦と同46.8-48.4秒の前傾戦。いずれも前半の基礎スピードが問われたレースで共通しており、このペースパターンが本馬にとってのベスト。そういう点からスローラスト3F戦にはなりにくい中山マイルは本馬に向いた舞台だと思います。直近の同舞台では馬券外に終わっていますが、このレースは前後半47.0-46.5秒と緩めのペースによるキレ負けで、重斤量も影響したと思いますので見直しは可能です。従って今回もペースが流れることが大前提で、それが叶えば一変の期待が。父産駒はあまり揉まれて良いタイプではないだけに、中~外枠が理想です。
明日は「ダービー卿CT」の追い切り分析です。