最強競馬ブログランキングへ


いつもご訪問下さり、誠にありがとうございます。
1日1クリックのご協力をお願い致します。

**********************************************************************
現在「2023年4月会員様」を募集中です。
詳しくは下記記事からお願いします。
↓ ↓
「2023年4月会員様募集について」記事へ

**********************************************************************

皆様、こんばんは。

本日は今週行われる「大阪杯」について分析します。
まずは舞台となる阪神内2000mコースについて考えますが、まずは阪神芝内回りコースについて考えましょう。
大阪杯1
阪神内回りコースの大きな特徴は、1~2角の半径が非常に小さく3~4角の半径が非常に大きいこと。これは数字で見て頂くと一目瞭然ですから、まずは以下の一覧表をご覧下さい。
大阪杯1
1~2角の距離は全場で最も短く、3~4角の距離は阪神外回りと中山外回り(共に上記一覧には表記なし)に次ぐ3番目の長さで、東京コースよりも長いです。言い換えると、1~2角のコーナーはかなり急であるのに対し、3~4角のコーナーはかなり緩いと言うこと。これにより何が起こるかと言うと、急カーブの1~2角はどうしてもペースが落ちること。通常仕掛けの意識が強まる内回り3角ですが、阪神の場合はここがまだ残り1000mを切ったところなので、結果として仕掛けが通常よりも早まると言うこと。よくある内回りコースのイメージとは違うペースパターンになりますので、これはよく覚えておいた方が良いです。

それを踏まえた上で阪神芝内2000mコースについて考えましょう。
大阪杯2
阪神芝内2000mは直線序盤からのスタート。1角まで約330m(Aコース使用時)と十分とは言えない距離しかないこと、スタート後100m少々でゴール前の急坂を迎えること、先程書いたように1~2角のコーナー径がかなりキツいこと、以上の理由から前半はペースが上がりにくい傾向にあります。一方、後半に関しては先程書いたようにペースアップ位置は早くなりがちで、1000m前後を中速で走り続けられるスタミナと持久力が必要になります。
通常5F前後のロンスパ戦になると差し馬が優勢になりますが、阪神芝内回りは前半がかなり緩くなりがちですから、それなりのスタミナと持久力があれば先行馬は頑張れます。それよりも後半はかなり持久力が必要ですから、脚質に関わらず2000mを越える距離に対応出来るだけのスタミナが欲しいところで、こういう点も通常の内回り2000mコースとは一線を画します。

2000m戦における距離短縮馬の競馬場別成績(過去10年・14頭立て以上)
大阪杯3
これは小回り・内回りコースに限った芝2000mの距離短縮馬の成績ですが、阪神芝内2000mに関しては距離短縮馬の好走率が頭一つ抜けて高いことが良く分かります。

これらを踏まえて、大阪杯の過去5年レースラップと3着内好走馬一覧を見てみます。
大阪杯4
大阪杯5
重馬場を除いた過去5年平均ラップ
12.6-11.1-12.3-12.3-12.0-12.1-11.6-11.4-11.5-12.1(60.2-58.7)

昨年はジャックドール、一昨年はレイパパレ、ペースを落とさない逃げ馬が居たことで近2年は前傾ラップになっていますが、2020年以前の4年間はスローペース3年と緩めの平均ペース1年。良馬場時の前半3F平均ラップは36.0秒、2F目に10.3秒と強烈なラップを踏んだ昨年も除くと36.3秒ですから、コース傾向通りに序盤のペースは上がりにくい傾向です。
後半に関しては、平均ラップを見ても分かるようにラスト6F目から一貫して中速を連続していますので、コース傾向よりも動き出しは早め。この辺りは流石ハイレベルのG1戦と言ったところですが、これにより当然スタミナの担保は必須になって来ます。G1昇格後6年の3着内好走馬18頭中12頭には2200m以上のG1で3着内好走or2200m以上の古馬重賞での連対歴を持っていましたので、これぐらいの実績は最低限欲しいところです。また、18頭中14頭にはロンスパ戦になりやすくゴール前に急坂がある阪神芝内2000~2200m、中山芝1800~2500mでの重賞連対歴がありましたので、これら急坂ロンスパコースでの実績も欲しいですし、これらのコースを苦手としているならば大きな減点が必要です。

と言うことで本日は以上。続きはまた明日書きます。
最後に、面白い穴馬と危険人気馬をそれぞれ一頭ずつご紹介して本日の締めとさせて頂きます。

まずは面白い穴馬から
↓ ↓

最強競馬ブログランキングへ
「最強競馬ブログランキング」の当ブログ紹介文内(C)が該当馬です(5位ぐらい)
前走の敗因はブログの回顧記事に書いていますので、よろしければそちらをご参照下さい。ざっくり言えば敗因は明確。そもそも追走力が低い代わりに長く良い脚を使うことに長けた馬で、コース適性はバッチリだと思います。前走を含めて適性面も色々と舐められそうですが、馬柱だけ見て競走馬の本質を見抜けない人の意見は気にしなくて良いです。後は力関係をどう考えるかだけですね

続いて危険人気馬
↓ ↓

「FC2ブログランキング」の当ブログ紹介文内(Y)が該当馬です(10位ぐらい)
まあ何と言っても右回りですよね・・・戦績通りに右回りではパフォーマンスを落として来たのは間違いなく、これをクリア出来るかが全て。もう一度しっかり精査して見ますが、現時点ではマイナスにはなれどプラスにはならないと言う判定です

明日も「大阪杯」について分析する予定ですが、予定を変更する可能性もあります。ご了承ください。