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皆様、こんばんは。

今週は1ヶ月ぶりの土日3重賞。いずれも注目の重賞ですが、本日はドウデュースとエフフォーリアの対決が最大の注目となる「京都記念」について分析します。
過去2年に引き続き今年も阪神競馬場で行われるこのレース。過去データはあまり参考になりませんので、基本的にはコース解説や大局的な傾向分析だけに留めますので、文章量は少なくなります。ご了承下さい。

まずは舞台となる阪神内2200mコースについて考えます。
宝塚1
阪神2200m

スタートは4角出口付近からで内回りコースを一周するレイアウト。1角まで530.5m(Aコース時)と長い直線が続くことから序盤はペースが上がる傾向が強いですが、阪神は1~2角のコーナー半径が小さくタイトなため、ここから向正面前半あたりまではペースダウン。ただ向正面の直線は400m弱しか無く、すぐに3角に入りますし、3角からは下りレイアウト。内回りコースと言うことで仕掛けの意識も早めですから、概ね5F前後のロンスパ戦になるのがデフォルトのペースパターンです。
序盤の3Fが速く、ロンスパ距離も長くなることから先行馬には相当な持久力が求められますから、基本的には差し馬優勢のコース。ただ少頭数戦になるとメンバー次第で前半のペースが落ち着くことも多く、通常よりも先行馬が頑張れることも。阪神開催の京都記念は開幕週で内有利馬場になる可能性が高いですから尚更で、この辺りはメンバー構成を見て柔軟に対応したいです。

ここで過去5年のレースラップと3着内好走馬一覧を見ておきますが、阪神開催は過去2年だけですので、レースラップに関しては同舞台で行われる宝塚記念の直近3年ラップを参考として掲載しておきます。
京都記念
京都記念1
2021年の京都記念は前を行く2頭が後続を引き離して先行しましたので、実質的にはスローペース。13頭立て以下になった近2年の京都記念は共にスローペースと考えて良く、同じくスローペースだった2021年の宝塚記念も13頭立て。ちなみに一覧には載っていませんが、12頭立てだった2019年の宝塚記念も前後半60.0-58.5秒のスローペースでしたので、少頭数戦では前半のペースは緩くなりがちと考えて良いでしょう。
前半のペースが緩くても5~6Fのロンスパ戦では前が苦しくなるのが基本ですが、開幕週の内有利馬場が手伝ってか、近2年では前で立ち回った馬が複数馬券に絡んでおり、コース傾向とは違った傾向を示しています。従って、スローペース見込みであれば先行馬重視、ペースが流れそうならばコース傾向通りに差し馬重視、と言う考え方で良いと思います。
今年はアフリカンゴールド・キングオブドラゴン・ユニコーンライオンと3頭の逃げ候補馬が居ますので少頭数でもペースが上がる可能性はありますが、こればかりは当日の枠の並び等を見てみないと判断は難しいですから、現時点で展開・ペースを予想することは出来ません。この辺りは最終見解でじっくり予想します。

データ面からまず拾っておきたいのは人気別成績。
京都記念2
ほとんどの年で少頭数戦になると言うことが大きいですが、7人気以下【1-1-0-52】と言う戦績はあまりにも悲惨。昨年こそ大荒れの結果になりましたが、過去10年中9年で上位4人気馬から2頭以上が馬券に絡んでいますので、基本的には堅い重賞です。
こういう現象が起こるのは、基本的には底力が問われやすいコースであること、ドバイや大阪杯を目指すに当たって適度なレース間隔であること、グレード別定戦であることからG1連対歴のある実績馬が始動戦に選びやすいこと、がその理由。ラヴズオンリーユー・クロノジェネシス・カレンブーケドール・アルアイン・レイデオロ・サトノクラウンなどが該当馬になりますが、これらの馬名を見ると納得ですね。

となると、これに該当する馬の成績が良くなるだろうことは容易に想像が出来ますね
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「最強競馬ブログランキング」の当ブログ紹介文内に馬名を記載しておきます
該当馬は【5-4-7-19】勝率14.3%(単回値167円)、連対率25.7%。複勝率45.7%(複回値120円)。単複全頭ベタ買いでも余裕のプラスになると言う素晴らしさ。該当馬が存在した過去9年全てで1頭以上が馬券に絡んでいますので、データ的に軸馬にするならばデータ該当馬から選ぶべきでしょうね。今年は複数の該当馬が居ますが、個人的に面白いと思う馬も併せて書いておきますね。

もう一つ拾っておきたいのが血統面。
中山の中距離戦と同様に、なかなか特徴的なコース・距離ですからスペシャリストが生まれる土壌があるわけですが、近年このコースで目覚ましい成績を残す種牡馬が1頭存在します。
この種牡馬!
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「FC2ブログランキング」の当ブログ紹介文内に馬名を記載しています(10位ぐらい)
産駒は近5年で【5-3-2-21】勝率16.1%(単回値317円)、連対率25.8%、複勝率32.3%(複回値121円)。これは出走機会が10回以上あった種牡馬の中ではダントツに良い数字で、延べ11回の好走歴がありますが、それを9頭で成し遂げている=それだけ満遍なく走っている=適性の高さの表れです。阪神芝内2200mで行われた近3年のエリザベス女王杯では産駒が5頭走って2頭が馬券に絡み、馬券外に終わった3頭中2頭も4着と、ハイレベル戦でも実績を残しています。今年の出走馬でも1頭だけ産駒が出走していますので、要注目です。

明日は「共同通信杯」を分析します。