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皆様、こんばんは。

本日は日曜日に東京競馬場で行われる「東京新聞杯」の分析を行います。
まずは舞台となる東京芝1600mコースについて考えます。
東京新聞杯1
東京新聞杯2
スタートはバックストレッチ右端、2角の立ち上がり。最初のコーナーである3角まで約520m(Dコース時)と長い直線が続きますので序盤のペースは上がりやすいですが、最後には長い直線が待っていることからコーナーではどうしても息が入る傾向。前半3Fはそこそこ流れ→中盤2Fで息が入り→後半3Fで再加速、と言うのがこのコースの基本パターン。レベルが上がるに従って中盤2Fの緩み方が小さくなる傾向があります。左右は逆ですが、阪神外芝1600mと似たようなラップ構成になると考えれば良いでしょう。
このブログでは再三再四ご説明していますが、急→緩→急の流れになると差し馬が優勢。特に東京は日本の芝コースでは2番目に長い直線を有していますので尚のこと差し馬優勢。この辺りは一般的なイメージ通りの捉え方で良いと思います。
ただ、同じコースでも春と冬では馬場状態と使用コース(東京はA~Dコースの設定が可能)の違いで別の傾向を示すことになりますから注意が必要ですが、この辺りはこの後に書きます。

まずは、過去5年のレースラップと3着内好走馬一覧をご覧頂きます。
東京新聞杯3
東京新聞杯4
過去5年で言えば2019年だけが少々異質でしたが、その他4年ではコース傾向通りに中盤2Fで緩んでラスト3Fで再加速するラップになっています。脚質的にもコース傾向通りに差し馬が優勢で、過去10年における3着内好走馬30頭の内、3角4番手以内通過馬が6頭のみだったのに対し、10番手以下通過馬は11頭を占めますので、より瞬発力に優れた差し馬を重視することが正解となります。

ここで考えておきたいのが春の東京芝1600mとの違い。ヴィクトリアマイルなどは顕著ですが、春の東京マイルは冬よりは前が不利にならず、過去10年における春の東京マイルG1・3レースの3着内好走馬90頭中、3角4番手以内通過馬が26頭であるのに対し、10番手以下通過馬は32頭と脚質による有利不利は冬ほど顕著では無くなります。また、先行馬の単複回収率が冬は単38%・複63%であるのに対し、春は単104%・複130%と言う数字からも分かるように、先行馬から穴馬が出易い(先行馬有利)傾向もあります。

なぜこういう現象が起こるのかと言うと・・・
春=野芝100%で超高速化する・A~Cコースを使用する
冬=洋芝とのハイブリッドで高速化しない・Dコースを使用する

これが理由です。

もう少し詳しく説明しますと、春は超高速の芝ですから必然的に時計=ラップが速くなりますが、これはより短い距離に適性がある馬に有利(基礎スピードが高いので、ラップが上がっても平気)。また瞬発力に優れた差し馬は、基礎スピードが不足しているためラップが速くなると追走に脚が削がれ、本来持っている瞬発力を発揮出来ないことになります。また、A~CコースはDコースに比べてコーナー距離が短い=中盤で緩む時間が短い、ことも前有利を助長します。
一方で、冬の芝は非高速ですから必然的に時計=ラップは緩くなり、これは基礎スピードに欠ける瞬発型には追走で脚が削がれないと言う意味で好都合。また、ラップが遅いので中距離馬も走りやすい環境であるとも言えます。そして、Dコースはコーナー距離が長くなりますが、これは即ち緩む時間が長くなると言うこと。これらによって瞬発力に優れた差し馬が走りやすい状況が生まれることになります。

そして、冬は中距離馬も走りやすい環境になると書きましたが、事実春のマイルG1における距離短縮馬の成績が勝率6.5%・連対率13.8%・複勝率20.3%であるのに対し、冬の東京新聞杯においては勝率10.8%・連対率21.6%・複勝率27.0%までアップ。距離短縮馬は過去10年中8年で1頭以上が馬券に絡んでいますので、このローテの馬には一目置きたいです。
その距離短縮組の中でも最注目なのがこれに該当した馬
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「最強競馬ブログランキング」の当ブログ紹介文内に馬名を記載しておきます(3位ぐらい)
該当馬は過去10年で【2-3-1-6】勝率16.7%(単回値124円)、複勝率50.0%(複回値117円)とハイアベレージで、該当馬が存在した過去6年中5年で1頭以上が馬券に絡んでいます。今年は該当馬が2頭居ますが、当日5人気以内馬に限ると【2-2-1-3】まで好走率が上がりますから、それを満たしそうなのは「あの馬」だけ。データからは軸馬決定でしょう。

話を戻しますが、瞬発力が要求されやすいレースだけに高齢馬は不振。
東京新聞杯5
高齢馬は瞬発系の能力から衰えて行くだけに、これは必然のデータ。そして若馬の成績が良いのも必然。この辺りは世代レベル云々は関係ありませんので、迷ったら年齢が若い方を選択した方が良いでしょう。

他では、前走G1出走馬が優勢。谷間の時期だけにG1に出走出来ていると言うだけで優位性を持てると言うことなのでしょうが、該当馬は【4-2-2-16】勝率16.7%(単回値181円)、複勝率33.3%(複回値96円)と全頭単複ベタ買いでプラスになります。ただ今日ここまで書いた話の流れからもう少し絞る方法はあって・・・
それがこれです
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「FC2ブログランキング」の当ブログ紹介文内に馬名を記載しています(10位ぐらい)
該当馬は【4-2-1-10】勝率23.5%(単回値255円)、複勝率41.2%(複回値118円)まで成績が上昇。今年は前走G1出走馬が5頭居ますが、このデータで2頭にまで絞ることが出来ます。

明日は「きさらぎ賞」と「川崎記念」について分析します。