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皆様、こんばんは。

本日は「チャンピオンズC」の追い切り分析を行います。
今回も評価は6段階(上から3+)としました。

では、早速参りましょう。

 【チャンピオンズC】 
※サクラアリュールは映像がないため評価対象外です

5点:該当馬無し

4点:シャマル
栗東坂路単走。派手な時計こそ出していませんが、2週前にはCWで6F79.6秒-1F11.8秒と負荷を掛けた調教を実施。1週前時点で良好な反応の良さを見せていましたので、あの時点でそこそこ仕上がっていたと思われます。今週は坂路で終いだけ伸ばす形でしたが、追われてからの反応が抜群で12.9‐12.1秒と急加速してフィニッシュ。馬体の張り・毛艶がとにかく目に付き、絶好調と言える状態でレースに臨めるのではないでしょうか

4点:サンライズホープ
栗東坂路単走。最終追い切りを本来の坂路に変えたのが2走前。その2走前は結果が出ませんでしたが、明らかに馬体が締まって膝も高く上がるようになり、動きにキレが出たのが前走。前走の好走要因は複数挙げられますが、その内の一つは状態面の上昇だったでしょう。今回はその前走よりも良いのではないかと思える良い意味での軽さがあって、1週前のCW追いの反応も前走以上。勝って益々上昇している、そう感じます。良いです

3+点:ノットゥルノ
栗東坂路併せ。少々急仕上げと思えた前走とは違い、今回は1週前までにウッドコースで速い時計を3本計時。1週前には大外を回して7F94.2秒の強い負荷を掛けられましたが、これでほぼ仕上がった感。今週の坂路追いで100%に持って来られました。正直足元のキレはJDD時の方が上かと思えましたが、それでもラスト2F12.1‐12.0秒とほぼ自己ベストのラップを出せたのですから文句は無く、とりあえず前走とは雲泥の差です

3+点:スマッシングハーツ
栗東坂路単走。レースでも着けるのか分かりませんが、両側にチークピーシズ着用。中2週なので1週前にそこそこ時計を出して、今週はごく軽めの内容。ただ馬自身に活気は失われておらず、前走ほどの力みが無いのも好印象。全体時計が遅かったとは言え、最後は流し気味でも12.3-12.1秒を計時したのですから上々。気配の良さは目立ちます

3点:テーオーケインズ
栗東坂路単走。1週前のCWの動きは昨年よりもやや見劣るもの。松山Jのコメントも歯切れが悪かったですが、それも納得です。ただ今週はそこそこ持ち直したなと思える動きで、ひとまず態勢は整った感。少なくとも平安Sと同じぐらいのデキにはあると思えますので、まずは心配ない状態でしょう。ただ動きのキレ、馬体の張りは昨年には明らかに見劣るもの。昨年のような楽な競馬にはならないでしょう

3点:サンライズノヴァ
栗東坂路併せ。最近は押しても進んで行かず、ラスト1Fで13秒前後も要するような調教ばかり。もう完全に終わったなと思っていましたが、今回はいつもより全体時計を抑えめにしたとは言え、ラスト1F12.1秒とようやく「らしい」時計が出ましたので、これはポジティブな要素です。ただ全盛期ほどの体のキレはなく、あくまで近走の中では最も良いと言う話。ポジティブではありますが、3+点には出来ません

3点:グロリアムンディ
栗東CW単走。今回は間隔が開きましたが、2,3週前は坂路で、1週前と当週はCWでこれまでとは雲泥の差とも言える速い時計を連続して出して来ましたので少なくとも調教負荷の高さは過去最高。ただ「ああ、こんなもんか」と言うのが動きを見た偽らざる感想で、馬体も張り詰めている感はなく、あと一歩と言う感じ。ただ、初めてCWでの調教映像を見た宝塚記念時も派手な動きはしていませんので、まあこんなものなんだと思います

3点:ハピ
栗東坂路単走。1週前の併せ馬では遅れましたが、ほぼ馬なりのままでしたし時計的には十分動いているので問題なし。今週もほぼ前走と同程度の内容でしたので、大きな上積みが無い代わりに下降もありません。フットワークが汚くて、お世辞にも効率が良いとは言えませんが・・・(だから使える脚が短いのだと思います)

3点:オーヴェルニュ
栗東CW単走。中3週の臨戦ですが、1週前に6F79.8秒の時計を出して負荷を掛けて来た内容は前走以上のもの。この点は評価出来ます。ただ、近走で特に目立つようになった行きたがる面は相変らずですし、力んだ分で終いの推進力に欠ける点も相変らず。それでも東海Sなんかは同じような感じで好走していますので、特に割り引く必要はないでしょう。この馬なりに順調、と言った感じ

3点:ジュンライトボルト
栗東P単走。1週前と日曜に負荷を掛けて、当週は負荷軽めと言ういつもの友道流。日曜、当週の時計は前走以上で時計だけ見ればポジティブですが、1週前の反応がイマイチで、それもあって調教負荷を強めたのかと考えるとあまり嬉しくはないでしょう。今週の動きも活気やキレは前走にやや劣るもの。決して悪い状態ではないですが、前走以上は無さそうですし、良くて現状維持かも知れません

3点:クラウンプライド
栗東坂路併せ。ここ2走と違って坂路オンリーの仕上げですが、2週連続で併せ馬で一杯に追われましたので、しっかり負荷は掛かっています。ただ1週前は一杯に追われるもふらつく場面もあって頭差遅れ。今週はなんとか先着は果たしたものの、併せた2歳未勝利馬に手応えで完全に見劣って、なんとか先着させてもらったと言う内容。本馬の追い切りをしっかり見るのは初めてなので判断が難しいですが、少なくともポジティブな印象がなかったのは事実で、この程度の評価になるのは仕方ないかなと思います

3点:バーデンヴァイラー
栗東CW併せ。ヒンドゥタイムズとの併せ馬で1馬身先着したものの、追って追って先着したという内容。決して反応は良くなく、全体時計が違うとはいえ、楽にラスト1Fで同じ時計を出した前走の方がまだポジティブな内容だったように思えます

2点:タガノビューティー
栗東CW併せ。中2週ながら併せ馬で一杯追いを敢行。これは意欲の高さか、はたまた太目残りのためか。見た目には後者が理由と思えますので、決してポジティブではないです。動きの方もやや鈍く、再三鞭が入りながらも推進力はイマイチで、ラスト1F12.3秒。全体時計が速かったとはいえ、11秒後半は出る馬ですから、あまり状態が良いとは思えないですね