皆様、こんばんは。

先週はブログでもTwitterでも発信をお休みさせて頂きましたが、今週は適度に更新予定です。どうぞよろしくお願い致します。

さて、今週は「チャンピオンズC」ですが、昨年は正に悪夢でした。今でもはっきり記憶しています。
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残り200mを切って、▲1人気テーオーケインズ、◎9人気インティ、△14人気アナザートゥルースが完全に抜け出し、3連複490倍(200円分)で決まったと思われた刹那、○チュウワウィザードが外から猛然と差し込み。まあそれでも◎○▲のド本線で決まるだろうと確信していたのですが、◎インティが残り50mでまさかの大失速でクビ差4着・・・正に悶絶でした。
チャンピオンズCのリベンジはチャンピオンズCでしか果たせませんから、今年はなんとしてでも獲ります。

さて、そのチャンピオンズCですが、中央では僅か2つしかないダートG1のひとつ。左回りがダメで東京大賞典狙いのオメガパフュームのような例外はありますが、ほとんどのダート最上級馬の目標レースであることは言うまでもありません。
そういう大目標になるレースではありますが、ダート路線の場合は地方交流戦も存在することから臨戦過程は様々。今年の登録馬18頭を例にとっても、前走JBCクラシック・みやこS・武蔵野Sがそれぞれ3頭ずつ、浦和記念・シリウスSが2頭ずつ、南部杯・日本テレビ盃・宝塚記念・天皇賞秋・ブラジルCが1頭ずつ、と見事にバラバラで、これらの戦力・レベル比較は難解に思えます。

ただチャンピオンズC(旧JCダート)が中京に移設されて以降の8年間における3着内好走馬の前走レースは「JBCクラシック=8頭」「南部杯=5頭」「みやこS=5頭」「武蔵野S=2頭」と、この4レースだけで24頭中20頭を占めていると言う事実があります。
これは至って当然の話で、JBCクラシックと南部杯はJpn1で秋の王道路線ですから、当然ハイレベルメンバーが集まります。みやこSと武蔵野Sは主に賞金の都合で前記2レースに出走出来なかった面々が集まりやすく、実績馬も出走しやすいグレード別定戦ですから、中央のレースの中では毎年レベルが高くなるレース。つまりは、強い馬が集まりやすいレースから好走馬が出ているだけの至極当然の結果であって驚く結果ではなく、言い方を換えると前記4レース以外は弱者が集まるレースですから、それらのレースをステップにして本番で好走することは簡単ではありません。
そして、みやこSと武蔵野Sについては、そこで馬券に絡むか3人気以内に支持されていた馬(凡走したとしても、戦前には実力が認められていた)しか好走出来ておらず、4人気以下且つ4着以下だった馬は【0-0-0-12】ですから、該当馬は本番では通用しません。またJBCクラシックと南部杯出走馬についても、そこで6人気以下だった馬は【0-0-0-7】と好走例はありません。

これらを踏まえて今年の登録馬を見てみると、好走の資格があるのは
クラウンプライド
サンライズホープ
シャマル
テーオーケインズ
ハピ

の5頭のみ。例年平均9頭程度は該当馬が存在しますが、今年は非常に少ないですね。

ちなみに該当馬からは、2014年=2頭、2015年=2頭、2016年=3頭、2017年=2頭、2018年=3頭、2019年=2頭、2020年=3頭、2021年=3頭、と8年連続で2頭以上の3着内好走馬が出ていますので、今年も前記5頭から2頭以上の好走馬が出る可能性が高そうですし、今年は該当馬が少ないので絞りやすく、データからは予想が簡単な年だと言えそうです。