皆様、こんばんは。

体力と気力が続く限り、下半期も爆速回顧を行います。

 【2022スプリンターズS】 
9ナムラクレア
2ジャンダルム
13メイケイエール
8ファストフォース
12ヴェントヴォーチェ
4ダイアトニック
11トゥラヴェスーラ
6ナランフレグ


レースラップ:11.9-10.1-10.7-11.4-11.4-12.3(32.7-35.1)

期待値レベル8(勝負)としただけにかなり自信があって配当も伴うと思っていましたが、結果を残せずに申し訳ございませんでした。
言い訳するなら、テイエムスパーダが出遅れたせいで全てがパーになったと言う印象。このスタート失敗は誤算でしたし、レースに多大な影響を及ぼすことになりました。
SS5
この出遅れによって、ファストフォース=団野Jが「ハナを切れる!!!」と色気を出してかなり押してしまったこと。内からテイエムが盛り返して来た時にはファストフォースはかなりスピードに乗っていた状態で、テイエムはこれを交わすために更にスピードを上げなければいけなかったと言う悪循環。

SS6
結果、2F10.1秒、3F目にも10秒台を刻み、後続を3馬身離す前後半32.7-35.1秒の激流を作ってしまったわけで、これが結果に大きな影響を及ぼすことになりました。
もしテイエムスパーダがまともに出ていれば、ファストフォースは外番手で良かったわけですから(それがプランAだったはず)早々に隊列は決まって、もっとペースは落ちていたでしょう。そうなれば前の馬はもっと粘れていたわけで・・・これはちょっとツイてなかったですね。
それにしても国分恭介よ、大事なとこで出遅れんなよ・・・(泣)

1着○2ジャンダルム
枠順決定時点でほぼ穴を開けることが確定した馬で、週頭のブログでも狙い馬としてご紹介していた馬です。予想本文を転載しておきます。
「1200m参戦前を思い起こすと、小箱【2-1-2-5】に対し大箱【2-0-0-7】で、大箱での2勝はいずれも2歳戦でのもの。内枠時に良績が多かったことからも典型的な立ち回りタイプで、それは1200m参戦後も変わらず、シルクロードSと高松宮記念は残り1Fまで勝ち負けになると思わせての急失速でしたから、基本的には直線の長いコースは合いません。小箱の1200m戦では5戦2勝で3度の馬券外凡走がありますが、21北九州記念はゲート内で座りかけてトモを落としてスタートし出遅れ、勝負所ではかなり大外を回して全開スパートも遅れると言う、これで走れと言う方が無理と言うノーカウント敗戦。21スプリンターズSは前後半33.3-33.8秒とこのレースにしてはスローと言って良い流れで、内・前で立ち回った馬しか上位に来れない流れを、後方外回しではどうにもならなかった展開不利の敗戦。そして前走(22北九州記念)は、レース前に指摘したように明らかに次を見据えた仕上げに加えて、前日までの外差し馬場とは一変して内も不利にならないと言う予想出来るはずもない馬場を、終始6頭分外回しの雑にもほどがある競馬では早々に失速したのも当然と言う敗戦。このように小箱1200mで馬券外に終わった3戦は敗因が明確ですから、過度に評価を下げることは禁物です。 今回の舞台である中山芝1200mでは2戦2勝ですし、マイル戦を中心に使われていた時代にも中山芝では8戦4好走と相性の良い舞台。21春雷SはG1を意識できるような好時計&0.4秒差圧勝、比較的内目枠を取れたオーシャンSでは向正面が強い向かい風で前後半33.4‐34.5秒の字面以上に先行馬に厳しい流れを押し切り、次走で高松宮記念を勝つナランフレグを下しての勝利と、このコースならばG1を意識できる素材であることに疑いの余地はありません。今回は逃げ馬が内隣に居る2番枠=労せずラチ沿いが確保出来ると言う、立ち回りタイプの本馬には完璧な枠が当たりましたし、目論見通りにここ目標に状態面も上昇。ここで狙わずいつ狙うの?と言う条件が揃った今回、穴を開ける筆頭はこの馬を置いて他に存在しません」
今日は逃げ馬の後ろのイン、と言う絶対にここを取らなきゃダメと言う位置をしっかり取った時点でほぼ勝ち確定。前2頭の暴走に付き合わなかった荻野極Jも冷静でした。ただ離れていたとは言え、あのペースを3番手から早めに抜け出して粘り来ったわけですから、単純に馬が強かったですね。立ち回り巧者の真骨頂と言うところでした。

2着消7ウインマーベル
前走が恵まれた好走、追い切りイマイチと言うことで軽視。当日もパドックでは入れ込み、多量の発汗があったようにまず無理だろうなと見ていました。結果2着に走られたので完全な見立て違いだったわけですが、ただ想定外のアクシデントにより必要以上にペースが上がったことが味方したことは確か。テイエムスパーダが五分のスタートを切っていれば、この結果はなかったと思います。各騎手が前への意識が強かった中、ペースを読み切ってジリジリと位置を落とした松山Jのペース判断も光りました。ペース判断が出来ない多くの関東騎手が乗っていたならば恐らく着順は落としたはずです。

3着▽6ナランフレグ
パドックはそこそこ良くて、追い日よりも馬体はスッキリして走れる状態でした。これもウインマーベル同様に想定以上のペースが上がったことが幸い。前日よりも時計が掛かり始めた馬場も味方しました。テイエムスパーダが五分のスタートを切っていれば馬券外だったでしょう。

4着△4ダイアトニック
近2走と違ってウッド併用で負荷を掛ける調教を実施。この調教なら走れるのがこの馬です。想定のポジションは取れましたが、予想本文で「基礎スピードが問われない流れなら1200mでも走れる馬です」と書いた通りに、想定外にペースが上がったことが痛恨でした。本質的には1400mの馬ですからね。ペースがもう少し落ちていれば連には絡んでいたでしょう。これもテイエムスパーダ出遅れの影響を大きく受けてしまった一頭です。

5着◎9ナムラクレア
追い切り一番手、パドック一番手。まず崩れることはないと思っていました。序盤に出して行ってファストフォースの後ろを取って欲しいと思っていただけに、しっかり出して行ったこと、速いペースを見越して一旦ペースを落としたこと、共に文句なしの判断でした。ただ、掛かって外をパスして行ったメイケイエールに付いて行ったところ、予想以上にメイケイエールの手応えが渋く、4角で交わさざるを得なかったことは大誤算。結果、6頭分大外を回すことになりましたので、これが終いの踏ん張りに影響しました。
私見ですが、これ自体は責められないと考えます。メイケイエールがあそこまで失速するとは思えないですし、いつものメイケイエールなら内から3頭目を回って来たはずで、その後ろを付いて行って直線で交わすと言う競馬になったでしょうから(浜中Jもそれを描いていたからこそ付いて行ったわけで)、あそこまで外を回すことも無かったでしょう。これが競馬です。仕方ないです。

9着消15シュネルマイスターは直線半ばで狭くなって馬体を接触する不利が痛かったです。ただ、残り1Fまで手前が換わっていないように見えましたし、終始促しながらの追走でしたので、やはり全体に忙しい印象でした。そもそも追走力に欠けている馬ですからね・・・次はマイルCSですが、果たしてスプリント戦の流れを経験したことがプラスに働くのでしょうか。私見ですが、余計なレースに使ってしまったな、と言う印象です

14着13メイケイエールは、池添Jの手首や肘の動きを見ても本馬なりに折り合いは付いていました。ただ3~4角中間で早々に手綱を押しており、これは本馬としては異常なこと。戦前には懸念点のひとつとして小倉2歳S以来となる詰まった間隔を挙げていましたが、追い切りもやや硬さが出て前走時の方が良かったと書いておいたように、8割方ローテーションが凡走の原因でしょう。従って間隔を開けたローテなら巻き返せますが、前走でも4角あたりでズブさを見せていたのは心配。抑え込む競馬を繰り返し教えて来たマイナスの影響が出て来ている可能性は多少考えておきたいです。そして大箱コースがベストの馬でもあります。

最後に繰り返しになりますが、期待値レベル8重賞で3連敗。ご期待に応えられず、申し訳ございませんでした。