最強競馬ブログランキングへ
いつもご訪問下さり、誠にありがとうございます。
1日1クリックのご協力をお願い致します。

*************************************************************************
現在「2022年10月会員様」を募集中です。
今月はGI4レースを含む開催11日間と非常にお得な1ヶ月。
今月から「重賞限定会員」も新設しております。
初めての方もどうぞご購読をご検討下さいませ。
↓ ↓
2022年10月会員募集について


*************************************************************************

皆様、こんばんは。

本日は「スプリンターズS」の有力馬分析を行います。
ただ、会員様ほか予想を見て下さる方の利益保護のため、ピックアップしたのは4頭のみです。
あくまで枠順決定前・追い切り確認前の評価ではありますが、4点(かなり有力)3点(有力)2点(相手まで)1点(軽視)の4段階で評価を付けています。


1点:シュネルマイスター
ゴリゴリのスプリント戦になりにくい昨今のスプリンターズSではありますが、これまで経験した最短距離が新馬戦の芝1500m。自身の前半3F最速ラップはNHKマイルCの34.6秒。これではいきなりのスプリント戦は流石に心配になりますし、そもそもマイル戦でも位置は取れない馬だけに後方追走を余儀なくされるでしょう。近年のスプリント戦の基本が「内・前」であることを考えると位置が取れないことは致命傷になりかねません。それでも例えばレッドファルクスのような爆発的な末脚が使えれば良いのですが、そこで気になるのが前後半46.0-47.4秒とかなりの前傾戦で位置を取りに行ったドバイターフで末脚を失くしたこと。つまりは追走力を持っていないと思われますから、中団・後方の位置取りでもスプリント戦の流れを追走して終いに爆発力の脚が使えるかはやや疑問。こうなると八方塞がりで、それでいて上位人気に支持されるのですから、ここは軽視が妥当だと思えます。

1点:テイエムスパーダ
まずは前走(北九州記念)時の評価を転載します。
「前走(CBC賞)は裸同然の軽斤量、開幕週で超の付く高速馬場(上がりが速くなるので後方馬が差しにくい)と完璧に条件が揃った中でに逃げ切り勝ち。特にスピード0から一気にトップギアに入れる必要があるスタートダッシュにおいて軽斤量がもたらす効果は絶大で、あれだけ楽にハナを奪えたのは斤量の賜物以外の何物でもなかったでしょう。今回は3㎏増の斤量に加えて、差し馬も五分に戦える馬場、恐らく番手競馬になることと条件は一気に悪化。今回は4番手に評価するのが精一杯」
その前走(北九州記念)は懸念した通りに、2走前ほどは楽にハナを奪うことが出来ず、4角出口段階でもう手応えは渋いものでした。今回はその前走から更に2kg増の斤量。ファストフォースより内に入ればハナは奪えると思いますが、今回は斤量に加えてゴール前の急坂、一気の相手強化と他にもマイナス要素があるわけですから、いくら前有利の昨今の傾向を加味しても苦戦は免れないでしょう

3点:メイケイエール
以前は前に馬が居ると抜こうとして制御出来ずに暴走していた本馬ですが、4走前からネックストレッチとホライゾネットを使用したことでかなり折り合えるようになり、近4走では馬群内でも、外目に前に壁が作れない状況でも何とか折り合って競馬が出来ていますから、ひとまずもう折り合い面の心配をする必要はなさそうです。この4戦で唯一敗れたレースは高松宮記念ですが、内を立ち回った馬が上位を占める流れを大外から一頭だけ差し込んで、勝ち馬とクビ+ハナ+クビ+クビ差の5着なら悲観する必要はありません。まだ折り合い不安が残っていた昨年のスプリンターズSも同様にインを立ち回った馬しか走れない流れを終始大外回しで4着に差し込んでいますので、極端な馬場バイアスがない条件ならばG1に届く馬でしょう。極端な外枠になるなど以外は信用して良い一頭だと思いますが、大飛び馬だけに小回りコースがベストではないのは確かで・・・

?点:「最強競馬ブログランキング」の当ブログ紹介文内(A)の馬
前走の決着時計は、2レース前の古馬1勝Cと0.1秒しか違わないもの。前後半34.5-34.6秒のペースが示すようにそれだけ時計の出ないペースだったと言うことですが、例えば2番手の12人気馬が5着に粘り込んだように、その緩い流れを先行した利は間違いなくあったでしょうし、外差し馬場で各馬が外を回す中でインを通せた利もありました(馬場はインが悪かったのですが、あれだけ緩い流れでコーナー最速ラップを刻む展開では、馬場の良い所を走るよりもロスなく回れる利の方が圧倒的に大きかった)。要は恵まれた上での好走だったと言うわけで、あれ以上を求めるのは少々酷でしょう。2走前の時計も古馬3勝Cレベルで、ここまでG1でどうこうなるだけのパフォーマンスを見せたことはなく、また1200mでは1分7秒台の時計を計時したこともないように、速い時計での決着にも課題が。極端な内枠を得てロスなく回って来れば多少チャンスはあるかも知れませんが、能力的にはそれが叶ったとしても微妙と言うのが正直な感想です。

明日は「スプリンターズS」の追い切り分析を予定しています。