*************************************************************************
本日の「高期待値馬リスト」記事はアップ済です
↓ ↓
「8月13日(土)の高期待値馬リスト」はこちらから


*************************************************************************


最強競馬ブログランキングへ




皆様、こんばんは

本日は「関屋記念」の追い切り分析です。
今回も評価は6段階(上から3+)としましたが、全体に低調でつまらない追い切りでした。差別化するためになるべく点数に差を付けようと思いましたが、無理に4点or2点を付けるのも違うなと言うことで・・・結果として点数も面白くないものになってしまいました。すみません。

あと付け加えておきますが、追い切り評価は純粋な追い切りだけの評価です。能力は採点に加味していませんので、その点はくれぐれもご理解下さい。

では、早速参りましょう。

 【関屋記念】 
5点:該当馬なし

4点:「最強競馬ブログランキング」の当ブログ紹介文内(A)の馬←クリックするとランキングページに飛びますので、そちらで馬名を確認出来ます(30位ぐらい)
美浦南W併せ。500㎏超の大型馬としても1週前は少し立派すぎるかな?と思えましたが、あの一追いで多少は絞れて今週は1週前に比べるとスッキリ。動きにもキレが出ましたね。特に柔らかみがあって可動域の広い四肢、弾むように使うトモの動きは目立つもので、戦績通りにここに来ての充実ぶりは目立ちます

3+点:「FC2ブログランキング」の当ブログ紹介文内(X)の馬←クリックするとランキングページに飛びますので、そちらで馬名を確認出来ます(15位ぐらい)
栗東坂路単走。あくまで調教映像が見られる2走前との比較になりますが、1週前のCW追いも当週もかなりリズムカルに気分良さそうに走れている点は好感が持てて、特に膝から下のクッションが効くようになっている点が良いですね。戦績的に寒い時期がダメなわけではないですが、暑い季節で体が良く動いているのかも知れません。今週坂路のラスト1Fの加速力もやはり2走前よりは上で、瞬発性能が売りの馬だけにこれは嬉しい材料でしょう

3+点:リアアメリア
栗東CW併せ。前走も1週前にラスト1F11.2秒となかなかのキレを見せましたが、今回も1週前・日曜・水曜と3本連続でラスト1F11.0~11.2秒の時計を計時。今週は引っ張り切りの手応えからこの時計を計時しましたので、単純に時計面で休養前からの良化を感じます。馬体重は変わらないものの、かなり見た目にスッキリしていることもその一因と思え、久々に健闘した前走のパフォーマンスを甘く見ない方が良いかも知れません

3点:ザダル
美浦南W併せ。1週前に負荷を掛けて当週軽めなのはいつものパターン。1週前時点でそこそこ仕上がっていましたので、今週の時計は遅めですが十分でしょう。いつもより少し反応が鈍いかなとは思いつつも、キレのある後肢の使い方はいつも通りなので心配なし。至って順調で高いレベルで安定

3点:ゴールデンシロップ
美浦南W併せ。530㎏の馬体を考慮しても1週前は立派に映りましたが、6Fから時計を出しつつ1角まで強く追われるハードな内容だったこともあって今週は随分とスッキリ。3頭併せの最内で楽に同入を果たしました。ただ5F66秒と本馬にしては速めの最終追い切りになったことを考えると決して余裕を持った(日程的に)仕上げと思えず、この辺りがどう影響するかですね。やや判断が難しいです。動きの方は唸るほどではなく、良い意味で普通

3点:スカイグルーヴ
美浦南W併せ。1週前が折り合いに主眼を置いたような追い切り内容。今週は3頭併せの真ん中なので、直線まで外の馬を前に置いて直線で抜け出す形の内容が理想だったのだと思います。ただ実際は行きたがってコーナーで早々に先頭に立ってしまう内容に。ルメールJ騎乗だったことを考えると折り合い不安を露呈したと言えて、これは距離延長戦においては小さくない不安点です。やや捌きが硬く完歩が小さめである点も、新潟マイルと言う舞台を考えると少々不安

3点:シュリ
栗東坂路単走。1週前に4F51.0秒の好時計を計時。今週は馬なりながらも12.4-11.9秒と加速してフィニッシュ。四肢の使い方は豪快で見た目に悪い所はありません。ただいつも攻めは走る馬ですからこれだけで高評価するわけにはいかず、課題である折り合い面に目途を立てるような追い切りをして欲しかったと言う不足感の方が先に立ちます

3点:イルーシヴパンサー
美浦南W併せ。ルークズネストとの併せ馬でしたが、コーナーからしきりにルークズネストを気にして威嚇。途中騎手に注意されましたが、それでも気になるのか離れていた馬体を自ら併せに行くなどの仕草が再三見られました(恐らく噛みつきたかったのでしょう)。良く受け取れば闘争心があると言うことなのですが、相手を気にするあまりに走りに集中出来ず加速が遅れていますし、前述通り馬体を併せようとしてヨレたりと、お世辞にも良い内容の追い切りとは言えませんでした。東京新聞杯時には我関せずで集中して真一文字に伸びていただけに余計に気になります。馬体はデキていますし動き自体に問題があるわけではないのですが、長年競馬を見て来た者としては流石にこれで高評価することは出来ません

3点:ダノンザキッド
栗東坂路単走。前走時を踏襲する形で今回も坂路仕上げ。7月24日に4F55秒台の時計を出して以降、ここまで55秒以下の時計は実に5本。乗り込み量としては十分で、一見ここへ向けての不安は無いように思えます。ただ今週見た馬体は前走時に比べると明らかに馬体を小さく見せて、中から膨らんでないなと思わせるもの。アウトラインもボヤけて見えます。その影響でしょう、かなり余裕を持って大きく走りつつ12.7-12.2秒で走破した前走に比べ、今回はちょこまかと余裕がないせわしない走りで12.6‐12.7秒と加速出来ないままフィニッシュ。G1出走時と比べるのはかわいそうかも知れませんが、前走を100とすれば今回は85程度のデキでの出走になるのではないでしょうか。少なくとも私の目には良いデキには見えません

3点:ピースワンパラディ
美浦南W併せ。2週連続で3頭併せの真ん中。1週前は一杯に追われたザダルにあっさり遅れましたが、今週は多少反応も良くなって同入。ただ終始促しつつの手応えだった辺りは本調子には今一歩と思えますし、やや活気にも欠ける感が。2点を付けるほど悪い内容ではありませんが、それでも長いブランクの影響は少なからずありそうです

3点:ディヴィーナ
栗東坂路単走。最終追い切りが4F56.6秒とかなり遅いものになったのは、火曜の時計が想定より速くなったからでしょうか。まずこの点に違和感を感じますし、実際の走りも終始力んで不自然なもの。時計こそラスト2F13.2-12.1秒なので悪いものではありませんが、内にモタれ気味だった見た目は決してポジティブに評価出来るものではありませんでした

3点:ワールドバローズ
栗東坂路単走。並走したスタティスティクスを追い掛ける形も、反応が悪く促すも前との差が詰まる様子なし。残り1Fを切ってステッキが入るとようやくジリジリと差を詰めましたが、それでも終始楽な手応えだった相手にクビ差遅れたと言う内容。時計的には前走ぐらいは走っていますのでそれほど悪いものではなかったかも知れませんが、それでも促されて並ぶところまでは行って欲しかった感。印象は悪いです

明日は「小倉記念」の追い切り分析です。