ただいま2022年7月会員様を募集中です。
今月は開催日が10日間もありますので、年間でも最もお得な1ヶ月です。
是非ご加入をご検討下さい。

↓ ↓
「2022年7月会員募集について」記事へ


皆様、こんばんは。

本日は「ラジオNIKKEI賞」について分析します。
まずは舞台となる福島芝1800mコースについて考えましょう。
ラジオNIKKEI2
ラジオNIKKEI
スタートは正面スタンド前。1角まで約306m(Aコース時)しかなく、1~2角も標準的な小回りコースのサイズですから、序盤に極端に速いラップを刻むことは少ないです。特徴的なのが後半で、特にJRA全コースの中で最も典型的なスパイラルカーブだと言える3角は大きなポイント。向正面の後半にはダートコースに切れ込むように早めにカーブが始まりますので、スピードに乗ったまま3角に突入。当然に早めにラップは上がりますので、ラスト4Fラップは平坦になりがち。従って瞬発力よりも持続性能が強く問われますし、スピードに乗ったまま4角を回って来ますので直線では馬群は横に広がりがちです。

ここで過去5年のレースラップと3着内好走馬一覧を見ておきます。
ラジオNIKKEI3
ラジオNIKKEI4
2018年こそ前後半差1.1秒のハイペースになっていますが、これはこのレースでは珍しいこと。他4年ではスローorスロー寄りの平均ペースになっていますので、コース傾向通りに序盤のペースは上がりにくいと考えて良いです。そして後半ラップも傾向通りで、ラスト4F内で最もペースアップする地点でも0.3~0.4秒程度。逆に減速幅も小さく、過去5年におけるラスト2-1Fの平均減速ラップは0.3秒。先に書いたように、とにかく高い持続性能が求められます。

次に見て頂きたいのが枠番別成績(芝1800mコース・過去5年)
開幕初日~4日目
ラジオNIKKEI5

5~8日目
ラジオNIKKEI6
先程「スピードに乗ったまま4角を回って来ますので直線では馬群は横に広がりがち」と書きましたが、そうなると当然インを立ち回れる馬が優位。ただ福島は早い段階で内が荒れる傾向にありますので、インで立ち回れる馬が優位性を持つのは開催序盤まで。ご覧のように開催4日目までと5日目以降では傾向がガラッと変わりますので注意が必要ですが、ラジオNIKKEI賞は開幕週(2日目)に行われるレースですので、インを立ち回りやすい内枠馬が優位性を持ちやすいです。

ラジオNIKKEI賞枠番別成績(2013年以降)
ラジオNIKKEI7
これは開幕2日目開催となった2013年以降におけるラジオNIKKEI賞の枠番別成績ですが、分かりやすいほどに1~2枠馬が好成績を挙げており、1~2枠馬が馬券に絡まなかった年はありませんので、内枠に入った馬は盲目的に買っておいた方が良いでしょう。

最後に触れておきたいのが斤量。
ラジオNIKKEI賞は世代限定重賞としては唯一のハンデ戦。しかも各馬の能力がハッキリと把握されていない3歳夏に行われるだけに、正確なハンデが課されているとは思えない例がしばしばあります。言い方を換えれば能力の割に軽ハンデになっている馬が存在するわけですが、その恩恵を受けられるのは概ねこういう馬です
↓ ↓

最強競馬ブログランキングへ
「最強競馬ブログランキング」の当ブログ紹介文内に条件を記載しておきます(20位前後)
過去5年で該当馬は【3-1-3-13】勝率15.0%(単回値162円)、連対率20.0%、複勝率35.0%(複回値114円)で、現在5年連続で1頭以上の好走馬を輩出。該当馬が年平均4頭しか居ないことを考えるとかなり優秀で、今年は2頭しか該当馬が存在しませんので、この2頭は要マークですよ

念のため該当する2頭の馬名を記載しておきますね
↓ ↓

中央競馬ランキング
「人気ブログランキング」の当ブログ紹介文内に馬名を記載しておきます(35位ぐらい)