皆様、こんばんは。

本日は「平安S」の有力馬分析を行います。
今回も6頭をピックアップして分析を行いました。
あくまで枠順決定前・追い切り確認前の評価ではありますが、4点(かなり有力)3点(有力)2点(相手まで)1点(軽視)の4段階で評価を付けています。

1点:カデナ(前走アンタレスS6着)
4走前(東海S)は前後半48.4-50.7秒の前傾差し競馬の展開利があっての5着。2走前(マーチS)は同じ5着でも前後半48.6-49.4秒と東海Sよりもペースが緩み、勝ち馬からは1.0秒、3着からも0.3秒離される惜しくない5着。展開さえ向けば3着ぐらいはあるかもと診断しま前走(アンタレスS)は、4F目以降12.4秒以上にペースが緩むことがない差し有利の展開だったものの、一押しが効かず6着まで。展開が向かなかった2走前はともかく、それ以外のダート2戦では展開が向いたものの一押しが効かなかったところを見ると、純粋に能力が足りない感が強く、重賞ではかなりの消耗戦にならなければ馬券内好走は難しいと思えます。登録メンバーを見ると臨むようなペースにはならなさそうですので、ここは静観が妥当と思えます

3点:サンライズホープ(前走フェブラリーS12着)
「前走やプロキオンSを見ているとマイルの基礎スピードが問われる流れになって大いに不安が。またここまでクラスが上がるとハナが理想でもある。ただこのメンバーでハナを主張するとそれなりにペースが上がるのは必至。八方ふさがりの感は否めず」と言うのが前走(フェブラリーS)時の評価。レースではやや出負けしたものの二の脚で巻き返し一旦は完全にハナを奪ったように思えましたが、ハナに立ったところで緩めてしまったことで岩田康Jに捲られてしまい、その時点で好走の目は消えてしまいました。大野Jはレース後に「もう少し時計が掛かった方が良さそうです」と語りましたが、裏を返せばマイルのスピード競馬が合わなかったとも受け取れて、いずれにしても前走は負けるべくして負けたレースですから、過度に評価を下げる必要はありません。今回は得意の中距離戦に戻りますし、その気になればハナを切れるメンバー構成でもありますので、ハナを切る競馬が叶えば巻き返し必至でしょう

2点:スワーヴアラミス(前走フェブラリーS13着)
ズブい馬でペースアップする勝負所ではいつも手応えが渋くなるものの、そんな手応えの割に追えば追うだけ脚を使えると言う特徴を持った馬。またズブいのであまり速いラップを刻むようなレース(スローペースや重不良馬場)はNG。そして使われる毎にパフォーマンスを上げる傾向が強いので、間隔が開くと能力を発揮出来ない。これらが本馬を取捨するポイントになります。これらを踏まえて近走敗戦を振り返ると、10走前(21マーチS7着)は中19週と間隔が開いたレース。9走前(21平安S5着)は不良馬場に近い重馬場で時計が速過ぎたレース。4走前(21みやこS7着)はスタート直後に躓いて位置が取れなかったレース。3走前(21チャンピオンズC8着)は出遅れて位置が取れなかったことに加えて、前後半差1.0秒のスローペースになったレース。そして前走(フェブラリーS13着)はややスローペース&重馬場だったレース。このように近走で馬券外に沈んだレースは全て敗因が明確で、OP昇級後に「良~稍重」「中8週以内」「平均~ハイペース」と言う条件が揃ったレースでは7戦6好走とほぼ崩れていない事実があります。今回は現時点では馬場状態は分かりませんが、あまり良績のない中10週以上のローテですし、ペースが上がらなさそうなメンバー構成もマイナス。能力は認めつつも、あまり積極的に買いたいとは思えない一頭です

1点:ダノンファラオ(前走ダイオライト記念4着)
過去9度ある3着内好走歴の内、7度は4角を2番手以内で回って来たレース。持久力を活かしたいことに加えて、摩擦の多い競馬だとレースを投げる傾向が強いアメリカンファラオ産駒だけに、すんなり先行出来るレースがベストです。ただスタートに問題がある馬で、尾持ちが許されている地方競馬ではスタートを決めますが、尾持ちが出来ない中央ではゲートを飛び上がるように出てしまう傾向が強く、最新の中央戦である21チャンピオンズCでも飛び上がるように出てダッシュが付かないと言う結果になりました。上りスタートも多分に影響したように思えますので、再度の中央戦&上りスタート(中京ダ1900も1800と同様に上りスタート)の今回、信頼度は当然低いです

3点:??????(前走????着)
砂を被る形が苦手なのでスムーズな競馬が必須と言う本馬。外目番手で砂を被らず、自ら動いて出て後続をちぎった3走前が強い競馬で、2走前も負けたとは言えG1で勝ち負け出来る勝ち馬相手にハナ差なら悲観する必要はない敗戦です。前走はとにかく砂を被らないように序盤から出して行って理想の位置が取れたことは良かったのですが、4F目以降12.4秒以上にラップが緩まない先行馬には苦しい展開だった分で失速したと言う結果。負けはしましたが、他の先行馬が軒並み二桁着順に沈んだことを考えると、全く悲観する結果ではなかったでしょう。今回は先行馬が手薄なメンバー構成に見えますのでかなり競馬はし易いはずですし、前走のような厳しいラップにもならなさそうな点は◎。これで自由度の高い外目枠&自身の外に先行馬が居ない並びになれば最高。その場合には本命視もあり得る穴馬です。
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2点:??????(前走????着)
前走はかなり緩い調教だったことで評価を下げましたが、そんな調教内容にも関わらず当日は馬体減。流石にこれでは厳しいと思えただけに、しっかりと結果を出したことは驚きでしかなく、改めて地力上位を印象付けました。今回は前走とは一転してしっかりと負荷を掛けた調教を消化。状態面の上積みが期待出来るとなれば素直に高評価しても良いのですが、どうにも気になるのが左回り。前回の左回り戦では終始左手前のままで、直線半ばからは内にモタれ続けたと言う内容でした。その一つ前の左回り戦では悪癖は見せていなかったのでナーバスになる必要はないかも知れませんが、それでも気になる材料であることには違いなく・・・
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明日は「オークス」の追い切り分析を行います。