皆様、こんばんは。
本日は「天皇賞春」の話題は一旦お休みし、土曜重賞「青葉賞」について分析します。
まずは、舞台となる東京芝2400mコースついて考えます。


スタートは直線半ばの坂を上り切ったスタンド前。最初のコーナーまで349.5m(Aコース時)とそれなりに距離があることから多頭数戦では先行争いが激しくなりがちですが、隊列が決まる1角以降は距離を意識して一旦ペースは落ちます。向正面に入って以降はレースレベルによって仕掛け位置が変わる傾向があり、この舞台で行われる最高峰戦であるジャパンCでは残り1100m地点からの下りでペースアップする傾向が強く、日本ダービーでも概ね4~5Fのロンスパ戦になるのがデフォルトです。一方でレベルが落ちる条件戦ではもっと仕掛け意識が後ろになる傾向で(早仕掛けでスタミナが持つコースではないので)、頭数によってはラスト3F戦になることも珍しくありません。レースレベルによってペースパターンに大きな違いが出る(出易い)ことを意識したいコースですね。
それを踏まえて、青葉賞の過去5年ラップを見てみます。

過去5年の平均ラップは・・・
12.6-11.0-12.0-12.3-12.4-12.4-12.4-12.1-12.0-11.6-11.4-12.0
ですが、このレースには珍しく5Fロンスパ戦になった2020年を除くと・・・
12.7-11.1-11.9-12.2-12.3-12.4-12.4-12.3-12.1-11.7-11.4-12.1
こちらの方がより現実に即したものだと言えるでしょう。
この平均ラップから読み取ると、動き出しはラスト4F目、最速ラップを踏むのはラスト2F目ですから仕掛け位置は遅くなりがちだと言えて、2400m戦としてはスタミナよりも終い性能が問われやすいと言えるでしょう。事実、ハイペースになった2019年を除く4年のラスト3Fラップは11.7‐11.3‐11.8秒(ラスト3F34.8秒)。ラスト1Fまで11秒台を維持するわけですから消耗しているとは言えませんね。
終い性能が問われやすいだけに、速い上がりタイムを出した馬が良績を残していることが以下のデータからも分かります。
上がり3F順位別成績

また、前走で速い上がりタイム(順位)を出していた馬が良績を残している傾向も見てとれます。
前走の上がり3F順位が4位以下だった馬は【1-3-3-57】勝率1.6%(単回値6円)、連対率6.3%、複勝率10.9%(複回値42円)、また着順が4着以下であれば(クラスに関わらず)【0-0-1-42】ですから、該当馬には絶望的と言えるデータです。
前走上がり3F順位別成績

次に、過去5年の3着内好走馬一覧を見ておきます。

「青葉賞」に出て来ると言うことは、この時点でダービーの優先出走権を得ていないか、出走するために十分な賞金を持っていないと言うこと。つまり出走対象馬は皐月賞前の段階でのサバイバル戦に敗れた馬か、デビューが遅かった等で皐月賞に間に合わなかった馬がほとんどを占めると言うことになります。
必然的にメンバーレベルは高くないレースにはなりますが、それでもダービートライアルですから皐月賞前のサバイバル戦に敗れた馬が優位性を持てるほど甘くはなく、前走重賞orOP特別(リステッド)6着以下馬は【2-0-1-25】。3頭の好走馬は「前走スプリングS4人気のゴーフォザサミット」「前走弥生賞2人気のフェノーメノ」「前走すみれS2人気のヤマノウィザード」と前走でそれなりの人気に支持されていたことと2勝馬であったことで共通していますので、それなりに巻き返せるだけの根拠はありました。今年は前走重賞orOP特別(リステッド)出走馬が5頭登録されていますが、データからは2勝馬且つ前走2人気2着のレヴァンジルだけが「買い」だと言えるでしょう。
そんな前走重賞orOP特別(リステッド)出走馬よりも、好走率も期待値も高いのが前走1勝C出走馬。過去10年のおける全頭ベタ買いでも【6-7-8-71】勝率6.5%(単回値107円)、連対率14.1%、複勝率22.8%(複回値94円)となかなかの数字ですが、ある条件を満たすと【5-6-6-20】勝率13.5%(単回値123円)、連対率29.7%、複勝率45.9%(複回値152円)まで成績が上昇。
該当馬は年平均3.7頭ですが、ここまで10年連続で1頭以上が馬券に絡んでいる激熱データです。
今年の登録馬である条件を満たすのはたった1頭のみ。データからは軸馬は決まったも同然ですね。
ある条件と該当を記載しておきますね。
↓ ↓

最強競馬ブログランキングへ
「最強競馬ブログランキング」の当ブログ紹介文にある条件を記載しておきます(10位ぐらい)
明日は「追い切り分析」を行います。
こちらの応援クリックもお願い致します。
↓ ↓

中央競馬ランキング
本日は「天皇賞春」の話題は一旦お休みし、土曜重賞「青葉賞」について分析します。
まずは、舞台となる東京芝2400mコースついて考えます。


スタートは直線半ばの坂を上り切ったスタンド前。最初のコーナーまで349.5m(Aコース時)とそれなりに距離があることから多頭数戦では先行争いが激しくなりがちですが、隊列が決まる1角以降は距離を意識して一旦ペースは落ちます。向正面に入って以降はレースレベルによって仕掛け位置が変わる傾向があり、この舞台で行われる最高峰戦であるジャパンCでは残り1100m地点からの下りでペースアップする傾向が強く、日本ダービーでも概ね4~5Fのロンスパ戦になるのがデフォルトです。一方でレベルが落ちる条件戦ではもっと仕掛け意識が後ろになる傾向で(早仕掛けでスタミナが持つコースではないので)、頭数によってはラスト3F戦になることも珍しくありません。レースレベルによってペースパターンに大きな違いが出る(出易い)ことを意識したいコースですね。
それを踏まえて、青葉賞の過去5年ラップを見てみます。

過去5年の平均ラップは・・・
12.6-11.0-12.0-12.3-12.4-12.4-12.4-12.1-12.0-11.6-11.4-12.0
ですが、このレースには珍しく5Fロンスパ戦になった2020年を除くと・・・
12.7-11.1-11.9-12.2-12.3-12.4-12.4-12.3-12.1-11.7-11.4-12.1
こちらの方がより現実に即したものだと言えるでしょう。
この平均ラップから読み取ると、動き出しはラスト4F目、最速ラップを踏むのはラスト2F目ですから仕掛け位置は遅くなりがちだと言えて、2400m戦としてはスタミナよりも終い性能が問われやすいと言えるでしょう。事実、ハイペースになった2019年を除く4年のラスト3Fラップは11.7‐11.3‐11.8秒(ラスト3F34.8秒)。ラスト1Fまで11秒台を維持するわけですから消耗しているとは言えませんね。
終い性能が問われやすいだけに、速い上がりタイムを出した馬が良績を残していることが以下のデータからも分かります。
上がり3F順位別成績

また、前走で速い上がりタイム(順位)を出していた馬が良績を残している傾向も見てとれます。
前走の上がり3F順位が4位以下だった馬は【1-3-3-57】勝率1.6%(単回値6円)、連対率6.3%、複勝率10.9%(複回値42円)、また着順が4着以下であれば(クラスに関わらず)【0-0-1-42】ですから、該当馬には絶望的と言えるデータです。
前走上がり3F順位別成績

次に、過去5年の3着内好走馬一覧を見ておきます。

「青葉賞」に出て来ると言うことは、この時点でダービーの優先出走権を得ていないか、出走するために十分な賞金を持っていないと言うこと。つまり出走対象馬は皐月賞前の段階でのサバイバル戦に敗れた馬か、デビューが遅かった等で皐月賞に間に合わなかった馬がほとんどを占めると言うことになります。
必然的にメンバーレベルは高くないレースにはなりますが、それでもダービートライアルですから皐月賞前のサバイバル戦に敗れた馬が優位性を持てるほど甘くはなく、前走重賞orOP特別(リステッド)6着以下馬は【2-0-1-25】。3頭の好走馬は「前走スプリングS4人気のゴーフォザサミット」「前走弥生賞2人気のフェノーメノ」「前走すみれS2人気のヤマノウィザード」と前走でそれなりの人気に支持されていたことと2勝馬であったことで共通していますので、それなりに巻き返せるだけの根拠はありました。今年は前走重賞orOP特別(リステッド)出走馬が5頭登録されていますが、データからは2勝馬且つ前走2人気2着のレヴァンジルだけが「買い」だと言えるでしょう。
そんな前走重賞orOP特別(リステッド)出走馬よりも、好走率も期待値も高いのが前走1勝C出走馬。過去10年のおける全頭ベタ買いでも【6-7-8-71】勝率6.5%(単回値107円)、連対率14.1%、複勝率22.8%(複回値94円)となかなかの数字ですが、ある条件を満たすと【5-6-6-20】勝率13.5%(単回値123円)、連対率29.7%、複勝率45.9%(複回値152円)まで成績が上昇。
該当馬は年平均3.7頭ですが、ここまで10年連続で1頭以上が馬券に絡んでいる激熱データです。
今年の登録馬である条件を満たすのはたった1頭のみ。データからは軸馬は決まったも同然ですね。
ある条件と該当を記載しておきますね。
↓ ↓

最強競馬ブログランキングへ
「最強競馬ブログランキング」の当ブログ紹介文にある条件を記載しておきます(10位ぐらい)
明日は「追い切り分析」を行います。
こちらの応援クリックもお願い致します。
↓ ↓

中央競馬ランキング