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皆様、こんばんは。

本日は「桜花賞」の追い切り分析です。
今回は6段階評価(上から3+)としました。

では、早速参りましょう。

 【桜花賞】 
5点:該当馬なし

4点:サークルオブライフ
美浦南W併せ。3頭併せの真ん中。いかにも休み明けと言った内容だった前走に比べて、まず馬体が明確に締まりました。そのために目に見えてグリップ力が増しましたし、前進気勢もアップ。結果は未勝利馬相手に同入と言うものでしたが、持ったままの手応えでいつでも突き放せそうな雰囲気でしたので、これ自体をマイナスに取る必要はありません。前走以上は当然として、阪神JF時よりも全体にパワーアップしており、これはかなりの上積みが見込めそうですね。尚、最後まで右手前のままでしたが、これは阪神JF時も同じ。気にする必要はありません

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栗東CW併せ。1週前に坂路4F自己ベストを大幅に上回る時計を計時。4F目からキレイな加速ラップを踏む内容でしっかり負荷を掛けられましたので、今週は軽めの内容になると予想していました。ただ蓋を開けてみればCWで併せ馬を敢行し、6Fの自己ベストを2秒弱も更新する時計を計時。しかも直線では一杯に追われており、ここまで負荷を掛けて来るとは以外でした。フォトパドックを見る限り太目が残っていると言う理由ではなさそうなので、後先考えずに極限の仕上げを施されたと考えて良いでしょう。正直なところ反動が心配になるところもありますが、良い方に転べば過去最高のパフォーマンスを見せることになるでしょう

4点:「人気ブログランキング」の当ブログ紹介文内(A)の馬←クリックして馬名の確認をお願いします(40位ぐらい)
栗東坂路併せ。前走は休み明けながら速い時計は3本のみ、しかも当週は6F87秒-1F13.1秒と非常に軽いもので明らかに次を見据えた調教内容でしたが、今回は1週前にCWで6F82.4秒-1F12.4秒としっかり負荷を掛け、今週は坂路自己ベストとなる4F52.4秒の時計を計時。最後はしっかり気合を付けられてラスト2F12.5‐12.2秒と加速ラップでフィニッシュさせ、前走時とは一転してバキバキに仕上げて来ました。見た目に馬体もスッキリし、前走とは一変したレースを見せてくれそうです

4点:プレサージュリフト
美浦南W併せ。前走時ほど行きたがるところなく、落ち着いて直線に向かえた点は強調したいところ。直線に入ってからは頭を上げる場面がありましたが、これは早々に前に出てしまうのを抑えるためで深刻に捉える必要はないでしょう。手綱を開放されてからの推進力は素晴らしく、古馬2勝Cレッドヴェロシティに楽に先着。四肢の可動域の広さと柔軟性はかなり目に付くもので、素質の高さに疑いようはありません

3+点:ラブリイユアアイズ
美浦CW併せ。1週前に3頭併せの併せ馬を敢行。ゴールを過ぎてもまだ追われて1角まで気合を付けられていましたが、あの一追いで絞れた感。今週は随分スッキリ見せましたので、当日馬体重が増えていてもそれは成長分でしょう(フォトパドックを見るとかなり中身が出来ている)。馬体の成長と共にかなり全身を大きく使って走れるようにもなっており成長は明らか。休み明けですが能力は発揮出来ると思いますし、見込み通りならパフォーマンスを上げる可能性すらあります

3+点:アネゴハダ
栗東坂路単走。中8週以内で使い続けられること、これが8戦目。更に前走から中3週のローテーションにも関わらず、2週連続坂路自己ベスト時計を計時して、今週は最後までびっしり追われると言うかなり意欲的な内容。ちょっとやりすぎでは?と思えますが、体調が良いからこそのこの内容なのでしょう。外回しに使う後肢などフットワークに多少の欠陥は見られるのですが、それよりも陣営の意欲を買ってプラス評価としたいです

3+点:スターズオンアース
美浦南W併せ。ややスラリとして細めに見せるのは体型。そんな体とは裏腹にフットワークには力強さがあって、柔らかくバランスの良い走法は素質馬のそれ。まだ手足の力に頼って全身を上手く使えていない点に物足りなさは感じますが、現時点でも十分勝負になるだけの素質は見せています。後は輸送でどうなるか

3点:ラズベリームース
美浦坂路併せ。中3週で関西輸送も控えているため直前追い切りの時計は控えめ。ただ500㎏に達する馬体なのでパワフルさはかなり目に付きますし、前後の連動性が取れていて思った以上にバランスの良いフットワーク。数字以上のスピード感があったことは高く評価して良いでしょう。良い馬ですよ

3点:ナムラクレア
栗東坂路単走。1週前にCWで6Fから時計を出してしっかり負荷を掛けていますので、今週は坂路で終いだけ伸ばす形。中3週の臨戦でもあってしっかり仕上がっています。毛艶や馬体の張りは前走以上と思えますので体調面の上積みはあると思えますが、やや硬さが出ている点だけが心配

3点:フォラブリューテ
美浦南W単走。1週前、当週と坂路では無くウッドコースでの追い切り。調教負荷を上げて来たと言うことで、これは素直にプラスに受け取って良いでしょう。序盤はややゴツゴツしたところも見られましたが、直線に入っての伸びのあるフォームは見栄えのするもので、素質の高さは間違いのないところ。新馬戦のラップが優秀でアルテミスSでも高評価した本馬。あまり甘く見ない方が良いかも知れませんよ

3点:ナミュール
栗東坂路単走。1週前に坂路自己ベストを計時したので、今週は馬なりの軽い内容。終いは加速していますが、鞍上の下半身を見ていると馬が自ら加速したと思われ、本当はそんなにやりたくなかったのでは?と思います。手前変換時にバランスが乱れるところはありますが、これは以前から同じ。手前が安定してからのフットワークのバランスは流石ですし、特別悪いところは見当たりません。ただ馬体がスッキリし過ぎているきらいがあって、それは最終追い切りを単走にしたこと(近2走はいずれも併せ馬)、前述通りに本当はもっと軽い内容にしたかったのではと思える鞍上の所作から、体が減り過ぎている可能性はあります。当日の馬体重にはかなり注意したいです

3点:サブライムアンセム
栗東CW単走。月1走ずつ使われてこれが6戦目ですが、1週前・日曜とこれまでよりも速い時計を出して負荷を掛けられていますので、これでもまだ多少の上積みはあるかも知れません。ただそのせいか前走時以上に行きたがって力んで走っていた点は気になるところ。元々折り合い難で自滅するレースが続いただけに、これは小さくない問題ですね

3点:ベルクレスタ
栗東坂路併せ。良い意味でも悪い意味でも前走までと大きく変わった感じはありません。今週の坂路ではラスト2Fを12.5‐12.1秒と加速ラップでフィニッシュし並走馬を大きく突き放しましたが相手は未勝利馬。数字ほどのスピード感は感じませんでしたし、むしろやや緩慢に映るほど。追い切りの動きからは特筆すべき点は見出せません

3点:ピンハイ
栗東CW併せ。1週前が6F86秒台、今週が6F90秒台と前走よりも更に時計を出さず、終いもやりすぎないように抑え込んで、早々に減速させたと言う内容。3頭併せで終いは気合を付けてしっかり伸ばした前走とは対照的な内容でした。見た目に細くなった印象はないのですが、410㎏程度しかない小柄馬。この調教内容を見ていると馬体維持に専念しているのでは?と考えてしまいますね。キャリア3戦目の上積みを見込みたいところですが、上昇度は予想よりも小さいかも知れません

3点:ライラック
美浦南W併せ。1週前、当週と5Fからしか時計を出していません。好意的に解釈すれば十分仕上がっていると言うことなのだと思いますが、反応なんかを見ているとそうは思えず、やれない理由があるのではと勘繰ってしまいます。また今週は併せたスライリーに馬体を併せるところまで行かずにあっさり遅れましたが、並走馬の鞍上の仕草を見ていると意図したものではなく遅れて「しまった」のでしょう。抑え込んで遅れた、意図して遅れたなら何の問題もないのですが、ある程度促しても加速出来なかったと言うものなので、私的に相当印象は悪かったです。素質は買っている馬でフットワークの質が高い分で3点評価とはしましたが、内容的には2点相当ですね

3点:パーソナルハイ
栗東坂路単走。フラワーCから中2週の臨戦になるので、1週前・今週と馬なりの内容に留めたことはまあ仕方ないでしょう。ただ阪神JF時に比べると前進気勢が足りない点は気になりますし(脚質を考えると尚更)、前肢の使い方がやや外回り気味に変わっている点も気になるところ。ピークに仕上げた馬が多い今回のメンバーに入ると見劣りは否めません

2点:クロスマジェスティ
栗東CW単走。栗東入厩。前が重いと言うべきか、後ろが軽すぎると言うべきか、いずれにしてもフットワークのバランスが悪いですね。全身運動も出来ていないため伸びが無く、ダラッと惰性で走っているだけに映ります。ここでは完成度・素質共に見劣る感

2点:カフジテドラゴン
栗東坂路併せ。フットワークのバランスが悪く、まだまだ体幹が整っていないために完歩毎に頭の高さが変わりますし、真っすぐ走れずにふらつき気味。何よりも捌きが硬いのでやはりダートベターと言う印象は拭えませんね