皆様、こんばんは。
今週から通常営業とお伝えしておりましたが、諸事情ありブログの更新をストップしております。申し訳ございません。ご説明には非常に時間が掛かってしまいますので、また改めて。
この期間中にも毎日申し訳ないぐらいに多くの方にご訪問頂いており、これで何もしないのは人としてどうなのかと考えましたので、ジャパンCについて記事を立ち上げさせて頂きました。
ブログの更新はしていませんが、この週中にもいつも通りに復習と予想の準備は行っておりました。特にG1については外しまくっている状況下、いつも以上に色々と考えておりました。ここでは金曜時点で考えていることを馬別に、なるべく簡潔に書いて行きます。
①ムイトオブリガード
スローで流れそうな展開は良いのですが、近況を見ているの衰えは否めず。追い切りも遊びながらで集中出来ておらずイマイチ
②コントレイル
前走で仕上げたと思っていましたが、一週前と今週の動きを見ると明らかに前走以上。もう負けられない思いが伝わって来る、正にお釣りの無い仕上げを施されて来ました(追い切り一番手評価)。調教後馬体重は前走と同じ468㎏。これならば有終の美を飾る可能性は高いと思いますが、再度の極端内枠がどう出るか。偶数番なのでマシですが、前走も若干後手を踏んで理想の位置が取れなかっただけに・・・
③ブルーム
BCターフは日本式ラップで前後半59.6-61.3秒ほどの前傾戦。更にデルマ―らしく3角以降でかなり緩んで馬群が凝縮(内が渋滞)したことで外回しの馬が圧倒的に有利になった展開。ブルームはその流れの外を捲った騎乗が大きかった好走なので過大評価出来ず。また、上がりの競馬になったフォワ賞では、ディープボンド相手にラスト1Fで差を詰められず。あのペースなので差せとは言いませんが、もう少し差を詰めて欲しかったのは事実で、あれを見ると上がりの競馬になると相当厳しそうです。ただ2強以外の日本馬はG2級で本馬は明らかに格上。悩ましいところ
④シャフリヤール
共同通信杯の週中時点で言及していたように、地面の反発を利用して弾くように走る馬だけに緩い馬場はダメ。前走は道悪が全てでしたし、何とか間に合わせた調整から仕上げ途上でもありましたので度外視して良いでしょう。今回は順調な調整過程、良馬場が見込めそうなら巻き返し必至と言えそうですが、追い切りの動きはハッキリとダ―ビーの方が上。調教後馬体重を見ると馬体自体は成長していそうですが、どうにも中身が伴っておらず張りが物足りないのも紛れもない事実。あの体と調教を見ていると自信を持って重い印は打てないです。かと言ってダ―ビーのパフォーマンスは近年でも最上位クラスで能力の高さは間違いないわけで・・・
⑤キセキ
前走では本命に抜擢。その前走はラスト7F目から11.5秒のラップを刻み、ラスト1Fでは13.0秒まで落ちると言う前で立ち回った組には厳しい流れ。それを前受けして僅差3着なら悲観することはなく、G2レベルでは依然として能力上位であると感じさせました。ただ、すぐ後ろを追走したアリストテレスに競り負けたことは現時点での限界を示すもので、追い切りの動きもピーク時には劣るものでした。しかしながら今回はペースを握れそうな点が大きな強調材料。昨年のような舐め切ったレースメイクや(去年も散々こき下ろしましたが、「レースを盛り上げた」的に称賛する声など論外。クソ中のクソのレースメイクだったと改めて怒りを表明しておきます)、前走のような超ロンスパの流れを作らなければそれなりにやれて良いでしょうね
⑥グランドグローリー
戦績から府中の良馬場では厳しいと思っていましたが、追い切りがかなり良く、海外馬3頭の中では最も目を惹く動きでした
⑦オーソリティ
右回りでは奮いませんが、不適距離(3000超は長い)や重い馬場(ホープフルS・弥生賞・有馬記念は全て重い馬場)を苦にした可能性もあって一概に右回りがNGとは決めつけられないでしょう。ただ左回りでは崩れていないと言う事実もありますから、引き続きの左回り戦は当然プラス材料になります。前走は明らかに仕上げ途上と思える状態且つトップハンデで完勝を収めたようにG2レベルなら明らかに能力上位で、G1とは言え2強以外は横並びと言えるメンバー相手なら十分勝負になるでしょう。ただ問題は初となるの中2週のローテ。これまで最短の中6週だった有馬記念で大敗を喫していますので気になるところですが、これに関しては最終見解で言及します
⑧ウインドジャマー
芝戦では流石に厳しい。ただ追い切りの動きは良かった
⑨アリストテレス
本質的に3000m級のレースは長く、良馬場がベストですから、それを踏まえれば近走敗戦のほとんどは言い訳が効きます。近2走は良馬場の中距離戦と走れる条件でしたが、宝塚記念は勝負所の緩い馬場に入った途端に手応えが怪しくなったように馬場が堪えたレースでしたし、ウッド中心に調整される馬が坂路中心の調整だったことも多分に影響しました(後に陣営は「宝塚記念は目に見えないダメージがあった」とコメント)し、京都大賞典は残り7F目から11.5秒のラップを刻む前受け馬には厳しい展開でしたので悲観する敗戦ではありません。引き続き良馬場の中距離戦のここは走れる条件ですし、2強以外の日本馬はG2レベルですから優位性は持てます。ただ、乗り易そうな馬ではありませんのでテン乗りはマイナスにはなれどプラスにはならないです
⑩ロードマイウェイ
近走で最もまともな内容だった京都大賞典は展開利。比較的緩い流れで進みそうなここはノーチャンス
⑪シャドウディーヴァ
前走で本命抜擢したのは、左回りに加えて坂で加速出来る馬だけに府中がベストだから。今回は引き続きの府中戦なので当然マークは必要ですが、能力的には一枚落ちる感も。恐らく距離は持ちます
⑫サンレイポケット
優秀な直線スピードの持ち主且つエンジンの掛かりが遅い馬で、直線が長い東京や新潟外回りがベストコース。そして1800mでは伸び始めたところがゴールになってしまう感があって、2000m以上がベスト。東京・新潟外芝2000m以上では【2-2-1-2】で、馬券外に終わった2戦は20アルゼンチン共和国杯(6着)と前走天皇賞秋(4着)の2戦ですが、前者は全く伸びない最内を通したこと、後者は上位3頭が現役最強クラス馬だったと言う訳あり敗戦。東京芝2400mと言う条件ならG2級の能力なのでハイレベルのジャパンCでは善戦レベルの馬ですが、今年は3番手以下馬がG2レベルですから通用の素地はあって、かなり舐められた人気なら狙う価値は十分あるでしょう。ただ前走はインをロスなく立ち回った結果で、やや掛かる面があるので内枠が奏功した面も。もう少し内が欲しかった・・・
⑬モズベッロ
やはり時計が掛かる馬場がベスト。今週の府中がどんな馬場になっているかがポイントですが、極端な馬場になるとも思えず、常識的には狙いづらい。追い切りも劇的に良くなった感はなく
⑭ユーバーレーベン
かなり無理に間に合わせた前走は度外視。斤量の恩恵有る3歳牝馬、オークスを勝った舞台だけに状態が戻っているかが全てと言って良いでしょう。その辺りは最終見解で言及します
⑮マカヒキ
劇的な復活走となった前走ですが、残り7F目から11.5秒の速いラップを刻みつつその後も11秒台のラップを継続。ラスト1Fが13.0秒まで落ちた流れが奏功した好走でした。基本的には前走のように上がりが掛かる流れでなければ勝負出来ない馬だけに、緩めのペースになりそうなここは厳しそう。キセキが超ロンスパの流れを作ればワンチャン
⑯ユーキャンスマイル
左回りベストも、春秋天皇賞を見る限りピークアウトしていることは明らかで
⑰ワグネリアン
1週前の調教が抜け落ちて、帳尻を合わせるかのように今週に一杯追い。その今週は1勝馬相手に遊ばれる酷い内容で、流石にこの調教過程では復活走を期待するのは難しそう
⑱ジャパン
BCターフは勝負所の緩んだところで馬群内で動けず、外回しでノーブレーキで走れた馬が優位性を持ったレースでしたので情状酌量の余地あり。ただ、2走前のジョーハーシュターフCSの内容が感心しないもので、このレースが前後半61.2-58.9秒のスロー。レースのラスト4-3F24.33秒から2-1Fで22.66秒と加速しているので上がりの競馬になったわけですが、この流れで全く反応出来ずに流れ込んだだけの6着(7頭立て)。コースの大きいベルモントパークにおける上がりの競馬に対応出来なかっただけに、府中で対応出来るとはとても思えず、コース適性は低いと考えて良いでしょう
今週から通常営業とお伝えしておりましたが、諸事情ありブログの更新をストップしております。申し訳ございません。ご説明には非常に時間が掛かってしまいますので、また改めて。
この期間中にも毎日申し訳ないぐらいに多くの方にご訪問頂いており、これで何もしないのは人としてどうなのかと考えましたので、ジャパンCについて記事を立ち上げさせて頂きました。
ブログの更新はしていませんが、この週中にもいつも通りに復習と予想の準備は行っておりました。特にG1については外しまくっている状況下、いつも以上に色々と考えておりました。ここでは金曜時点で考えていることを馬別に、なるべく簡潔に書いて行きます。
①ムイトオブリガード
スローで流れそうな展開は良いのですが、近況を見ているの衰えは否めず。追い切りも遊びながらで集中出来ておらずイマイチ
②コントレイル
前走で仕上げたと思っていましたが、一週前と今週の動きを見ると明らかに前走以上。もう負けられない思いが伝わって来る、正にお釣りの無い仕上げを施されて来ました(追い切り一番手評価)。調教後馬体重は前走と同じ468㎏。これならば有終の美を飾る可能性は高いと思いますが、再度の極端内枠がどう出るか。偶数番なのでマシですが、前走も若干後手を踏んで理想の位置が取れなかっただけに・・・
③ブルーム
BCターフは日本式ラップで前後半59.6-61.3秒ほどの前傾戦。更にデルマ―らしく3角以降でかなり緩んで馬群が凝縮(内が渋滞)したことで外回しの馬が圧倒的に有利になった展開。ブルームはその流れの外を捲った騎乗が大きかった好走なので過大評価出来ず。また、上がりの競馬になったフォワ賞では、ディープボンド相手にラスト1Fで差を詰められず。あのペースなので差せとは言いませんが、もう少し差を詰めて欲しかったのは事実で、あれを見ると上がりの競馬になると相当厳しそうです。ただ2強以外の日本馬はG2級で本馬は明らかに格上。悩ましいところ
④シャフリヤール
共同通信杯の週中時点で言及していたように、地面の反発を利用して弾くように走る馬だけに緩い馬場はダメ。前走は道悪が全てでしたし、何とか間に合わせた調整から仕上げ途上でもありましたので度外視して良いでしょう。今回は順調な調整過程、良馬場が見込めそうなら巻き返し必至と言えそうですが、追い切りの動きはハッキリとダ―ビーの方が上。調教後馬体重を見ると馬体自体は成長していそうですが、どうにも中身が伴っておらず張りが物足りないのも紛れもない事実。あの体と調教を見ていると自信を持って重い印は打てないです。かと言ってダ―ビーのパフォーマンスは近年でも最上位クラスで能力の高さは間違いないわけで・・・
⑤キセキ
前走では本命に抜擢。その前走はラスト7F目から11.5秒のラップを刻み、ラスト1Fでは13.0秒まで落ちると言う前で立ち回った組には厳しい流れ。それを前受けして僅差3着なら悲観することはなく、G2レベルでは依然として能力上位であると感じさせました。ただ、すぐ後ろを追走したアリストテレスに競り負けたことは現時点での限界を示すもので、追い切りの動きもピーク時には劣るものでした。しかしながら今回はペースを握れそうな点が大きな強調材料。昨年のような舐め切ったレースメイクや(去年も散々こき下ろしましたが、「レースを盛り上げた」的に称賛する声など論外。クソ中のクソのレースメイクだったと改めて怒りを表明しておきます)、前走のような超ロンスパの流れを作らなければそれなりにやれて良いでしょうね
⑥グランドグローリー
戦績から府中の良馬場では厳しいと思っていましたが、追い切りがかなり良く、海外馬3頭の中では最も目を惹く動きでした
⑦オーソリティ
右回りでは奮いませんが、不適距離(3000超は長い)や重い馬場(ホープフルS・弥生賞・有馬記念は全て重い馬場)を苦にした可能性もあって一概に右回りがNGとは決めつけられないでしょう。ただ左回りでは崩れていないと言う事実もありますから、引き続きの左回り戦は当然プラス材料になります。前走は明らかに仕上げ途上と思える状態且つトップハンデで完勝を収めたようにG2レベルなら明らかに能力上位で、G1とは言え2強以外は横並びと言えるメンバー相手なら十分勝負になるでしょう。ただ問題は初となるの中2週のローテ。これまで最短の中6週だった有馬記念で大敗を喫していますので気になるところですが、これに関しては最終見解で言及します
⑧ウインドジャマー
芝戦では流石に厳しい。ただ追い切りの動きは良かった
⑨アリストテレス
本質的に3000m級のレースは長く、良馬場がベストですから、それを踏まえれば近走敗戦のほとんどは言い訳が効きます。近2走は良馬場の中距離戦と走れる条件でしたが、宝塚記念は勝負所の緩い馬場に入った途端に手応えが怪しくなったように馬場が堪えたレースでしたし、ウッド中心に調整される馬が坂路中心の調整だったことも多分に影響しました(後に陣営は「宝塚記念は目に見えないダメージがあった」とコメント)し、京都大賞典は残り7F目から11.5秒のラップを刻む前受け馬には厳しい展開でしたので悲観する敗戦ではありません。引き続き良馬場の中距離戦のここは走れる条件ですし、2強以外の日本馬はG2レベルですから優位性は持てます。ただ、乗り易そうな馬ではありませんのでテン乗りはマイナスにはなれどプラスにはならないです
⑩ロードマイウェイ
近走で最もまともな内容だった京都大賞典は展開利。比較的緩い流れで進みそうなここはノーチャンス
⑪シャドウディーヴァ
前走で本命抜擢したのは、左回りに加えて坂で加速出来る馬だけに府中がベストだから。今回は引き続きの府中戦なので当然マークは必要ですが、能力的には一枚落ちる感も。恐らく距離は持ちます
⑫サンレイポケット
優秀な直線スピードの持ち主且つエンジンの掛かりが遅い馬で、直線が長い東京や新潟外回りがベストコース。そして1800mでは伸び始めたところがゴールになってしまう感があって、2000m以上がベスト。東京・新潟外芝2000m以上では【2-2-1-2】で、馬券外に終わった2戦は20アルゼンチン共和国杯(6着)と前走天皇賞秋(4着)の2戦ですが、前者は全く伸びない最内を通したこと、後者は上位3頭が現役最強クラス馬だったと言う訳あり敗戦。東京芝2400mと言う条件ならG2級の能力なのでハイレベルのジャパンCでは善戦レベルの馬ですが、今年は3番手以下馬がG2レベルですから通用の素地はあって、かなり舐められた人気なら狙う価値は十分あるでしょう。ただ前走はインをロスなく立ち回った結果で、やや掛かる面があるので内枠が奏功した面も。もう少し内が欲しかった・・・
⑬モズベッロ
やはり時計が掛かる馬場がベスト。今週の府中がどんな馬場になっているかがポイントですが、極端な馬場になるとも思えず、常識的には狙いづらい。追い切りも劇的に良くなった感はなく
⑭ユーバーレーベン
かなり無理に間に合わせた前走は度外視。斤量の恩恵有る3歳牝馬、オークスを勝った舞台だけに状態が戻っているかが全てと言って良いでしょう。その辺りは最終見解で言及します
⑮マカヒキ
劇的な復活走となった前走ですが、残り7F目から11.5秒の速いラップを刻みつつその後も11秒台のラップを継続。ラスト1Fが13.0秒まで落ちた流れが奏功した好走でした。基本的には前走のように上がりが掛かる流れでなければ勝負出来ない馬だけに、緩めのペースになりそうなここは厳しそう。キセキが超ロンスパの流れを作ればワンチャン
⑯ユーキャンスマイル
左回りベストも、春秋天皇賞を見る限りピークアウトしていることは明らかで
⑰ワグネリアン
1週前の調教が抜け落ちて、帳尻を合わせるかのように今週に一杯追い。その今週は1勝馬相手に遊ばれる酷い内容で、流石にこの調教過程では復活走を期待するのは難しそう
⑱ジャパン
BCターフは勝負所の緩んだところで馬群内で動けず、外回しでノーブレーキで走れた馬が優位性を持ったレースでしたので情状酌量の余地あり。ただ、2走前のジョーハーシュターフCSの内容が感心しないもので、このレースが前後半61.2-58.9秒のスロー。レースのラスト4-3F24.33秒から2-1Fで22.66秒と加速しているので上がりの競馬になったわけですが、この流れで全く反応出来ずに流れ込んだだけの6着(7頭立て)。コースの大きいベルモントパークにおける上がりの競馬に対応出来なかっただけに、府中で対応出来るとはとても思えず、コース適性は低いと考えて良いでしょう