皆様、こんばんは。
本日は「小倉記念」の有力馬分析を行います。
今回は6頭を取り上げて分析しました。では早速参りましょう。
・サトノガーネット
前走エプソムCは後ろからは差せない特殊馬場を追い込む競馬。2,3走前はマイルのスピードを持っていない同馬にとっては明らかな距離不足。4走前金鯱賞は前後半63.6‐58.0秒の超スロー上がり3F戦での前残り決着を追い込む競馬。5走前日経新春杯はやや内有利馬場を外から差す形のバイアス不利。このように近走敗戦にはそれぞれ明確な敗戦があって汚れまくった馬柱を額面通りに受け取るのはやや早計。小回り2000m戦は準OPを勝った五稜郭S以来になりますが、このレースが前後半62.7‐59.3秒のスロー5Fロンスパ戦を長く脚を使った差し切ったものでしたが、小倉2000m戦にありがちなペースパターンを勝ち切っているだけに今回の舞台に不足はないでしょう。ただしあの時の馬場とは違って、野芝100%の夏の小倉の開幕週だけに全体にラップが上がる点はマイナス。馬券内まで突入するためには、かなり早い段階でペースが上がってL1Fが12秒台まで落ち込む形が必須となるでしょう
・ランブリングアレー
2走前が前後半46.0‐48.1秒も残り800m地点で逃げ馬が後続を約1.6秒離していたので、2番手以下馬は実質スローな流れを3番手から最速10.9~11.0秒程度の脚を使っての差し切り勝ち。前走は前後半58.4-60.7秒の前傾戦を逃げ馬を4~5馬身前に見る位置から押し切ったという内容。外回り→内回り、スロー→前傾戦の異なる条件で共に強い勝ち方が出来たことは評価出来て、またいずれも速い時計での決着だったことは夏の小倉の開幕週に向けては大きなプラスポイントになります。時計レベルはまずまず、前走の4,5,8着馬が2走以内に準OPを勝ち上がったメンバーレベル、53㎏の斤量をを考えれば牡馬相手の重賞と言えども低レベルな今回のメンバー相手なら通用級の計算で、内有利だろう馬場を活かせる枠を引ければ重めの印も視野に入る一頭だと思います
・アールスター
3走前は終始インをロスなく立ち回って直線に向いたものの、直線では終始狭い所に入って最後はほとんど追えない訳あり敗戦。2走前は間隔が詰まった影響か、直前追い切りで遅れた上にゲート入りをかなりごねてゲート再審査になったように精神面も含めた状態面が本物ではないと思われた敗戦。この2戦は情状酌量の余地があったものの、前走は向正面から手応えが渋く直線もジリジリしか伸びずの敗戦。やや内有利の馬場だったにしても流れは向いただけにあまりにも食い足りない内容で、この敗戦については言い訳なしの完敗でした。それでも間隔が開いていたので一度叩かれての上昇は期待出来ますが、1週前が冴えない時計での併せ馬大幅遅れ。流石にこれではいくら低レベルメンバー相手でも好走を期待するのは無理があるかも知れません(博多Sにも登録がありますが、どちらに回っても苦しいでしょう)
・サマーセント
前走は重賞勝ちと言えども毎年漏れなく低レベル戦となる牝馬限定マーメイドS。今年も例に漏れず出走馬の約半数が条件馬で、前走OP特別・重賞で3着内好走した馬が1頭のみという低レベルメンバー戦。また、前後半60.8‐60.3秒のスローにも関わらずラスト1Fを12.9秒まで落とすレースラップも平凡で、このレースを軽量の50㎏且つ有利な内目を通して勝利したこと自体にはさしたる価値はないと考えます。今回もなかなかの低レベルメンバーではありますが、それでも前走比では相手強化と言えるメンバーで、そこに加えての52㎏のハンデではなかなか強く狙えないのが正直なところで・・・
・「人気ブログランキング」内のブログ紹介文(B)の爆穴馬←クリックして馬名の確認をお願いします(10位前後)
小倉芝は4戦してOP特別勝利、重賞で5,6着とキャリア全体を見渡すと最良の成績を残せています。それはコース形態云々もあるのかも知れませんが、それよりも小倉戦の前には栗東留学すること(中でも栗東の坂路を使えること)が好走の因になっているのではと思います。前述通りに重賞2戦では馬券には絡めていませんが、一つは直線でかなりスムーズさを欠いてほとんど追える場面がなかったこと、も一つは3角以降前が詰まってかなり待たされたことが堪えた敗戦。決して出し切って負けたものではないだけに、流れひとつ捌きひとつであっと言わせていてもおかしくはありませんでした。今回は相当レベルが低いメンバー相手だけに、あの重賞2戦+スムーズに走れれば馬券圏内は十分あり得ると思えますので、思い切って狙う価値はあります
・「最強競馬ブログランキング」内ブログ紹介文(W)の馬←クリックして馬名の確認をお願いします(10位前後)
前走は1~2角で緩んだ以外は全体に淀みなく流れて、ラスト6F目に11.8秒、ラスト4F目に11.6秒という速いラップを刻みましたので前を行く馬には負荷が大きく先行馬は軒並み失速。4角14番手・16番手という極端な追込み馬が上位入線したように差し馬の競馬になりましたので、この馬にとっても流れは向いたはずのレースでした。それでも終いに脚を使えずに流れ込んだだけの結果は明らかに食い足りないものでしたが、直線は終始右手前で走っていたようにどうも「らしさ」が無かったことも事実。調教ではそれなりの時計は出ていたものの、直前の併せ馬では1馬身遅れてしまったように状態面が本物ではなかったと考えるのが正解と言えそうです。従ってあれを使われて上昇して来そうなここは巻き返せる可能性が高いとは思います。あまり速い脚が無い馬なので高速馬場が少々気になるところですが、その分相手関係に相当恵まれたのも事実。ロンスパ傾向にあって極端なラップを求められないレースでもありますので、状態さえまともなら崩れる可能性は低いのではないかと思います
本日は「小倉記念」の有力馬分析を行います。
今回は6頭を取り上げて分析しました。では早速参りましょう。
・サトノガーネット
前走エプソムCは後ろからは差せない特殊馬場を追い込む競馬。2,3走前はマイルのスピードを持っていない同馬にとっては明らかな距離不足。4走前金鯱賞は前後半63.6‐58.0秒の超スロー上がり3F戦での前残り決着を追い込む競馬。5走前日経新春杯はやや内有利馬場を外から差す形のバイアス不利。このように近走敗戦にはそれぞれ明確な敗戦があって汚れまくった馬柱を額面通りに受け取るのはやや早計。小回り2000m戦は準OPを勝った五稜郭S以来になりますが、このレースが前後半62.7‐59.3秒のスロー5Fロンスパ戦を長く脚を使った差し切ったものでしたが、小倉2000m戦にありがちなペースパターンを勝ち切っているだけに今回の舞台に不足はないでしょう。ただしあの時の馬場とは違って、野芝100%の夏の小倉の開幕週だけに全体にラップが上がる点はマイナス。馬券内まで突入するためには、かなり早い段階でペースが上がってL1Fが12秒台まで落ち込む形が必須となるでしょう
・ランブリングアレー
2走前が前後半46.0‐48.1秒も残り800m地点で逃げ馬が後続を約1.6秒離していたので、2番手以下馬は実質スローな流れを3番手から最速10.9~11.0秒程度の脚を使っての差し切り勝ち。前走は前後半58.4-60.7秒の前傾戦を逃げ馬を4~5馬身前に見る位置から押し切ったという内容。外回り→内回り、スロー→前傾戦の異なる条件で共に強い勝ち方が出来たことは評価出来て、またいずれも速い時計での決着だったことは夏の小倉の開幕週に向けては大きなプラスポイントになります。時計レベルはまずまず、前走の4,5,8着馬が2走以内に準OPを勝ち上がったメンバーレベル、53㎏の斤量をを考えれば牡馬相手の重賞と言えども低レベルな今回のメンバー相手なら通用級の計算で、内有利だろう馬場を活かせる枠を引ければ重めの印も視野に入る一頭だと思います
・アールスター
3走前は終始インをロスなく立ち回って直線に向いたものの、直線では終始狭い所に入って最後はほとんど追えない訳あり敗戦。2走前は間隔が詰まった影響か、直前追い切りで遅れた上にゲート入りをかなりごねてゲート再審査になったように精神面も含めた状態面が本物ではないと思われた敗戦。この2戦は情状酌量の余地があったものの、前走は向正面から手応えが渋く直線もジリジリしか伸びずの敗戦。やや内有利の馬場だったにしても流れは向いただけにあまりにも食い足りない内容で、この敗戦については言い訳なしの完敗でした。それでも間隔が開いていたので一度叩かれての上昇は期待出来ますが、1週前が冴えない時計での併せ馬大幅遅れ。流石にこれではいくら低レベルメンバー相手でも好走を期待するのは無理があるかも知れません(博多Sにも登録がありますが、どちらに回っても苦しいでしょう)
・サマーセント
前走は重賞勝ちと言えども毎年漏れなく低レベル戦となる牝馬限定マーメイドS。今年も例に漏れず出走馬の約半数が条件馬で、前走OP特別・重賞で3着内好走した馬が1頭のみという低レベルメンバー戦。また、前後半60.8‐60.3秒のスローにも関わらずラスト1Fを12.9秒まで落とすレースラップも平凡で、このレースを軽量の50㎏且つ有利な内目を通して勝利したこと自体にはさしたる価値はないと考えます。今回もなかなかの低レベルメンバーではありますが、それでも前走比では相手強化と言えるメンバーで、そこに加えての52㎏のハンデではなかなか強く狙えないのが正直なところで・・・
・「人気ブログランキング」内のブログ紹介文(B)の爆穴馬←クリックして馬名の確認をお願いします(10位前後)
小倉芝は4戦してOP特別勝利、重賞で5,6着とキャリア全体を見渡すと最良の成績を残せています。それはコース形態云々もあるのかも知れませんが、それよりも小倉戦の前には栗東留学すること(中でも栗東の坂路を使えること)が好走の因になっているのではと思います。前述通りに重賞2戦では馬券には絡めていませんが、一つは直線でかなりスムーズさを欠いてほとんど追える場面がなかったこと、も一つは3角以降前が詰まってかなり待たされたことが堪えた敗戦。決して出し切って負けたものではないだけに、流れひとつ捌きひとつであっと言わせていてもおかしくはありませんでした。今回は相当レベルが低いメンバー相手だけに、あの重賞2戦+スムーズに走れれば馬券圏内は十分あり得ると思えますので、思い切って狙う価値はあります
・「最強競馬ブログランキング」内ブログ紹介文(W)の馬←クリックして馬名の確認をお願いします(10位前後)
前走は1~2角で緩んだ以外は全体に淀みなく流れて、ラスト6F目に11.8秒、ラスト4F目に11.6秒という速いラップを刻みましたので前を行く馬には負荷が大きく先行馬は軒並み失速。4角14番手・16番手という極端な追込み馬が上位入線したように差し馬の競馬になりましたので、この馬にとっても流れは向いたはずのレースでした。それでも終いに脚を使えずに流れ込んだだけの結果は明らかに食い足りないものでしたが、直線は終始右手前で走っていたようにどうも「らしさ」が無かったことも事実。調教ではそれなりの時計は出ていたものの、直前の併せ馬では1馬身遅れてしまったように状態面が本物ではなかったと考えるのが正解と言えそうです。従ってあれを使われて上昇して来そうなここは巻き返せる可能性が高いとは思います。あまり速い脚が無い馬なので高速馬場が少々気になるところですが、その分相手関係に相当恵まれたのも事実。ロンスパ傾向にあって極端なラップを求められないレースでもありますので、状態さえまともなら崩れる可能性は低いのではないかと思います
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