皆様、こんばんは。
8月会員様の募集を開始しております。
ご検討中の方はこちらの記事をご参照下さい→「8月会員様募集について」
埋まらないとは思いますが、今月から定員を決めておりますのでなるべくお早目にご検討頂けますと幸いです。
本日から2回に分けて「クイーンS」の有力馬分析を行います。尚、昨日の「最強競馬ブログランキング」に掲載すべき馬名が正しく反映されておりませんでした。申し訳ございません。本日も引き続き掲載しておきますので、お手数ですが再度ご確認頂けますと幸いです。
本日は「後編」の5頭を分析します。早速参りましょう。
・コントラチェック
サフラン賞はスローラスト3F戦の番手から掛かった上に追ってから案外で2着。このレース以降、ルメールJは同馬の基礎スピードの高さを最大限に活かすレースを選択することになります。菜の花賞は前後半46.1‐47.7秒、ターコイズSは同45.4‐46.8秒、と前半から淀みなく飛ばして後続の脚を削ぐ形での完勝でしたが、共に3角で一旦息を入れて4角出口で出し抜ける一脚を持っていますので逃げ馬としては完成度が高いです。ただ周りが速くてハナを切れなかった中山牝馬Sなど、行けなかった時には非常に脆くて【0-1-1-4】。やはり単騎で逃げる形がベスト(逃げた時は4戦4勝)ですので、ここも行けるかどうかが全てと言っても良いでしょう。今回はタガノアスワド・モルフェオルフェと厄介な同型が出走を予定していますので、これらとの枠の並びが大きなポイントになります
・リープフラウミルヒ
4~9月【3-3-4-8】に対し、10~3月【0-0-0-10】。陣営も認める暑い季節に成績を上げる馬で、今年も4月から成績を上げて来たという経緯(4走前も鞍上も判断ミスが無ければ馬券にはなっていたと思いますが・・・)。2走前は自己条件との両睨みでしたが強気に重賞に挑戦した結果の2着好走。レースは前後半47.4‐47.2秒の平均ペースからの4Fロンスパ戦で差し馬優勢のレースでしたが、好位後ろを追走し道中抑えきれない手応えから直線で抜け出したレース内容。決して流れや馬場に恵まれた好走ではありませんでしたので、能力とデキの良さで成し遂げた好走と考えた方が良いでしょう。前走は11着に大敗しましたが、道中脚を取られる場面が散見されましたので単純に緩い馬場が敗因と考えれば良いでしょう。今回は得意季節に加えて良馬場替わり、最良の成績を残す1800mへの短縮、3戦2好走の札幌競馬場替わり、とプラス要素多数ですから、2走前の内容を見直すべきでしょう
・オールフォーラヴ
関屋記念でもターコイズSでも推奨しただけにこういう見解を示すのは無念ではありますが、やはり近走を見ているとマイル戦は合っていなかったと言わざるを得ない近況。そもそもがワンフォーローズの子供は小回り(内回り)中距離で輝いた馬達で(母レディアルバロ―ザ、キャトルフィーユ、エンジェルフェイスは全頭小回り中距離重賞に良績)、同馬とて阪神内2000mの忘れな草賞で頭角を現した馬。それだけに錦S→米子Sを連勝した時には驚きしかなく、丁度放牧先をグリーンウッドに変えたタイミングでもありましたので、馬が一段階上のステージに上がったと理解していました。ただ、今思えばあの2レースは相手関係と流れに恵まれたものだったと言えて、近走でも最良の成績は1800mの府中牝馬Sだったようにベストは中距離という理解で良さそうです。この牝系馬らしくなく、キャリア中で小回り(内回り)の中距離戦に使われたのは前述忘れな草賞と秋華賞のみ。裏を返せばこれまでは適正外の舞台ばかり走らされていたとも言えて、久々の小回り中距離の舞台となる今回で輝きを放つという可能性は多少考えておきたいです
・「人気ブログランキング」の当ブログ紹介文内(B)の馬←クリックして馬名の確認をお願いします(10位前後)
なかなか適性を探るのが難しかった馬ですが、距離は1600~1800m、前半の基礎スピードを問われるような流れでは追走に脚を削られるのでレースのペースに関わらず自身は前半ゆっくり入ること、この2点が揃って初めて勝負が出来る馬だと思います。特に前半の入り方についてはとても重要で、特に前走については前後半45.6‐45.0秒と高速馬場の淀みない流れに乗せてしまったことで追走に脚を削がれてしまいましたので、あのパターンは最悪の形と言えます。近走の敗戦は全てその形か適性外距離でのもので、適正距離で脚を溜め込む形なら崩れていない近況。近走を見ていると鞍上は手の内に入れた感がありますから、ここもペースに関わらず溜め込む競馬をしてくると思われます。好走レンジが狭いという難点を抱えている一方でポテンシャルの大きさはこのメンバーでは最上位に位置する一頭ですから、自分の競馬に徹することが出来れば自ずと結果は付いて来るでしょう
・「最強競馬ブログランキング」内ブログ紹介文(W)の馬←クリックして馬名の確認をお願いします(10位前後)
前走は前後半60.8‐60.3秒のやや緩い流れながら、番手馬がプレッシャーを掛けた来たのかラスト4F目から11.7-11.4-12.2‐12.9秒という前には少々厳しいラップになりながらもそれなりに粘り込んだ内容はそう悪いものではありませんでした。ただ前半がかなり楽だったこと、上位馬が全頭内を通した馬達だったように内有利馬場を活かせたこと、軽斤量、と複数の恵まれた面があったことは否定出来ませんので着順の字面通りに結果を受け取るのは危険と言えます。2走前も前後半48.7‐46.2秒のスローに恵まれた好走ですから、高額条件で説得力のあるパフォーマンスを披露出来たことは一度もありません。今回は同型多数、斤量増、相手強化とマイナス面しか思い浮かばない状況ですから、迷うことなく消し評価で良いと思います
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埋まらないとは思いますが、今月から定員を決めておりますのでなるべくお早目にご検討頂けますと幸いです。
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本日は「後編」の5頭を分析します。早速参りましょう。
・コントラチェック
サフラン賞はスローラスト3F戦の番手から掛かった上に追ってから案外で2着。このレース以降、ルメールJは同馬の基礎スピードの高さを最大限に活かすレースを選択することになります。菜の花賞は前後半46.1‐47.7秒、ターコイズSは同45.4‐46.8秒、と前半から淀みなく飛ばして後続の脚を削ぐ形での完勝でしたが、共に3角で一旦息を入れて4角出口で出し抜ける一脚を持っていますので逃げ馬としては完成度が高いです。ただ周りが速くてハナを切れなかった中山牝馬Sなど、行けなかった時には非常に脆くて【0-1-1-4】。やはり単騎で逃げる形がベスト(逃げた時は4戦4勝)ですので、ここも行けるかどうかが全てと言っても良いでしょう。今回はタガノアスワド・モルフェオルフェと厄介な同型が出走を予定していますので、これらとの枠の並びが大きなポイントになります
・リープフラウミルヒ
4~9月【3-3-4-8】に対し、10~3月【0-0-0-10】。陣営も認める暑い季節に成績を上げる馬で、今年も4月から成績を上げて来たという経緯(4走前も鞍上も判断ミスが無ければ馬券にはなっていたと思いますが・・・)。2走前は自己条件との両睨みでしたが強気に重賞に挑戦した結果の2着好走。レースは前後半47.4‐47.2秒の平均ペースからの4Fロンスパ戦で差し馬優勢のレースでしたが、好位後ろを追走し道中抑えきれない手応えから直線で抜け出したレース内容。決して流れや馬場に恵まれた好走ではありませんでしたので、能力とデキの良さで成し遂げた好走と考えた方が良いでしょう。前走は11着に大敗しましたが、道中脚を取られる場面が散見されましたので単純に緩い馬場が敗因と考えれば良いでしょう。今回は得意季節に加えて良馬場替わり、最良の成績を残す1800mへの短縮、3戦2好走の札幌競馬場替わり、とプラス要素多数ですから、2走前の内容を見直すべきでしょう
・オールフォーラヴ
関屋記念でもターコイズSでも推奨しただけにこういう見解を示すのは無念ではありますが、やはり近走を見ているとマイル戦は合っていなかったと言わざるを得ない近況。そもそもがワンフォーローズの子供は小回り(内回り)中距離で輝いた馬達で(母レディアルバロ―ザ、キャトルフィーユ、エンジェルフェイスは全頭小回り中距離重賞に良績)、同馬とて阪神内2000mの忘れな草賞で頭角を現した馬。それだけに錦S→米子Sを連勝した時には驚きしかなく、丁度放牧先をグリーンウッドに変えたタイミングでもありましたので、馬が一段階上のステージに上がったと理解していました。ただ、今思えばあの2レースは相手関係と流れに恵まれたものだったと言えて、近走でも最良の成績は1800mの府中牝馬Sだったようにベストは中距離という理解で良さそうです。この牝系馬らしくなく、キャリア中で小回り(内回り)の中距離戦に使われたのは前述忘れな草賞と秋華賞のみ。裏を返せばこれまでは適正外の舞台ばかり走らされていたとも言えて、久々の小回り中距離の舞台となる今回で輝きを放つという可能性は多少考えておきたいです
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なかなか適性を探るのが難しかった馬ですが、距離は1600~1800m、前半の基礎スピードを問われるような流れでは追走に脚を削られるのでレースのペースに関わらず自身は前半ゆっくり入ること、この2点が揃って初めて勝負が出来る馬だと思います。特に前半の入り方についてはとても重要で、特に前走については前後半45.6‐45.0秒と高速馬場の淀みない流れに乗せてしまったことで追走に脚を削がれてしまいましたので、あのパターンは最悪の形と言えます。近走の敗戦は全てその形か適性外距離でのもので、適正距離で脚を溜め込む形なら崩れていない近況。近走を見ていると鞍上は手の内に入れた感がありますから、ここもペースに関わらず溜め込む競馬をしてくると思われます。好走レンジが狭いという難点を抱えている一方でポテンシャルの大きさはこのメンバーでは最上位に位置する一頭ですから、自分の競馬に徹することが出来れば自ずと結果は付いて来るでしょう
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前走は前後半60.8‐60.3秒のやや緩い流れながら、番手馬がプレッシャーを掛けた来たのかラスト4F目から11.7-11.4-12.2‐12.9秒という前には少々厳しいラップになりながらもそれなりに粘り込んだ内容はそう悪いものではありませんでした。ただ前半がかなり楽だったこと、上位馬が全頭内を通した馬達だったように内有利馬場を活かせたこと、軽斤量、と複数の恵まれた面があったことは否定出来ませんので着順の字面通りに結果を受け取るのは危険と言えます。2走前も前後半48.7‐46.2秒のスローに恵まれた好走ですから、高額条件で説得力のあるパフォーマンスを披露出来たことは一度もありません。今回は同型多数、斤量増、相手強化とマイナス面しか思い浮かばない状況ですから、迷うことなく消し評価で良いと思います