皆様、こんばんは。
8月会員様の募集を開始しております。
ご検討中の方はこちらの記事をご参照下さい→「8月会員様募集について」
埋まらないとは思いますが、今月から定員を決めておりますのでなるべくお早目にご検討頂けますと幸いです。
本日から2回に分けて「クイーンS」の有力馬分析を行います。
本日は「前編」の5頭を分析します。早速参りましょう。
・フェアリーポルカ
フローラSがこの馬の弱い部分を象徴したようなレースだと思っていて、このレースが前後半60.6‐58.9秒のラスト3F戦。最速地点で一気に先頭列に並び、そのまま押し切るかと思われたもののラスト1Fで失速しての5着。大外枠スタートで早めに上がって行ったというエクスキューズはあるものの、トップスピードの絶対量が足りていないことは明らかで、少なくともスローからのトップスピード戦が向くとは思えない負け方でした。一方で、前後半60.5‐57.8秒のスローながらも5Fロンスパ戦となった紫苑Sがほとんど勝ったような2着、同じく5Fロンスパ戦の中山牝馬S、4Fロンスパ戦の福島牝馬Sをいずれも勝ち切っているように出し切れる展開になると強いというのがこの馬の特長でしょう。前後半60.1-61.0秒とトップスピードのレベルが求められない流れになった愛知杯では4着に敗れましたが、これは枠の内外の差とも言えますので(上位3頭は内枠から道中インを追走)敗れたもののポジティブな内容の4着。従って極端なトップスピード戦にならない限りは大崩れすることはないでしょう。ただ前走がハンデ戦で53㎏、前走が54㎏での好走で、そこから2㎏増となる56㎏は楽ではありません
・アロハリリー
まずは3走前「愛知杯」で推奨した際の推奨文の一部を転載します。
4走前が道中折り合いを欠き続けて末を無くしたレースだったように、同馬が能力を発揮出来ない最大の理由は気性面。2,3走前は当日輸送の無い滞在競馬に加えて、3走前からチークピーシーズを着用して一変した経緯。元々は2勝クラスを追うところなく楽勝した素質馬で、能力を発揮出来れば2,3走前程度のパフォーマンスを発揮出来て当然と言えます。前走は早めに福島へ入厩して態勢を整えたものの、前後半59.2‐60.3秒の前傾戦に巻き込まれての失速。上位馬のほとんどを差し馬が占めたレースだけにノーカウントの敗戦として良いでしょう。今回は1週前には小倉へ入厩して態勢は万全
その愛知杯では6Fロンスパ戦により先行馬総崩れの流れを先行しての敗戦。2走前小倉大賞典も牡馬相手に加えて2F目以降一貫して速いラップを踏み続ける先行馬受難のレースを先行失速。そして前走福島牝馬Sは不得手な遠征競馬。このようにそれなりに敗因ははっきり。今回は洋芝がどう出るかは未知も滞在競馬となることはプラス。また愛知杯と同じ55㎏でも今回は別定戦で他馬との斤量差も縮まりますし、良馬場で開幕2週目のキレイな馬場に替わる点もプラス材料。そしてこのコースに相性の良い母父キングカメハメハという血統の後押しもあります。負け過ぎの近況ではありますが、案外プラス材料は多いですので決して無視は出来ない1頭だと思います
・カリビアンゴールド
昨年3着馬。そのレースをはじめ函館・札幌では【1-3-3-1】。前走巴賞でも3着好走して、これで3歳時から4年連続での北海道戦好走となりましたので、ここまで相性が良いとなると洋芝云々もですが滞在競馬も合うのだろうと思われます。また近走の牝馬限定重賞を振り返ると、2019クイーンSが勝ち馬と時計差なしの3着→中山牝馬Sは道悪にノメりまくって能力を発揮出来ず15着大敗→福島牝馬S4着と良馬場なら2戦共に好戦して来た実績があります。となると洋芝+良馬場+牝馬限定戦と条件が揃う今回は当然好勝負必至ということになります
・「人気ブログランキング」の当ブログ紹介文内(A)の馬←クリックして馬名の確認をお願いします(10位前後)
左回り【1-4-1-3】に対し右回り【1-0-0-5】と右回りには良績が少ない同馬。その原因は右回りでは内にモタれてしまうということで、唯一の好走レースでも直線ではかなり内にモタれて走っていました。条件級ではそれでもなんとかなりましたが、重賞レベルになるとそれは致命傷になりかねなくて、事実秋華賞などはそのせいで馬券内好走を逃してしまったと言っても良い内容でした。直近の右回り戦でもその悪癖は変わっておらず、進路があってもそこに誘導出来ないほどにモタれるところを見せていましたので、あれを見ているととてもではないですが楽観的にはなれません。内ラチ沿いを走らせれば多少は変わるのかなとは思いますが、脚質的にラチ沿いを走らせ続けるのはかなりの運がないと難しいでしょうから、例え内枠を得たとしても手は出にくいというのが正直なところです。穴人気しそうな様子もありますが、ならば尚更消して妙味と言えるでしょう
・「最強競馬ブログランキング」内ブログ紹介文(V)の馬←クリックして馬名の確認をお願いします(10位前後)
それなりのトップスピードのレベルは持っているものの、馬券内にまで届いてるレースは概ねレースラップのラスト2-1Fの減速幅が大きいレース。どちらかと言えば長く良い脚を使えるタイプですから、ロンスパ戦になりラップが分散する形で良さが出そうですし(出そう、と書いたのは実はこれまでほぼロンスパ戦を経験していない)、4走前を見ても前半から基礎スピードを問われる形でも良さが出そうです。札幌芝1800mはスローからの4~5Fロンスパ戦になりやすい舞台ですから、そういう意味では同馬のキャラクターに合うと思われます。ただゲート不安は気になるポイントで、近走は出遅れるか、出てもダッシュが付かないというレースばかり。ポジションが重要なコース・レースだけにこの点は看過できないポイントです。どうもゲートに入ってから時間が経過するほどに中でうるさくなる傾向が見て取れますので、外枠偶数枠なら出る可能性がありますので、まずは枠順が重要になるのではないでしょうか。まともにゲートを出て位置を取れれば好勝負でしょう
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本日は「前編」の5頭を分析します。早速参りましょう。
・フェアリーポルカ
フローラSがこの馬の弱い部分を象徴したようなレースだと思っていて、このレースが前後半60.6‐58.9秒のラスト3F戦。最速地点で一気に先頭列に並び、そのまま押し切るかと思われたもののラスト1Fで失速しての5着。大外枠スタートで早めに上がって行ったというエクスキューズはあるものの、トップスピードの絶対量が足りていないことは明らかで、少なくともスローからのトップスピード戦が向くとは思えない負け方でした。一方で、前後半60.5‐57.8秒のスローながらも5Fロンスパ戦となった紫苑Sがほとんど勝ったような2着、同じく5Fロンスパ戦の中山牝馬S、4Fロンスパ戦の福島牝馬Sをいずれも勝ち切っているように出し切れる展開になると強いというのがこの馬の特長でしょう。前後半60.1-61.0秒とトップスピードのレベルが求められない流れになった愛知杯では4着に敗れましたが、これは枠の内外の差とも言えますので(上位3頭は内枠から道中インを追走)敗れたもののポジティブな内容の4着。従って極端なトップスピード戦にならない限りは大崩れすることはないでしょう。ただ前走がハンデ戦で53㎏、前走が54㎏での好走で、そこから2㎏増となる56㎏は楽ではありません
・アロハリリー
まずは3走前「愛知杯」で推奨した際の推奨文の一部を転載します。
4走前が道中折り合いを欠き続けて末を無くしたレースだったように、同馬が能力を発揮出来ない最大の理由は気性面。2,3走前は当日輸送の無い滞在競馬に加えて、3走前からチークピーシーズを着用して一変した経緯。元々は2勝クラスを追うところなく楽勝した素質馬で、能力を発揮出来れば2,3走前程度のパフォーマンスを発揮出来て当然と言えます。前走は早めに福島へ入厩して態勢を整えたものの、前後半59.2‐60.3秒の前傾戦に巻き込まれての失速。上位馬のほとんどを差し馬が占めたレースだけにノーカウントの敗戦として良いでしょう。今回は1週前には小倉へ入厩して態勢は万全
その愛知杯では6Fロンスパ戦により先行馬総崩れの流れを先行しての敗戦。2走前小倉大賞典も牡馬相手に加えて2F目以降一貫して速いラップを踏み続ける先行馬受難のレースを先行失速。そして前走福島牝馬Sは不得手な遠征競馬。このようにそれなりに敗因ははっきり。今回は洋芝がどう出るかは未知も滞在競馬となることはプラス。また愛知杯と同じ55㎏でも今回は別定戦で他馬との斤量差も縮まりますし、良馬場で開幕2週目のキレイな馬場に替わる点もプラス材料。そしてこのコースに相性の良い母父キングカメハメハという血統の後押しもあります。負け過ぎの近況ではありますが、案外プラス材料は多いですので決して無視は出来ない1頭だと思います
・カリビアンゴールド
昨年3着馬。そのレースをはじめ函館・札幌では【1-3-3-1】。前走巴賞でも3着好走して、これで3歳時から4年連続での北海道戦好走となりましたので、ここまで相性が良いとなると洋芝云々もですが滞在競馬も合うのだろうと思われます。また近走の牝馬限定重賞を振り返ると、2019クイーンSが勝ち馬と時計差なしの3着→中山牝馬Sは道悪にノメりまくって能力を発揮出来ず15着大敗→福島牝馬S4着と良馬場なら2戦共に好戦して来た実績があります。となると洋芝+良馬場+牝馬限定戦と条件が揃う今回は当然好勝負必至ということになります
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左回り【1-4-1-3】に対し右回り【1-0-0-5】と右回りには良績が少ない同馬。その原因は右回りでは内にモタれてしまうということで、唯一の好走レースでも直線ではかなり内にモタれて走っていました。条件級ではそれでもなんとかなりましたが、重賞レベルになるとそれは致命傷になりかねなくて、事実秋華賞などはそのせいで馬券内好走を逃してしまったと言っても良い内容でした。直近の右回り戦でもその悪癖は変わっておらず、進路があってもそこに誘導出来ないほどにモタれるところを見せていましたので、あれを見ているととてもではないですが楽観的にはなれません。内ラチ沿いを走らせれば多少は変わるのかなとは思いますが、脚質的にラチ沿いを走らせ続けるのはかなりの運がないと難しいでしょうから、例え内枠を得たとしても手は出にくいというのが正直なところです。穴人気しそうな様子もありますが、ならば尚更消して妙味と言えるでしょう
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それなりのトップスピードのレベルは持っているものの、馬券内にまで届いてるレースは概ねレースラップのラスト2-1Fの減速幅が大きいレース。どちらかと言えば長く良い脚を使えるタイプですから、ロンスパ戦になりラップが分散する形で良さが出そうですし(出そう、と書いたのは実はこれまでほぼロンスパ戦を経験していない)、4走前を見ても前半から基礎スピードを問われる形でも良さが出そうです。札幌芝1800mはスローからの4~5Fロンスパ戦になりやすい舞台ですから、そういう意味では同馬のキャラクターに合うと思われます。ただゲート不安は気になるポイントで、近走は出遅れるか、出てもダッシュが付かないというレースばかり。ポジションが重要なコース・レースだけにこの点は看過できないポイントです。どうもゲートに入ってから時間が経過するほどに中でうるさくなる傾向が見て取れますので、外枠偶数枠なら出る可能性がありますので、まずは枠順が重要になるのではないでしょうか。まともにゲートを出て位置を取れれば好勝負でしょう