皆様、こんばんは。
8月会員様の募集を開始しておりますので、ご検討中の方はこちらの記事をご覧下さい。埋まらないとは思いますが、今月から定員を決めておりますのでなるべくお早目にご検討頂けますと幸いです。
さて、本日も「クイーンS」について。今日は昨日触れていなかったレースそのものについての分析を行って参ります。まずは過去5年のレースラップと3着内好走馬一覧をご覧下さい。


昨日の記事でも書いた通り、札幌芝1800mはスタート後すぐに1角を迎えるコース。内枠優勢であると同時に前半からペースが上がり切らないという特徴もあります。過去5年のレースラップを見てみると、2017年と2018年は前半4Fが46秒台と流れていますが、前者は基礎スピードに優れたアエロリットが後続を1秒以上離し、後者は逃げ争いが激しくなり逃げ馬が3番手以下を1秒以上離したという背景があって、2番手(3番手)以下はスローペースだったというレースです。従って前半からスローで流れるのが基本だと考えるべきですから、重要なのは後半性能ということになります。
その後半のペースアップ位置はバラバラ。ただ2角を抜けて短い向正面の直線に入るのが残り5F目ですから、この地点からペースアップするのがオーソドックスな形。ただ牝馬限定戦ですから早めに動いてスタミナを削るような形にはなりづらく、概ね4Fロンスパ戦になると考えれば良いでしょう。従って極端に速いラップを求められることはありませんが、4F通過が48.0秒を超えた2010年・2016年・2019年はラスト2F目にそれぞれ11.2秒・11.2秒・11.1秒の速いラップを踏んでいますので、かなりのスローが想定されるようなメンバーの場合にはトップスピードのレベルにも気を配る必要があります。
ペースが落ち着く傾向にあり、いくらコーナー径が緩いと言っても小回りコースには変わりありませんので脚質的には先行馬優勢。過去5年の3着内好走馬15頭中7頭は3角4番手以内馬でした。
また昨日書いた通りの内枠優勢で、15頭中6頭までもが1・2枠馬で、15頭中10頭が馬番6番以内の馬。もっと言えば馬番1・2番馬の成績が圧倒的で、札幌開催過去10年まで振り返っても【3-3-2-12】勝率15.0%(単回値143円)連対率30.0%、複勝率40.0%(複回値138円)と単複ベタ買いプラス。コース傾向通りに内枠のアドバンテージは相当大きいと考えるべきでしょう。
前走ステップ別成績は以下の通り(札幌開催過去10年)

札幌開催過去10年で複数の好走馬を出しているのは「ヴィクトリアマイル」「マーメイドS」「オークス」の3レースのみ。今年は3歳馬の参戦がありませんから、深く考察すべきは「ヴィクトリアマイル」と「マーメイドS」の2レースということになります。
前走「ヴィクトリアマイル」組については、そこで先行していたか否かがポイント。「ヴィクトリアマイル」で3角4番手以内の競馬をしていた馬は【2-4-0-4】で、該当馬が存在した6年全てで連対しているという激熱データになりますので、該当馬は無条件でマークが必要です。
前走「マーメイドS」組については、前走5人気以内馬【0-3-2-10】に対し、6人気以下馬【1-0-0-12】。前走5人気以内に支持されていることがポイントと言えるでしょう。
最後に人気別成績(札幌開催過去10年)

3着内好走馬30頭中13頭が5人気以下馬。過去10年中9年で1頭以上が馬券に絡んでおり、人気薄台頭の余地は十分にあるレースです。5人気以下で馬券に絡んだ13頭中7頭が父or母父がミスタープロスペクター系(アンブライドルド経由馬は除く)の馬。該当馬は【2-4-1-16】勝率8.7%(単回値229円)連対率26.1%、複勝率30.4%(複回値120円)で、該当馬は過去10年中7年で馬券絡み。人気薄としてはかなりのハイアベレージと言えますから、該当馬は必ずマークが必要です。
ということで本日は以上。
クイーンSのデータ面から浮かび上がる穴馬がこの馬
↓ ↓

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元々は内回りの中距離戦で頭角を現した馬で、母の特徴的にも恐らくそこにスイートスポットがあるだろう同馬。ただこれまでのキャリアで小回り(内回り)中距離戦を使われたのはたった一度のみ(それが頭角を現したレース)。今回はそれ以来の小回り中距離戦で、母父キングマンボ系で血統的にも穴データに合致。穴ならこの馬でしょう
一方でこの血統データ合致馬は・・・
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同馬も母父キングマンボ系、そして先行馬。データ的には穴を開ける資格はあるものの、2走前は前後半49.0‐49.4秒、前走は同47.4‐47.2秒と楽ではないものの厳しくないペースを先行して共に見せ場なく敗退。流石にこれではいかにデータに合致していると言っても狙えないですね・・・
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昨日の記事でも書いた通り、札幌芝1800mはスタート後すぐに1角を迎えるコース。内枠優勢であると同時に前半からペースが上がり切らないという特徴もあります。過去5年のレースラップを見てみると、2017年と2018年は前半4Fが46秒台と流れていますが、前者は基礎スピードに優れたアエロリットが後続を1秒以上離し、後者は逃げ争いが激しくなり逃げ馬が3番手以下を1秒以上離したという背景があって、2番手(3番手)以下はスローペースだったというレースです。従って前半からスローで流れるのが基本だと考えるべきですから、重要なのは後半性能ということになります。
その後半のペースアップ位置はバラバラ。ただ2角を抜けて短い向正面の直線に入るのが残り5F目ですから、この地点からペースアップするのがオーソドックスな形。ただ牝馬限定戦ですから早めに動いてスタミナを削るような形にはなりづらく、概ね4Fロンスパ戦になると考えれば良いでしょう。従って極端に速いラップを求められることはありませんが、4F通過が48.0秒を超えた2010年・2016年・2019年はラスト2F目にそれぞれ11.2秒・11.2秒・11.1秒の速いラップを踏んでいますので、かなりのスローが想定されるようなメンバーの場合にはトップスピードのレベルにも気を配る必要があります。
ペースが落ち着く傾向にあり、いくらコーナー径が緩いと言っても小回りコースには変わりありませんので脚質的には先行馬優勢。過去5年の3着内好走馬15頭中7頭は3角4番手以内馬でした。
また昨日書いた通りの内枠優勢で、15頭中6頭までもが1・2枠馬で、15頭中10頭が馬番6番以内の馬。もっと言えば馬番1・2番馬の成績が圧倒的で、札幌開催過去10年まで振り返っても【3-3-2-12】勝率15.0%(単回値143円)連対率30.0%、複勝率40.0%(複回値138円)と単複ベタ買いプラス。コース傾向通りに内枠のアドバンテージは相当大きいと考えるべきでしょう。
前走ステップ別成績は以下の通り(札幌開催過去10年)

札幌開催過去10年で複数の好走馬を出しているのは「ヴィクトリアマイル」「マーメイドS」「オークス」の3レースのみ。今年は3歳馬の参戦がありませんから、深く考察すべきは「ヴィクトリアマイル」と「マーメイドS」の2レースということになります。
前走「ヴィクトリアマイル」組については、そこで先行していたか否かがポイント。「ヴィクトリアマイル」で3角4番手以内の競馬をしていた馬は【2-4-0-4】で、該当馬が存在した6年全てで連対しているという激熱データになりますので、該当馬は無条件でマークが必要です。
前走「マーメイドS」組については、前走5人気以内馬【0-3-2-10】に対し、6人気以下馬【1-0-0-12】。前走5人気以内に支持されていることがポイントと言えるでしょう。
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3着内好走馬30頭中13頭が5人気以下馬。過去10年中9年で1頭以上が馬券に絡んでおり、人気薄台頭の余地は十分にあるレースです。5人気以下で馬券に絡んだ13頭中7頭が父or母父がミスタープロスペクター系(アンブライドルド経由馬は除く)の馬。該当馬は【2-4-1-16】勝率8.7%(単回値229円)連対率26.1%、複勝率30.4%(複回値120円)で、該当馬は過去10年中7年で馬券絡み。人気薄としてはかなりのハイアベレージと言えますから、該当馬は必ずマークが必要です。
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同馬も母父キングマンボ系、そして先行馬。データ的には穴を開ける資格はあるものの、2走前は前後半49.0‐49.4秒、前走は同47.4‐47.2秒と楽ではないものの厳しくないペースを先行して共に見せ場なく敗退。流石にこれではいかにデータに合致していると言っても狙えないですね・・・