皆様、こんばんは。
先週の「宝塚記念」で春のG1も終了し、今週から夏競馬がスタート。
夏競馬には夏競馬の面白さや楽しさがありますし、この時期の競馬が秋に繋がることは言うまでもありません。小さな積み重ねが秋以降の馬券に繋がって行きますので、今週以降も変わらずに競馬に向き合って参ります。どうぞよろしくお願い致します。
さて今週は「CBC賞」と「ラジオNIKKEI賞」の2重賞ですが、まずは「CBC賞」から分析を始めて行きたいと思います。
今年は京都競馬場の整備工事に伴い変則日程となり、通常中京開催の時期ですが阪神開催に変更。それに伴い「CBC賞」も阪神で施行されることになります。ということで、まずは阪神芝1200mコースについて考えてみましょう。


阪神芝1200mは向正面からのスタートで内回りコースを使用するレイアウト。スタート後から残り200mまで下りが続きますが、スタート後に上りになる京都芝1200mとは全く違うレイアウト。従ってテンからスピードに乗ることになりますが、下り勾配は中山芝1200mよりも緩やかですので(阪神は1000mで2m下るのに対し、中山は300mで4m弱下る)中山芝1200mのように極端な激流になることはあまりありません。

これは阪神芝1200mで行われる「セントウルS」の良馬場過去5年のレースラップ。セントウルSが行われる9月阪神は野芝のみの馬場なので高速度が全く違いますから、あくまで参考情報として受け取って頂きたいですが、前半からペースが上がって段階的に減速して行くようなラップを踏んでいることが分かるかと思います。
セントウルS平均ラップ(良馬場過去5年)
12.0-10.5-10.9-11.0-11.1-11.9(33.4-34.0)
ただテンから段階的に減速ラップを踏むと言っても極端なものではなく、イメージとしては持続的に速いラップを踏み続ける感じ。スタート後3角まで243mしかないため場合によってはかなり前半が緩む場合もあって、ラスト1Fで差し馬が大逆転、というシーンはそれほど見られません

これは「過去5年の阪神芝1200m戦(2勝C以上・14頭立て以上)」における4角位置取り別成績ですが、逃げ馬がほぼ50%の確率で馬券に絡んでいるように前に位置できる馬が優勢。
逆に馬群の真ん中から後ろである4角8番手以下馬(表中最下部)は勝率2.0%(単回値20円)複勝率9.1%(複回値26円)と散々ですから、極端な差し馬は評価を下げた方が良さそうです。

これは枠番別成績(上と同じく、2勝C以上・14頭立て以上)ですが内枠優勢。前述通りにスタート後に間もなくコーナーを迎えますし、径も緩くありませんので外枠馬は過度に外に振られる可能性が高く、圧倒的に内枠優勢。大外枠馬については【1-1-1-29】と散々。
次に過去データはあまり使えませんが、一応過去5年の3着内好走馬一覧を掲載しておきます

今年にも使えそうな傾向としては、重ハンデ馬の活躍。ハンデ55.5㎏以上馬は【6-3-7-25】で複回値111円ですから、55.5㎏以上を背負っている時点で好走確率はアップする感覚(現在の施行時期になった2012年以降)。一方で55㎏以下馬は【2-5-1-77】で勝率2.4%(単回値21円)連対率8.2%、複回値9.4%(複回値36円)ですから、その差は歴然。牡馬に限ると【1-1-1-42】ですから、好走確率はかなり下がります。
斤量55.5㎏以上馬に話を戻すと、前走から斤量増で55.5㎏以上を背負った馬は【2-1-2-2】で単回値154円・複回値165円ですから特注パターン。前走から斤量増ということは概ね前走で好走していることになりますから、勢いが重要と言えそうです。
勢いという言う意味では夏競馬らしく前走準OPからの臨戦馬が【1-2-1-10】と4頭の馬券絡みしていますが、前走準OP勝利馬に限ると【1-1-1-2】。勢いのある昇級馬には要注意。
同様に前走OP特別出走馬についても、前走5着以内馬【4-0-2-25】に対して6着以下【0-1-1-33】ですから、やはり勢いは重要です(5着で勢いがあるのかと言われるとアレですが・・・)
と言うことで、こんな感じコースの特徴や過去データを頭に入れて予想に入って行きたいと思いますが、現時点での最注目馬はこの馬
↓ ↓

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前走は前後半33.5‐34.2秒。速い時計が出る馬場もコースを考えると前半はそこそこ流れたレースでしたが、11.4‐11.3‐11.5秒と上がりも速くなり減速しなかった流れ。これを後方から差し込んだ内容は高く評価出来て、先着した相手を考えてもここで十分通用する計算になります。鞍上の継続騎乗もかなり心強く、最有力の一頭だと思います
一方で懐疑的な見方をしているのはこの馬
↓ ↓

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脚部不安での長休明け以降は休養前の能力を発揮出来ない走り。前走は勝ち馬との着差は小さかったですが超スローの流れでブービー馬でも0.9秒差でゴールしたレース。追われてからトップスピードに入れない様子は致命的とも思えて、ここでの一変は望み薄ではないでしょうか。とりあえずは最終追い切りでどういう走りをしてくるかには注目ですね
先週の「宝塚記念」で春のG1も終了し、今週から夏競馬がスタート。
夏競馬には夏競馬の面白さや楽しさがありますし、この時期の競馬が秋に繋がることは言うまでもありません。小さな積み重ねが秋以降の馬券に繋がって行きますので、今週以降も変わらずに競馬に向き合って参ります。どうぞよろしくお願い致します。
さて今週は「CBC賞」と「ラジオNIKKEI賞」の2重賞ですが、まずは「CBC賞」から分析を始めて行きたいと思います。
今年は京都競馬場の整備工事に伴い変則日程となり、通常中京開催の時期ですが阪神開催に変更。それに伴い「CBC賞」も阪神で施行されることになります。ということで、まずは阪神芝1200mコースについて考えてみましょう。


阪神芝1200mは向正面からのスタートで内回りコースを使用するレイアウト。スタート後から残り200mまで下りが続きますが、スタート後に上りになる京都芝1200mとは全く違うレイアウト。従ってテンからスピードに乗ることになりますが、下り勾配は中山芝1200mよりも緩やかですので(阪神は1000mで2m下るのに対し、中山は300mで4m弱下る)中山芝1200mのように極端な激流になることはあまりありません。

これは阪神芝1200mで行われる「セントウルS」の良馬場過去5年のレースラップ。セントウルSが行われる9月阪神は野芝のみの馬場なので高速度が全く違いますから、あくまで参考情報として受け取って頂きたいですが、前半からペースが上がって段階的に減速して行くようなラップを踏んでいることが分かるかと思います。
セントウルS平均ラップ(良馬場過去5年)
12.0-10.5-10.9-11.0-11.1-11.9(33.4-34.0)
ただテンから段階的に減速ラップを踏むと言っても極端なものではなく、イメージとしては持続的に速いラップを踏み続ける感じ。スタート後3角まで243mしかないため場合によってはかなり前半が緩む場合もあって、ラスト1Fで差し馬が大逆転、というシーンはそれほど見られません

これは「過去5年の阪神芝1200m戦(2勝C以上・14頭立て以上)」における4角位置取り別成績ですが、逃げ馬がほぼ50%の確率で馬券に絡んでいるように前に位置できる馬が優勢。
逆に馬群の真ん中から後ろである4角8番手以下馬(表中最下部)は勝率2.0%(単回値20円)複勝率9.1%(複回値26円)と散々ですから、極端な差し馬は評価を下げた方が良さそうです。

これは枠番別成績(上と同じく、2勝C以上・14頭立て以上)ですが内枠優勢。前述通りにスタート後に間もなくコーナーを迎えますし、径も緩くありませんので外枠馬は過度に外に振られる可能性が高く、圧倒的に内枠優勢。大外枠馬については【1-1-1-29】と散々。
次に過去データはあまり使えませんが、一応過去5年の3着内好走馬一覧を掲載しておきます

今年にも使えそうな傾向としては、重ハンデ馬の活躍。ハンデ55.5㎏以上馬は【6-3-7-25】で複回値111円ですから、55.5㎏以上を背負っている時点で好走確率はアップする感覚(現在の施行時期になった2012年以降)。一方で55㎏以下馬は【2-5-1-77】で勝率2.4%(単回値21円)連対率8.2%、複回値9.4%(複回値36円)ですから、その差は歴然。牡馬に限ると【1-1-1-42】ですから、好走確率はかなり下がります。
斤量55.5㎏以上馬に話を戻すと、前走から斤量増で55.5㎏以上を背負った馬は【2-1-2-2】で単回値154円・複回値165円ですから特注パターン。前走から斤量増ということは概ね前走で好走していることになりますから、勢いが重要と言えそうです。
勢いという言う意味では夏競馬らしく前走準OPからの臨戦馬が【1-2-1-10】と4頭の馬券絡みしていますが、前走準OP勝利馬に限ると【1-1-1-2】。勢いのある昇級馬には要注意。
同様に前走OP特別出走馬についても、前走5着以内馬【4-0-2-25】に対して6着以下【0-1-1-33】ですから、やはり勢いは重要です(5着で勢いがあるのかと言われるとアレですが・・・)
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前走は前後半33.5‐34.2秒。速い時計が出る馬場もコースを考えると前半はそこそこ流れたレースでしたが、11.4‐11.3‐11.5秒と上がりも速くなり減速しなかった流れ。これを後方から差し込んだ内容は高く評価出来て、先着した相手を考えてもここで十分通用する計算になります。鞍上の継続騎乗もかなり心強く、最有力の一頭だと思います
一方で懐疑的な見方をしているのはこの馬
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脚部不安での長休明け以降は休養前の能力を発揮出来ない走り。前走は勝ち馬との着差は小さかったですが超スローの流れでブービー馬でも0.9秒差でゴールしたレース。追われてからトップスピードに入れない様子は致命的とも思えて、ここでの一変は望み薄ではないでしょうか。とりあえずは最終追い切りでどういう走りをしてくるかには注目ですね